皆さん、こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
さて、今年の高知県は、梅雨明けが7月19日と、
平年より2日ほど遅かったようですが、
梅雨明け後は連日のように猛暑が続き、
7月29日には我が町佐川町も、体温超えの37℃を記録し、
ちょっと外を歩いただけで汗が吹き出し、クラクラするほどでした。
全国的にも猛暑のようですので、熱中症には本当に気をつけましょう。
さて、そんな盛夏に取り上げる今回の土佐の旬の食材は……
なぜか私は暑い時期になると無性に食べたくなってしまうという、
ゴーヤーを取り上げたいと思います。
そして料理は、「ゴーヤーとチクワのワサビ醤油マヨ和え」
を作ってみたいと思います。
まずゴーヤーとは、和名は「ツルレイシ」というそうで、
苦瓜とも呼ばれる、ウリ科ツルレイシ属のつる性の一年草だそうです。
原産地は熱帯アジアといわれ、日本には江戸時代に伝わったらしく、
沖縄と九州を中心に栽培されてきましたが、
近年は全国各地で栽培されているのだそうで、
高知県でも最近は産直市などで夏の定番となっています。
旬は、6月から8月の夏場ですから、まさに今が旬の真っ盛りです。
次にゴーヤーの栄養価や効能ですが、まずは南方の野菜ですから、
水分も多く、体を冷やす効果もあるため、
やはり暑い夏にはうってつけの野菜といえるようです。
また、ゴーヤーの苦味成分には、胃の働きを活発にして消化液を出し、
食べ過ぎによる胃もたれなどを緩和する効果があるのだそう。
チャランチン、モモデルシン、コロコリン酸などが苦味成分の基で、
チャランチンはインスリンとグルカゴンの分泌促進、
コロコリン酸はインスリンの分泌促進の効果があり、
血糖値の正常化にも働いているといわれています。
さらに、特筆すべきはそのビタミンCの量。
何とレモンの約2~4倍、トマトの約3~5倍というのですから、驚きです!
しかもゴーヤーのビタミンCは、野菜の中で唯一(唯一ですよ、唯一!)、
加熱に強いという特性まで持っているというのです!
ビタミンCには、美肌美白効果もありますから、
これは女性の皆さんには嬉しい限りではないでしょうか。
さらに、食物繊維も多く含まれ、何とセロリの約30倍!
食物繊維は、腸内環境を整え、
コレステロール値を低下させる効果や血糖値を下げる効果もあり、
糖尿病予防効果もあるのだそう。
さらにさらに、カルシウムも多く、これまた何と牛乳の約14倍なのだとか!
カルシウムは、骨を丈夫にしてくれる他、
老化防止や免疫力向上などの効果があるようです。
まだまだあります!
貧血予防に効果のある鉄分はホウレン草の約2倍、
体脂肪の増加を防ぐ効果のある共益リノール酸も多く含むというのです!
これまでも、いろんな栄養価の高い食材を取り上げてきましたが、
そんな中でもゴーヤーは群を抜いています!
ですから食べ過ぎには注意。
良く効く薬は取り過ぎると毒になるのと同様、
ゴーヤーの苦味成分も取り過ぎると胃散が出過ぎ、
腹痛や下痢を起こすこともあるようですから、注意が必要なのです。
では早速、「ゴーヤーとチクワのワサビ醤油マヨ和え」
を作ってみましょう。
まずはゴーヤーを縦に半分に切り、種とワタを取り除いて輪切りにし、
塩を振って少し置きます。
少し置いたゴーヤーを軽く絞り、水気を切ります。
続いてチクワも縦半分に切り、斜め薄切りにします。
そしてゴーヤーとチクワをボウルに入れ、醤油とワサビを同量程度加え、
さらにマヨネーズはワサビの4倍程度を加え、
よく混ぜ合わせたら、早くも完成です。
これは本当に簡単すぎるほど簡単ですね。
そして、この「ゴーヤーとチクワのワサビ醤油マヨ和え」のおいしさを、
さらに倍増させていただくには……
この時期旬の日本酒を合わせていただくこと……ですよね!
今回は「司牡丹・土佐の超辛口本醸造・零下生酒」(超辛口・本醸造生酒)
を合わせてみました。
春先に搾られた超辛口本醸造の生酒を、
そのフレッシュぴちぴちの風味をそのまま封じ込めるため、
マイナス5℃以下で零下貯蔵し、夏場まで低温熟成させた、
軽快なめらかで爽やかさとキレが抜群の、夏しか飲めない旬のお酒です。
では早速、「ゴーヤーとチクワのワサビ醤油マヨ和え」と
「司牡丹・土佐の超辛口本醸造・零下生酒」を
合わせていただいてみましょう!
まずは「ゴーヤーとチクワのワサビ醤油マヨ和え」を一口……パクッ……
シャキ、シャキ……うん!旨い!
まず最初に、ゴーヤーのシャキッとした食感と苦味と、
ワサビの独特の爽やかな辛味がガツンときて、
これはもう酒が欲しくなる、それも日本酒の生酒を舌と喉が求めてきます!
さらに、チクワのやわらかな食感とうま味、
マヨネーズの優しい酸味、醤油の塩味とうま味……
これらが見事に融合し、
パーフェクトな酒の肴であることを証明してくるのです!
こんなに簡単な料理が、これほどのポテンシャルを持っているとは!
正直、食べてみて初めて分かる凄さです!
そこに、よく冷えた「土佐超零下生酒」をキュッと……。
あぁ……爽やかっ!この料理のあらゆる味という味が、
一層一体感を増して口中いっぱい膨らんで、後口は爽やかにサラリとキレ、
高原に吹きわたる風のような心地良さを感じさせながら、
酒のおいしさも料理のおいしさも倍増します!
この酒を飲めば、またこの料理が食べたくなり、
この料理を食べれば、またこの酒が飲みたくなり、
これはマジで、交互にやると杯も箸も止まらなくなる、
あまりに見事な酒と肴の組み合わせといえるでしょう!
料理法も簡単ですし、何より栄養価も豊富で夏バテ防止にもなり、
しかもおいしくて、日本酒ともバッチリ合うというのですから、
これはもう、夏の定番中の定番料理にすべきでしょう。
さらにこの酒なら、たとえ毎晩1本空けても、財布の負担も少ないですし、
もはや言うことなしでしょう!
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。
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https://www.meimonshu.jp/modules/sakemap3/index.php?page=sakedetail&lid=1167
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