お客様の声

2024年2月ー第208回目

皆さん、こんにちは。

おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。

あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】

と思いませんか?

このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、

さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、

月1回程度のペースでお届けいたしております。

 

 

さて、我が町佐川町では「佐川酒蔵ロードひなまつり」が開催されており、

いつもより町内が華やかで、ひなまつり気分が満開で、

昼間は暖かい日が増えましたが、まだまだ朝夕は寒い日が続いています。

そしてそんな冬から春への季節の変わり目は、

風邪をひいたり、体調をくずしたりしやすいもの。

そこで今回は、栄養豊富で滋養強壮に効果があり、

かつ簡単でおいしく作れる、

そんな旬の食材とお料理をご紹介させていただきましょう。

それは……「葉にんにく入りおから」です!

 

 

葉にんにくは、高知県一円で一般的にどこでも売られていますが、

他県ではあまり見かけることのない冬の緑黄色野菜です。

にんにくの成長過程の若い葉を収穫したもので、

春になるとにんにく芋が成長し、養分がそちらに取られるため、

葉はおいしくなくなるそうですから、

やはり葉にんにくの旬は冬場ということになります。

そして何といっても葉にんにく最大の特徴は、

栄養面の効果が大変優れたスタミナ野菜だということ。

カロテン、カリウム、カルシウム、ポリフェノール、

ビタミンC、鉄分などが豊富で、

なかでも特筆すべきはアリシンの薬効なのだそう。

アリシンは、殺菌、抗菌作用に優れた成分で、

その強力さは、10万倍に薄めた液でも、

コレラ菌やチフス菌や赤痢菌などに強い抗菌力を示すのだとか!

さらに疲れやすい体に不足しがちなビタミンB1の吸収を助け、

滋養強壮やエネルギー吸収にも役立つというのですから、

確かにこれはスゴいですね。

しかし、いくら栄養価が優れていても、

おいしくなければあまり意味がありません。

ところがこの葉にんにく、とにかくおいしいんです!

土佐の高知では、ヌタにしていただいたり、

ニラと同じ使い方で、すき焼きの具材に欠かせない存在でもあります。

そんな葉にんにくを使った料理として今回は、

「葉にんにく入りおから」をご紹介させていただきます。

ちなみに、おからも高タンパクでヘルシーで食物繊維も豊富で、

栄養豊富な食材なのです!

 

 

では早速、「葉にんにく入りおから」を、作ってみましょう。

まず用意するのは、おからは300gほど、葉にんにくは1束の半分ほど、

カマボコ1本、出汁醤油かめんつゆを適量、唐辛子1本の半分ほど、

オリーブオイル少々と、あとは水です。

作り方は、まず唐辛子を刻み、オリーブオイルに漬けておきます。

次に葉にんにくを、1cmほどの長さに切ります。

続いて、カマボコも1cm角くらいに切ります。

お次は、唐辛子入りオリーブオイルで、葉にんにくとカマボコを炒めます。

葉にんにくがしんなりしてきたら、おからを加え、さらに炒めます。

ある程度炒めたら、これに出汁醤油かめんつゆを水で適度に薄めたものを、

少しずつ加えながら、さらに炒めます。

ちなみに私は、高知県土佐清水市の名産「宗田節」の出汁が入った、

「宗田節だし醤油」を使いました。

全体に火が通って炒められたら、もう完成です。

これは、本当に簡単ですね!

 

 

そしてさらに、この料理のおいしさを倍増させるには……

そうです!今が旬の日本酒を合わせて楽しむこと、ですよね!

そして今回合わせる今が旬の日本酒は……

「船中八策・薄にごり」(超辛口・純米薄にごり生酒)です!

華やかな上立ち香とフレッシュな含み香を持ち、

ソフトでやらわかな薄にごりの味わいと、

爽やかな後口のキレの良さは、

これぞ超辛口の薄にごり生酒ならではのおいしさなのです。

 

 

では早速、「葉にんにく入りおから」を一口いただき、

続いて「涼冷え」(15℃程度)に冷やした「船中薄にごり」をキュッと……

うん!これはおいしいです!

このお酒のフレッシュな含み香と、

薄にごりのやわらかな旨味とほのかな苦味が、

葉にんにくの独特の風味とほのかな甘味、

唐辛子の辛味、宗田節だし醤油のうま味、

それらの沁みこんだおからのナチュラルな風味とやわらかな食感、

カマボコの弾力ある食感とうま味などと見事にマッチし、

さらにこの料理の様々な味わいを、口中いっぱいに膨らませ、

身体の芯まで沁みわたらせてくれます!

特に、薄にごりのフンワリ感と、おからのフンワリ感が、

絶妙に響き合うところが最高です!

そして後口は心地良いほど爽やかにサラリとキレて、

この料理の様々な味わいの構成成分を、

爽やかに洗い流してくれるのです。

また、お酒にも料理にも、早春の生命力のようなものが感じられますから、

体内にも生命力があふれてくるようなイメージをもたらせてくれます。

そして、交互にやればいくらでもイケて、止まらなくなる、

クセになってしまうおいしさと言えるでしょう!

 

 

春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。

それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。

そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。

そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、

10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。

 

 

■「船中八策・薄にごり」(超辛口・純米薄にごり生酒)は、コチラをクリック!

https://www.meimonshu.jp/modules/sakemap3/index.php?page=sakedetail&lid=1641

 

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