皆さん、こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
さて、先日の5月20日は暦の二十四節気の「小満」でしたが、
これは、陽気が良くなって万物が次第に成長して天地に満ち始める、
という意味があります。
今回は、そんな「小満」の時期に最もふさわしい、
そら豆を取り上げたいと思います。
そして料理としては、「そら豆とベーコンのガリバタ醤油炒め」を、
ご紹介させていただきましょう。
さてまず、そら豆の旬ですが、地域によって若干異なりますが、
だいたい4月から6月頃の初夏で、その名の通り、
実が空に向かって実る様は、まさに「小満」のイメージそのものです。
そして、そら豆はマメ科ソラマメ属で、ダイズ、ラッカセイ、
エンドウマメ、インゲンマメ、ヒヨコマメと共に、
6大食用豆と呼ばれているようです。
チグリスユーフラテスの流域からエジプトで、
4000年以上も前から食用として栽培されていたのだとか。
日本には奈良時代に伝えられたそうです。
そして、そら豆の栄養ですが、ナント!
若返りの野菜と言われるほどの美容効果や健康効果が期待できるんだとか!
まず、そら豆に多く含まれるビタミンB2は、
「成長のビタミン」とも言われ、皮膚や毛髪、爪などの成長を促進し、
さらに老化の原因となる体内の過酸化物質をスムーズに分解することで、
肌のシミやシワ、白髪などを予防してくれるのだそう!
また、亜鉛が不足すると、湿疹やニキビなど、
肌荒れの原因になるようなのですが、
そら豆は豆類の中でも特に亜鉛が多く含まれているのだとか!
100g(約20粒)中に2.4mg含まれるそうで、
これだけで1日の摂取適正量の約3分の1が摂れるのだそうです。
そら豆料理で、肌荒れは改善、皮膚のトラブルも解消し、
いつまでも美しいお肌を保つことができるという訳です!
さらにそら豆は、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1、
脂質の代謝に関わるビタミンB2が豊富ですが、
これらビタミンB群は、炭水化物や脂肪分を効率よく代謝し、
体内に蓄積された体脂肪を分解する働きがあるそうで、
つまりダイエット効果が期待できるということ!
さらにさらに!そら豆には利尿効果があり、
体内の滞った水分をスッキリ排出してくれ、また胃腸の働きを整える、
お酒を分解する、などの効果もあるようですので、
飲みすぎによるムクミや二日酔いの改善にも効果があるというのですから、
ますます嬉しいですよねっ!
そして、まだまだそら豆には、食物繊維、カリウム、
鉄分などの体を健康に保つ栄養素がたくさん含まれており、
便秘解消、コレステロール低下、血糖値上昇の抑制、高血圧予防、
疲労回復、夏バテ予防……等々の効果も期待できるのだそう!
これって、モノスゴくないですか!?
特に女性の方には、これからの初夏の時期は、
連日のようにそら豆料理をいただくことをお薦めします!
さてでは、今回のそら豆料理「そら豆とベーコンのガリバタ醤油炒め」を
早速作ってみましょう。
用意するのは、およそ2人前で、そら豆(さやつき)10本、
スライスベーコン1枚、にんにく1片、塩少々、赤唐辛子(輪切り)1/3本、
オリーブオイル大さじ1、バター10g、
醤油小さじ1、粗挽き黒胡椒少々、です。
まず、そら豆のさやを絞るようにしてひねって取り出します。
次に、そら豆の黒いつめの部分にそって切り目を入れます。
ベーコンは5mm幅に切り、にんにくは芯を除いてみじん切りにします。
続いて、鍋にたっぷりの湯を沸かして塩を加え、
そら豆を入れて2分程ゆでます。
ゆであがったら、そら豆をざるに上げて湯を切り、
粗熱が取れたら薄皮をむきます。
お次は、フライパンにベーコン、にんにく、赤唐辛子、
オリーブオイルを入れて弱火にかけます。
香りが立ったら中火にし、そら豆を入れてさっと炒めます。
続いて、バターと醤油を加えて全体を絡めます。
最後に黒胡椒を振りかけて、完成です。
では、「そら豆とベーコンのガリバタ醤油炒め」を、
早速いただいてみましょう!
ぱくり…………うんま~いっっっ!!!
ホクホクした芋みたいなそら豆の甘味、そこにベーコンのうま味と、
さらに間違いのない「ガーリック&バター&醤油」の風味が加わって、
これ絶対うまいヤツっっ!!
しかもこの味は、間違いなくお酒が欲しくなりますっっっ!!
……と、いうことで、この「そら豆とベーコンのガリバタ醤油炒め」
のおいしさを、倍増させていただくには……
この時期旬の日本酒を合わせていただくこと!……ですよね。
今回は、夏しか飲めない旬のお酒、
「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)
を選ばせていただきました。
春先に搾られた純米酒の生酒を、加熱殺菌など一切行わず、
搾りたての鮮度をそのまま封じ込めるため、
マイナス5度以下で零下貯蔵したものです。
フレッシュで爽やか、かつ軽快でなめらかな生酒ならではの風味が、
10℃程度にキーンと冷やしていただくと一層心地よく、
夏の旬の食材のおいしさを倍増させてくれます。
では早速、「そら豆とベーコンのガリバタ醤油炒め」をいただいた後に、
一口キュッと……う~ん!お・い・し~いっっ!
そら豆や枝豆などは、一般的には塩ゆでにして
ビールと合わせるイメージしかないという方が多いかもしれませんが、
この「そら豆とベーコンのガリバタ炒醤油め」は、絶対ビールより日本酒、
それも生酒ですっ!
そら豆の青々しい風味と生酒独特のなめらかな風味が……
バターの発酵乳製品のうま味+醤油のうま味と純米酒の米麹のコクが……
唐辛子+黒胡椒+ニンニクのピリッとした辛味と
辛口のキリッとした飲み口と後口のキレが……
三位一体のおいしさを倍増どころか三倍増にまで膨らませてくれます!
さらに、この酒が極めて爽やかに後口を切ってくれますから、
それでなくても止まらなくなる禁断の『ガリバタ醤油』風味に対して、
『もう一口!』という感じで喉から手が出てきそうなほどで、
さらにお料理を一口いただけば、またまた『零下貯蔵生酒』を、
喉が切望してくるのです。
つまり、飲んで食べて飲んで食べて飲んで食べて……が、
止まらなくなるということです!
ホントにこのお料理とお酒の組み合わせは、
「やめられない止まらない度数」なんていうのがもしあったとしたら、
最高レベルの高得点を叩き出すのではないでしょうか?
しかも、そら豆には嬉しい美容効果や健康効果もあるというのですから……
これはもう、初夏になったら「そら豆とベーコンのガリバタ醤油炒め」と、
キーンと冷やした純米生酒に決まりということでしょう!
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。
■「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)は、コチラをクリック!
https://www.tsukasabotan.co.jp/season_limit/natu.html
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