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◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」


〈3月1日〉「行進曲の日」「防災用品点検の日」「豚の日」

 「行進曲」と「3月」とが、英語じゃあ「march」っちゅうおんなじスペルやき、3月最初のこの日は「行進曲の日」ながやと。

 またこの日は、季節の変わり目の年4回、防災用品の点検を行うて災害に備える「防災用品点検の日」でもあるがぜよ。防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱した日で、関東大震災の起きた9月1日の他、3月1日、6月1日、12月1日の年4回あるがやき。

 さらにこの日は、1972年(昭和47年)に、アメリカのエレン・スタンリー、メアリー・リン・レイブ姉妹が、最も利口で役に立つ家畜である豚への感謝をこめて制定したとされちゅう、「豚の日」でもあるがよ。アメリカじゃあ各地で豚の品評会が行われるがやと。

 ほいたらこの日は、まずは「行進曲(マーチ)」をBGMに流しもって、防災用品を点検せにゃあイカンがやき。電池、非常食、非常用飲料水、消火器、避難ロープ等々の点検らあて、まあ面白うはないきに、「行進曲」を流しもって動きゃあ、ちったあ楽しゅう、テキパキとできるっちゅうもんながよ。

 ほんで夜は、豚肉をツマミに飲まにゃあイカンがぜよ。この日ばあは、品評会らあに入賞するばあの、ちっくとえい豚肉を用意せにゃあ。ほんで、えい豚肉やったら「豚のしゃぶしゃぶ」がオススメながよ。ほんなら酒は、山廃純米酒のぬる燗あたりがバッチリながぜよ。



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〈3月2日〉「遠山の金さんの日」「ミニチュアの日」
 1840年(天保11年)のこの日、遠山の金さんこと遠山左衛門尉影元が北町奉行に任命されたき、この日は「遠山の金さんの日」ながやと。

 また、「ミ(3)ニ(2)」の語呂合わせから、「ミニチュアの日」でもあるがよ。ミニチュアのボトルとか、ミニチュアハウス、豆本など、とにかくミニチュアやちんまいもんを愛そうっちゅう日ながぜよ。

 ほいたらこの日は、まずは「遠山の金さん」のビデオやDVDを観ろうぜや。昔のもんらあて、案外ようできちょって面白いがぜよ。ほんで夜は、ミニチュアやちんまいもんにこだわって宴会をせにゃあイカンがやき。食べもんでちんまい言うたら、ミニトマトやミニニンジンやラディッシュらあのミニ野菜とか、豆料理とか、小柱とか、小魚とか、小鍋立てとか、意外にいろいろあるもんながよ。ほいたら酒も、ミニチュアボトルとか、カップ酒とか、小瓶とか、とにかくちんまいサイズの全国の地酒を集めて、飲み比べをしてもうぜや。こりゃあ、なかなか楽しそうなろうがよ。  



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〈3月3日〉「上巳・桃の節句・雛祭り」「耳の日」「三の日」
 「上巳の節句」は五節句のひとつで、元々は3月上旬の巳の日やったがが、後に3月3日に変わったがやと。旧暦やと3月3日は桃の花が咲く季節やき、「桃の節句」とも言われるがやき。古来中国じゃあ、上巳の日に川で身を清めて不浄を祓う習慣があったがよ。これが平安時代に日本に取り入れられて、後に紙で作った人形にケガレを移いて、川や海に流いて不浄を祓うようになったがやき。こりゃあ現代の「流し雛」につながるがぜよ。

 この人形が次第に精巧になり、流さんと飾っちょくようになって、雛祭りとして発展してきたがやき。始めは宮中や貴族だけで行われよったがが、やがて武家へ。江戸時代にゃあ庶民の行事になったがぜよ。今じゃち、女の子の健やかな成長を願う伝統行事として定着しちゅうがやき。

 またこの日は、1956年(昭和31年)に日本耳鼻咽喉科学会が制定した「耳の日」でもあるがぜよ。「み(3)み(3)」の語呂合わせと、三重苦のヘレン・ケラーにサリバン女史が指導を始めた日でもあり、さらに電話の発明者グラハム・ベルの誕生日でもあるきに「耳の日」ながやと。

 さらにこの日は、日本三大協会が1993年(平成5年)に制定した「三の日」でもあるがよ。この協会は、「三種の神器」「日本三景」らあて、日本で古来より三つでくくりゃあ安定すると考えられたがは何でからあを研究しゆう団体ながやと。

 ほいたらこの日は、女の子のおる家は当然雛人形を飾って雛祭りパーティ、おらん家じゃちお母さんをお姫様にして、やっぱり雛祭りパーティぜよ。まずは「耳の日」でもあるきに、パーティの前に家族みんなあの耳アカを掃除し合わにゃあイカンがよ。ほんで日本三大珍味のカラスミ、コノワタ、ウニをツマミに飲もうぜや。ほいたら酒は日本酒しかないがぜよ。あとは春らしゅうにアサリの酒蒸し、若竹汁、チラシ寿司でキマリながよ。日本酒も春らしゅうに、薄にごりの霞酒がオススメながやき。子供らあにも甘酒を忘れられんぜよ。



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〈3月4日〉「ミシンの日」「円の日」

 ミシン発明200年を記念して、日本家庭用ミシン工業会(現在は日本縫製機械工業会)が1990年(平成2年)に「ミ(3)シ(4)ン」の語呂合わせから制定したがやと。イギリスのトーマス・セイントが世界で初めてミシンの特許を取得したがは、1790年(寛政2年)やったがよ。ちなみに「ミシン」っちゅう名前は、「sawing machine」(裁縫機械)の「machine」がなまったもんながやと。

 さらにこの日は、「円の日」でもあるがぜよ。1869年(明治2年)、明治政府が貨幣を円形として金銀銅の貨幣を鋳造する円貨の制度を定めたがやき。

 ほいたらこの日は、家にミシンがある人はカミサンにチクと習うて、簡単な縫いもんばあはできるようになっちょこうぜや。ミシンがない人は、ミシン教室でも行って、ちょこっと習うちょきゃあ、いざっちゅう時に役に立つかもしれんがぜよ。

 ほんで夜は、「円の日」じゃき、「円」にこだわったツマミで飲もうぜや。まずは円卓のちゃぶ台でも出してきて、それに座って飲まにゃあイカンがよ。食材も全部「輪切り」にして、それで料理を作らにゃあ。ほんなら酒も、二重の青い円が描かれた、蛇の目模様の「利き猪口」で日本酒を飲もうぜや。味わいもまろやかな、純米酒にせにゃあイカンがぜよ。



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〈3月5日〉「珊瑚の日」「ミスコンの日」
「さん(3)ご(5)」の語呂合わせと、珊瑚が3月の誕生石(他にアクアマリン、ブラッドストーン)やき、この日は「珊瑚の日」ながやと。この日に珊瑚を身につけちょったら、幸運が訪れるっちゅう言い伝えもあるがぜよ。

また、1908年(明治41年)のこの日、時事新報社が全国から「良家の淑女」を対象に写真を募集し、その審査結果を公表したがよ。これが日本初のミスコンテストとなったきに、この日は「ミスコンの日」ながやと。

ほいたらこの日は、珊瑚のアクセサリーや小物らあを身に付けて集うて、珊瑚礁の海の魚介類をサカナに飲まにゃあイカンがよ。この頃が旬の南方の魚介ゆうたら、サヨリ、メバル、トコブシらあかのう。ほいたら酒は日本酒、春しか飲めん薄にごりの霞酒らあがオススメながよ。

ある程度酔うてきたら、「勝手にミスコンテスト!」をやろうぜや。「最初のアコムのCMの小野真弓」とか、「夏目雅子の三蔵法師」とか、「『いまのきみは~ピカピカに光って~♪』の宮崎美子」とか、いつの時代の誰じゃちえいき、ドンドン名前を出いて、勝手にミスコンテストをするがぜよ。年代が近い連中の集いやったら、こりゃ盛り上がること請け合いながよ。珊瑚のパワーと日本酒パワーも手伝うて、幸せイッパイになれるがぜよ!



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〈3月6日〉「世界一周記念日」「菊池寛忌」「啓蟄」

 1967年(昭和42年)のこの日、日本航空の世界一周西周り路線が営業を開始したき、この日は「世界一周記念日」ながやと。

 またこの日は、小説家・菊池寛の1948年(昭和23年)の忌日やき、「菊池寛忌」でもあるがぜよ。「恩讐の彼方に」「父帰る」らあの作品を残いて、雑誌「文藝春秋」を創刊し、作家の育成、文芸の普及に貢献したがやと。

 ほいたらこの日は、まずは菊池寛の小説を読もうぜや。難しい人は「文藝春秋」じゃちえいがよ。

 ほんで夜は、世界一周気分で、各国のいろんな料理をツマミに飲まにゃあイカンがやき。世界中のどんな料理にじゃち合わせれる酒ゆうたら、日本酒が一番ながよ。淡麗辛口の純米酒を、温度や器を変えりゃあ、いろんな料理に合わせれるがぜよ。

 さらに今年のこの日は「啓蟄」でもあるがよ。暦の二十四節気の一つで、大地が暖まって、冬の間地中におった虫が、春の陽気に誘われて這い出てくるっちゅう意味ながやき。ほんならこの日は、カップ酒片手に春を探しに行くがもえいのう。野山にもいろんな花が咲き始め、ウグイスやヒバリの初鳴きも聴けるがぜよ。  



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〈3月7日〉「消防記念日」「警察制度改正記念日」

 1948年(昭和23年)のこの日に、「消防組織法」が施行されたき、この日は「消防記念日」ながやと。それまでは消防は警察の所管となっちょったがやけんど、この日からは新設された消防庁の所管となったがやき。

 また、同じ1948年(昭和23年)のこの日、警察の制度が改正され、国家警察と地方自治警察が設置されたき、この日は「警察制度改正記念日」でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずはご近所の消防士さんやお巡りさんに日頃の感謝を込めて、感謝の手紙を書いたり、ちょっとした贈り物をしたりしようぜや。ほんで夜は、防火を意識して、一切火を使わんと食事も酒もすまさにゃあイカンがよ。ほんならサカナは刺身、酒は日本酒でキマリながやき。この頃が旬の刺身ゆうたら、サヨリ、サワラ、マカジキ、マダイ、ホタルイカ、ウニと、春らしい魚介がいろいろあるがやき。

 合わせる日本酒も春らしゅう、薄にごりの霞酒あたりがバッチリながぜよ。



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〈3月8日〉「みやげの日」「ミツバチの日」

 「み(3)や(8)げ」の語呂合わせから、この日は「みやげの日」ながやと。観光物産業界初の全国組織として1997年(平成9年)に結成された「全国観光物産振興協会」が制定した日ながよ。観光の需要と土産品の需要の創造を図ることを目的に、様々なキャンペーンを展開しゆうがぜよ。

 またこの日は、「みつ(3)ばち(8)」の語呂合わせから、全日本蜂蜜協同組合と日本養蜂はちみつ協会が制定した「ミツバチの日」でもあるがよ。ちなみに、8月3日は「はちみつの日」ながやと。

 ほいたらこの日は、全国各地におる知り合いに頼んで、各地の土産もんを取り寄せ、それらあをツマミに宴会を開こうぜや。もちろんその地域の美味しい地酒も頼んじょかなあイカンがぜよ。さらに「ミツバチの日」やき、ハチミツを使うた料理も出さにゃあ。砂糖の代わりにハチミツを使うばあやち、料理のイメージが変わって、案外イケるがやき。カレーにリンゴとハチミツを使うばあやきのお。

 ハチミツを使うた料理と全国の土産もんをツマミに、各地の美味い地酒を飲みゃあ、それだけやち各地を観光した気分に浸れるがぜよ。



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〈3月9日〉「ありがとうの日」「緑の供養日」

 「サン(3)キュー(9)」の語呂合わせで、この日は「ありがとうの日」ながやと。ほいたらこの日は、「ありがとう」っちゅう言葉を意識してこじゃんと使うてみろうぜや。考えてみりゃあ、この言葉ばあ素晴らしい言葉はないと思わんかよ。相手も自分も、まっことえい気持ちになれるがやき。

 さらにこの日は、観葉植物レンタル業の(株)N.S.B.コーポレーションが、緑(植物)への感謝の意を込めて制定した「緑の供養日」でもあるがぜよ。緑の「み(3)」と供養の「く(9)」の語呂合わせと、「サン(3)キュー(9)」の語呂合わせからながやと。

 ほんならこの日の夜は、緑の野菜料理をサカナに飲もうぜや。春玉キャベツ、シュンギク、アスパラガス、ブロッコリー等々、春先のこの時季にゃあ旬の葉菜類が豊富にあるがやき。ほいたら酒も、春の旬の酒、薄にごりの霞酒がバッチリながぜよ。  




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〈3月10日〉「農山漁村婦人の日」「砂糖の日」

 この日は、1988年(昭和63年)に農林水産省婦人生活課が制定した「農山漁村婦人の日」ながよ。昔から、各地域にある婦人だけの休息日が農閑期の10日であることが多かったき、この日になったがやと。農山漁村の各地域における女性の地位・役割の向上を目指すために制定されたがぜよ。

 またこの日は、「さ(3)とう(10)」の語呂合わせから、「砂糖の日」でもあるがやき。砂糖の優れた栄養価らあを見直す日ながやと。

 ほいたらこの日は、カミさんや彼女にゃあ休息してもろうて、男どもが料理をせにゃあイカンがよ。農作物、山の幸、海の幸を用意して、豪快な男の手料理をサカナに飲もうぜや。

 この時季の農作物ゆうたら春玉キャベツ、シュンギク、ブロッコリーらあ。山の幸ゆうたら、タケノコ、フキノトウらあの山菜。海の幸ゆうたら、サワラ、マカジキ、マダイ、アサリ、サザエ、ハマグリ、ウニと、いろいろあるがぜよ。鍋料理らあがカンタンで良さそうやのお。また「砂糖の日」でもあるきに、砂糖を使うた煮物らあも作らにゃあイカンがよ。
ほいたら酒は日本酒、もうすぐ販売終了の、最後の「しぼりたて新酒」あたりで飲ろうぜや。  



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〈3月11日〉「コラムの日」「パンダ発見の日」

 1751年のこの日、イギリスの新聞「ロンドン・アドバイザリー リテラリー・ガゼット」が、世界初のコラムの連載を始めたき、この日は「コラムの日」ながぜよ。
また、1869年(明治2年)のこの日、中国・四川省ムーピン(現在の宝興県)の民家で、伝道中のフランス人神父アーノルド・ダビィトが、白と黒の奇妙な熊の毛皮を見せられたがやと。これが、世界中でパンダが知られるきっかけとなったき、この日は「パンダ発見の日」でもあるがやき。

 ほいたらこの日は、まずは新聞や雑誌らあのコラムを意識して読もうぜや。案外参考になる、思わんネタを発見できたりするもんながぜよ。

 ほんで夜は、パンダ発見にちなんで、白と黒の料理をサカナに飲まにゃあイカンがよ。白は白身魚の刺身、黒は黒ゴマ豆腐あたりでどうぜよ?ほんなら酒は日本酒ながよ。キレのえい純米酒のぬる燗あたりがバッチリながぜよ。



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〈3月12日〉「サンデーホリデーの日」「半ドンの日」

 1876年(明治9年)のこの日、官公庁で土曜半休・日曜休日制が実施されたき、この日は「サンデーホリデーの日」であり「半ドンの日」でもあるがやと。それまでは、1868年(明治元年)9月の太政官布告により、31日を除く1と6のつく日を休日としちょったがよ。けんど、欧米との交易らあで不便があったきに、欧米と同じ仕組みに改めることにしたがぜよ。

 ちなみに「半ドン」っちゅうんは、1871年(明治4年)から皇居で毎日正午に大砲を撃ちよって、土曜はドンとともに仕事が終わるき、「半ドン」と呼ばれるようになったがやと。また、オランダ語で日曜を意味する「ゾンターク」の訛った「ドンタク」から「半ドンタク」、「半ドン」となったっちゅう説もあるがぜよ。

 ほんならこの日は、まずは何曜日やったちゆっくり休みを取ろうぜや。最悪でも「半ドン」にして、意識して体をゆっくり休めるがぜよ。毎月12日は語呂合わせで「豆腐の日」でもあるきに、夜は湯豆腐を山廃純米酒のぬる燗でやらにゃあ。何ちゃあ考えんと、ただゆったりと湯豆腐とぬる燗をチビチビやる。こりゃ贅沢な時間ぜよ。 



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〈3月13日〉「青函トンネル開業記念日」「サンドイッチデー」

 1988年(昭和63年)のこの日、本州と北海道を結ぶ青函トンネルを通るJR津軽海峡線が開業したき、この日は「青函トンネル開業記念日」ながよ。青函トンネルは、全長53.85km、全長の43%が海底やっちゅう世界最長のトンネルながやき。ちなみにこの時、青函連絡船が80年の歴史に幕を閉じたがぜよ。

 またこの日は、1が3で挟まれちゅう(サンド1=サンドイッチ)き、「サンドイッチデー」でもあるがよ。この日とは別に、サンドイッチの生みの親、イギリスのサンドウィッチ伯爵の誕生日・11月3日も「サンドウィッチの日」となっちゅうがやと。

 ほいたらこの日は、青函トンネル開業を記念して、青森名物「いちご煮」(ウニとアワビの潮汁)と、北海道名物「ザンギ」(醤油味の鶏の唐揚げ)をツマミに飲もうぜや。さらにサンドイッチやち、「豆腐ステーキの和風サンド」やったら、酒のサカナになるがやき。水切りした豆腐をニンニク醤油でステーキにして、ゴママヨネーズと合わせてパンで挟むがよ。これらあにゃあ、コクのある純米酒をヒヤ(常温)で合わせるががオススメながぜよ。



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〈3月14日〉「ホワイトデー」「数学の日」

 2月14日のバレンタインデーにチョコレートを贈られた男性が、返礼のプレゼントをする日がこの日、「ホワイトデー」ながよ。日本でバレンタインが定着するにしたごうて、若い世代の間でそれにお返ししょうっちゅう風潮が生まれたがやき。これを受けたお菓子業界じゃあ、昭和50年代に入ってから、個々に独自の日を定めて、マシュマロやクッキー、キャンディーらあを、お返しの贈り物として宣伝販売するようになったがぜよ。ちなみになんで3月14日ながかは、西暦269年2月14日、兵士の自由結婚禁止政策にそむいて結婚しょうとした男女を救うため、バレンタイン司教が殉教し、その1ヶ月後の3月14日に、その2人が改めて永遠の愛を誓い合うたとされちゅうことに由来するがやと。

 さらにこの日は、円周率の近似値3.14に因んで、日本数学検定協会が制定した「数学の日」でもあるがよ。数学を生涯学習として、子供から大人まで楽しめるもんに発展させようと制定されたがやと。

 ほいたらこの日は、バレンタインにプレゼントをくれた彼女やカミさんにプレゼントを贈って、さらに手料理も作って、一緒に飲まにゃあイカンがよ。「ホワイトデー」やき、真っ白い吟醸酒の酒かすを使うた料理がオススメながよ。「3.14」の円周率にも因んで、「円」型の鍋を使うた鍋料理にせにゃあ。ほんなら鮭やアサリ、ハマグリらあの魚介類をたっぷり使うた、酒かす鍋でキマリながよ。酒も白うににごった「にごり酒」や、薄にごりの「霞酒」らあが、ホワイトデーにゃあバッチリながぜよ。



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〈3月15日〉「靴の記念日」「オリーブの日」

 1870年(明治3年)のこの日、東京・築地入船町に日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」が開設されたき、この日は「靴の記念日」ながよ。日本靴連盟が1932年(昭和7年)に制定したがやと。靴工場の開設は、日本陸軍の創始者・大村益次郎の提案によるもんで、輸入された軍靴が大きすぎたきに、日本人の足に合う靴を作るために開設されたがやき。

 さらにこの日は、小豆島の「オリーブを守る会」が1972年(昭和47年)に制定した、「オリーブの日」でもあるがぜよ。1950年(昭和25年)の3月15日、昭和天皇が小豆島でオリーブの種をお手撒きになったきに、この日が「オリーブの日」になったがよ。多くの人にオリーブの良さを知ってもらおうと、制定されたがやと。

 ほいたらこの日は、まずは靴に感謝して、徹底的に靴みがきをしようぜや。ほんで夜は、大村益次郎を偲びもって、彼の好物やった豆腐をサカナに飲まにゃあイカンがよ。益次郎は、豆腐を食べもって酒1合を飲むがが大好きやったと言われるがやき。この日は「オリーブの日」でもあるきに、オリーブオイルも使いたいもんながよ。ほんなら、チクと高いけんど、ザル豆腐を買うてきて、その上にエクストラバージン・オリーブオイルをかけて、さらに抹茶塩をかけてみいや。こりゃあなかなかイケル、酒のサカナになるがぜよ。



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〈3月16日〉「国立公園指定記念日」「十六団子」

 1934年(昭和9年)のこの日、日本で初めて国立公園が指定されたき、この日は「国立公園指定記念日」ながぜよ。当時、内務省から指定を受けたがは、瀬戸内海、雲仙(現在の雲仙天草)、霧島(現在の霧島屋久)の3ヶ所やったがやと。国立公園は我が国の風景を代表する自然の景勝地で、環境大臣が指定した公園ながよ。現在は、28の国立公園が指定されちゅうがやき。

 さらにこの日は、田の神が山から戻って来るとされ、団子を16個供えて神を迎える行事「十六団子」の日でもあるがぜよ。東北地方の各地に、今でも残っちゅう風習ながやと。
ほいたらこの日は、まずは近隣に国立公園がある人は、そこに行ってみにゃあイカンがやき。近隣に国立公園がない方は、それなりの近所の景勝地を見に行こうぜや。たまにゃあ何も考えんと美しい風景に見入るがも、えいもんぜよ。

 ほんで晩は、団子料理の数々をツマミに飲まにゃあイカンがよ。イカ団子、ツミレ団子、魚のアラの団子等々、案外酒のアテになりそうな団子が、いろいろあるがやき。ほんなら酒は日本酒、定番の本醸造酒や純米酒を、ヒヤ(常温)でコップ酒っちゅうんが、案外お洒落な飲み方になってきゆうきに、是非やってもうぜや。



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〈3月17日〉「漫画週刊誌の日」「聖パトリックの祝日・緑の日」

 1959年(昭和34年)のこの日、日本初の少年向け週刊誌「少年マガジン」と「少年サンデー」が発刊されたき、この日は「漫画週刊誌の日」ながよ。けんど、当時は読み物が中心で、漫画はびっとしか載っちょらんかったがやと。

 またこの日は、アイルランドの守護聖人「聖パトリックの祝日」でもあるがぜよ。アイルランドの国花・三つ葉のクローバーがシンボルとされちょって、この日にシンボルカラーの緑色のもんを身につけちょったら幸せになれるとされちゅうがやき。

 ほいたらこの日は、まずは久々に(?)少年漫画週刊誌を読もうぜや。今や漫画は日本を代表する文化で、世界中に輸出されて大人気やき、バカにらあせられんがぜよ。

 ほんで夜は緑色のもんを身につけて、緑色の食材をサカナに飲まにゃあイカンがよ。緑色の食材ゆうたら、この時季旬の春野菜、春玉キャベツやシュンギク、アスパラガス、ブロッコリーらあがバッチリながやき。春野菜の野菜炒めらあはどうぜよ。ほんなら酒は日本酒、春しか飲めん薄にごりの霞酒がピッタリながやき。



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〈3月18日〉「精霊の日」「明治村開村記念日」

 この日は古うから、柿本人麻呂、和泉式部、小野小町の忌日とされちゅうことから生まれた伝説の日やき、「精霊の日」ながやと。暮春の満月の3日後を精霊の日とする習わしがあったためやないかと、民俗学者の柳田国男は記しちゅうがやき。

 さらに、1965年(昭和40年)のこの日、愛知県犬山市に明治村が開村したき、この日は「明治村開村記念日」」でもあるがぜよ。明治時代の建築物など、文化財を保存するために設立された明治村は、聖ヨハネ教会、旧三重県庁舎らあの建築物が広い敷地内に展示されちゅう野外博物館ながやき。

 ほいたらこの日は、まずは和歌でも詠んでみろうぜや。柿本人麻呂も和泉式部も小野小町も、3人とも歌人やったがやき。この日に詠む和歌は、3人の精霊が応援してくれるき、こじゃんとえい歌が詠めそうながぜよ。

 ほんで夜は、明治村開村の日を記念して、明治時代を象徴する食べもんをサカナに飲まにゃあイカンがよ。明治時代を象徴するゆうたら、そりゃ開化鍋にキマリながやき。日本じゃあ一般の人が肉料理を食べるようになったがは、この明時代からやき、明治の文明開化にかけて、開化鍋と呼ぶがぜよ。内容は今のすき焼きみたいなもんやけんど、当時は牛肉は味噌煮で食べるがが一般的で、開化鍋も味噌や山椒らあで味付けされちょったがやと。ほんなら、この濃い味付けに合わせるにゃあ、昔ながらの山廃純米酒のぬる燗でキマリながぜよ。



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〈3月19日〉「カメラ発明記念日」「ミュージックの日」

 1839年のこの日、フランスのルイ・マンデ・ダゲールが写真機を発明したき、この日はカメラ発明記念日ながよ。この写真機は、写真機の前で長いことじっとしちょらなイカンかったけんど、大人気になったがやと。

 また、この日は「ミュー(3)ジック(19)」の語呂合わせで、日本音楽家ユニオンが1991年(平成3年)に制定した、「ミュージックの日」でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずはカメラを持って外に出て、いろんな写真を撮ってこうぜや。カメラの楽しさやありがたさがよう分かるっちゅうもんながよ。

 ほんで夜は、好きなミュージックをかけもって飲もうぜや。カメラは目、ミュージックは耳を楽しませてくれるき、あとは鼻と口と触覚を楽しませちゃらにゃあ。五感を刺激する食と酒を選ぶがよ。ほいたら料理は鉄板焼きがえいろう。鉄板の上で何じゃち焼いて作ってもうや。フワフワの玉子焼き、コリコリのイカ焼き等々、触感のえいもんを作ろうぜや。ほんなら酒も、香りが華やかで味わい深い、純米吟醸酒を大きめのグラスで楽しもうや。香りの立ち方が違うがぜよ。



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〈3月20日〉「電卓の日」「上野動物園開園記念日」

 日本事務機械工業会が1974年(昭和49年)のこの日、日本の電卓生産数が世界一になったがを記念して、「電卓の日」に制定したがやと。

 また、1882年(明治15年)のこの日、日本初の近代動物園として、上野動物園が上野公園内に開園したき、この日は「上野動物園開園記念日」でもあるがよ。

 ほいたらこの日は、まずは電卓の有り難さに感謝しもって、いろいろ計算してもうぜや。これまでどれっぱあ酒を飲んできたかとか、これからどれっぱあ飲めるかとか、計算してみるがよ。ほいたら1回1回の飲み会が、大切に感じられるようになるがやき。

 ほんで夜は、上野動物園開園に因んで、上野名物「西郷丼」をサカナに飲まにゃあイカンがぜよ。西郷像の近くにあるレストラン「聚楽台」にゃあ、上野名物「西郷丼」っちゅう珍品があるがやき。これは、薩摩芋の天ぷら、豚の角煮、薩摩揚げ、鳥そぼろらあの薩摩に関連する食材が乗っちょって、さらに ほうれん草や温泉玉子が乗っちゅうがよ。味覚的に関連性のない具材ばっかしやき、まずはその具材をツマミに酒を飲んで、最後にそぼろと玉子とほうれん草とご飯をかきこむっちゅう客が多いそうながやき。

 ほんならこのやり方で、具材をサカナに飲まにゃあイカンがよ。ほいたら酒は、山廃純米酒のヒヤあたりがバッチリながぜよ。



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<3月21日>「ランドセルの日」「カラー映画の日」「春分の日」

 この日は、ランドセルをミニサイズに加工する店の増田利正さんが提唱した「ランドセルの日」ながよ。この頃に卒業式が多いことと、3+2+1が小学校の修業年数の6になるき、この日になったがやと。

 また、1951年(昭和26年)のこの日、初の国産総天然色(カラー)映画「カルメン故郷に帰る」が公開されたき、この日は「カラー映画の日」でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずは押し入れらあをひっくり返して、ランドセルを探し出そうぜや。ほんで、使えるバッグに造り変えてもうらうがよ。丈夫でなかなかえい皮を使うちゅうき、使わんともったいないがやき。使うたんびに、懐かしい子供の頃の記憶がよみがえってくるバッグらあて、最高やろうがよ。

 ほんなら夜も、懐かしい子供の頃の記憶がよみがえってくる国産映画を観もって飲もうぜや。ツマミも子供の頃の記憶がよみがえる懐かしいツマミにせにゃあ。こりゃあ人によって違うろうけんど、卵焼きらあが代表選手じゃろう。当然、酒は日本酒ながよ。ちゃぶ台の前に座って、レトロなラベルの1升瓶のレギュラー酒あたりを、ヒヤのまま湯呑みでグイッとやらにゃあイカンがぜよ。

 また、今年のこの日は「春分の日」でもあるがやき。暦の二十四節気のひとつ「春分」は、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜の長さがほぼおんなじになる日ながよ。1948年(昭和23年)7月に公布・施行された祝日法によって制定されたがやと。自然をたたえ、生物を慈しむ国民の祝日ながぜよ。

 ほいたらこの日は、春の旬の自然の恵みをサカナに飲まにゃあイカンがよ。タケノコ、ワラビ、ゼンマイらあの山菜類、シラスや白魚らあの稚魚類、アサリやハマグリらあの貝類が、春ならではの生命力あふれる自然の恵みながやき。ほんなら酒も、春ならではの生命力あふれる薄にごりの霞酒を合わせにゃあイカンがぜよ。



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<3月22日>「放送記念日」「国連水の日」

 1925年(大正14年)のこの日、社団法人東京放送局(現在のNHK東京放送局)が、日本初のラジオ仮放送を始めたことを記念して、この日は「放送記念日」ながよ。日本放送協会(NHK)が1943年(昭和18年)に制定したがやと。初の放送は、東京・芝浦の東京高等工芸学校に仮スタジオを設け、3月22日午前9時30分、京田武男アナウンサーの「アー、アー、アー、聞こえますか。」っちゅう第一声が放送されたがぜよ。

 さらにこの日は、1992年(平成4年)の国連総会で決定し、翌1993年(平成5年)から実施された「国連水の日」でもあるがやき。国際デーのひとつで、地球的な視点から水の大切さ、貴重さを世界中の人々がともに見つめ直す日ながやと。ちなみに日本じゃあ、8月1日が「水の日」となっちゅうき、この日は「地球と水を考える日」としちゅうがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずはラジオ放送を聴こうぜや。たまにゃあラジオもなかなかえいもんながぜよ。ほんで夜は、地球と水に感謝しもって、「鶏の水炊き」で一杯飲まにゃあイカンがやき。当然酒も、日本の豊かでキレイな水の恵み、日本酒でキマリながよ。「鶏の水炊き」やったら、純米酒のぬる燗あたりがバッチリながよ。毎月22日は「夫婦の日」でもあるきに、夫婦二人で差しつ差されつすりゃあ、夫婦仲もバッチリながぜよ。



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<3月23日>「世界気象デー」

 1950年(昭和25年)のこの日、世界気象機関条約が発効し、世界気象機関(WMO)が発足したき、この日は「世界気象デー」ながやと。1960年(昭和35年)に、WMO発足10周年を記念して制定された国際デーのひとつながぜよ。WMOは、加盟諸国の気象観測通報の調整、気象観測や気象資料の交換らあを行いゆう世界組織ながよ。ちなみに日本は、1953年(昭和28年)に加盟したがやと。

 ほいたらこの日は、気象予報士の本でも借りてきてチビッと勉強して、新聞の天気図や、空や山や風をボーッと眺めて過ごしてもうぜや。自然や気象が、何かを語りかけてくるかもしれんがやき。

 ほんで、毎月23日は「天ぷらの日」でもあるきに、この日の晩は天ぷらで飲まにゃあイカンがよ。天ぷら油の温度やコロモの具合も、気象に影響を受けるきに、そのへんも気をつかわにゃあ。もちろん天ぷらにするがは、この頃が旬の山菜ながよ。タラノメ、フキノトウ、タケノコらあを天ぷらにしてツマミにすりゃあ、こりゃもう日本酒しかないがやき。春限定の旬の酒、薄にごりの霞酒がピッタリながぜよ。



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<3月24日>「ホスピタリティ・デー」「檸檬忌」

 思いやり、もてなしっちゅうような意味のホスピタリティ精神を広めるために、日本ホスピタリティ協会が1994年(平成6年)に制定したがが「ホスピタリティ・デー」ながよ。数理学的にゃあ、3は新しいもんを創り出すエネルギー・創造・自己表現を、2は調和とバランス・思いやり・協力・理解力・人間関係を象徴し、4は全体をつくりあげる基礎を表わす数とされちょって、3・2・4はホスピタリティに関連性の高い要素が多う含まれちゅうことから、この日になったがやと。思いやりのある社会を築くために、ホスピタリティを意識的に実践する日ながぜよ。

 また、1932年(昭和7年)のこの日は、昭和初期に活躍した作家・梶井基次郎の命日で、代表作の「檸檬」から、この日は「檸檬忌」と呼ばれゆうがやき。豊かな想像力と鋭い感覚の作品は、死後に評価を高めたがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずは今日1日、思いっきりホスピタリティ精神を発揮してもうぜや。人を幸せにしちゃったら、自分も幸せな気持ちになれるっちゅうことに、きっと気がつくがやき。こりゃあこじゃんと大切なことながぜよ。ほんで夜は、檸檬を使うたツマミで飲もうぜや。毎月24日は「削り節の日」でもあるきに、豆腐に削り節と醤油をかけ、さらに檸檬もかけてツマミにすりゃあえいがやき。ほんなら酒は日本酒ながよ。檸檬の酸味にゃあ、搾りたて新酒の若々しいフレッシュ感がピッタリながぜよ。



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<3月25日>「電気記念日」「ドラマチック・デー」

 1878年(明治11年)のこの日に日本で初めて電灯が点灯したき、それを記念して日本電気協会がこの日を「電気記念日」に制定したがよ。東京・虎ノ門で行われた中央電信局の開局祝賀会の席上、50個のアーク灯が点灯されたがやと。

 また、1956年(昭和31年)のこの日、プロ野球の巨人対中日戦で、巨人の樋笠一夫選手が史上初の「代打満塁逆転サヨナラホームラン」を放ったき、この日は「ドラマチック・デー」でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずは部屋中を電球や電灯の光でドラマチックに演出してもうぜや。クリスマスらあに使うイルミネーションをみんなあで持ち寄りゃあ、結構サマになるもんながよ。ほんなら料理も酒もドラマチックに演出せにゃあ。ライティングやドライアイスのけむりらあをうまいこと使おうぜや。思い切ってホテルのケータリングサービスを頼んで、「きき酒師」らあにも来てもらうっちゅうのも手ながよ。大吟醸酒を大きめのワイングラスらあで味わやあ、こじゃんと華やかな香りが宴席を一層ドラマチックに演出してくれるがぜよ。



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<3月26日>「楽聖忌」

 1827年のこの日、ドイツの世界的な作曲家ベートーベンが亡くなったがよ。ベートーベンは多くの交響曲を作曲し、「楽聖」と呼ばれたき、この日は「楽聖忌」ながやと。亡くなる3日前、甥のカールを唯一の相続人にするように遺言書を補足して、「諸君、拍手したまえ。喜劇は終わったのだ。」っちゅう有名な言葉を呟いたとされちゅうがぜよ。彼は大変な健啖家・美食家でもあり、食べ物や料理についちゃあかなりのこだわりを持っちょったらしいがやき。肉料理も好きやったらしいけんど、魚料理も大好物で、お客さんを食事に招待するがも魚市の立つ金曜日が多かったがやと。また、食事に招待されりゃあ、前もって魚市で大きな魚を手に入れて相手先に届けたりもしよって、手帳にゃあえい魚の手に入れ方や、献立に関する問答の記録らあも残っちゅうようながやき。

 ほいたらこの日は「楽聖・ベートーベン」を偲んで、彼の曲をBGMに、こじゃんとウマイ旬の魚料理で飲もうぜや。この頃の旬の魚ゆうたら、魚の王様マダイを筆頭に、高級魚のサヨリや、サワラ、ニシン、マカジキ、シラウオ、ワカサギ等々、ベートーベンもヨダレをたらしそうな美味しい魚が目白押しながやき。これらあ春の魚料理をさらにさらに美味しゅうするにゃあ、春の薄にごりの霞酒を合わせるがが一番ながぜよ。



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<3月27日>「さくらの日」

 この日は、日本さくらの会が1992年(平成4年)に制定した「さくらの日」ながよ。「咲く」の語呂合わせで「3×9=27」やし、暦の七十二候のひとつ「桜始開」が重なる時期やき、この日が「さくらの日」になったがやと。日本の歴史や文化、風土と深うにかかわってきた桜を通して、日本の自然や文化について関心を深める日ながぜよ。

 ほいたらこの日は、こりゃあもう花見酒しかないがやき。その年の気候や地域によっちゃあまだ咲いちゃあせんくもあるかもしれんけんど、なんせ「さくらの日」じゃき、意地でも花見酒をせにゃあイカンがぜよ。

 ほんで、宴席も全部「桜尽くし」にせにゃあ。BGMはもちろん桜。昔ながらの「桜」の曲もあるけんど、最近の曲やち、森山直太朗・河口恭吾・ケツメイシと、いろいろ出揃うちゅうがやき。食べもんも「桜懐石弁当」らあが出ちゅうきにそれにして、器らあも桜模様にせにゃあ。お猪口の中に桜の花びらが描かれちゅうがらあて、最高やろうがよ。当然飲むがは日本酒、それもこの時季旬の薄にごりの霞酒でキマリながよ。桜の山も春霞みたいに霞んで見えるぜよ!



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<3月28日>「シルクロードの日」「三つ葉の日」

 1900年(明治33年)のこの日、スウェーデンの探検家・地理学者のスウェン・ヘディンによって、廃墟になっちょったシルクロードの古代都市・楼蘭が発見されたき、この日は「シルクロードの日」ながやと。

 またこの日は、「み(3)つ(2)ば(8)」の語呂合わせから、「三つ葉の日」でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は、シルクロードは「麺ロード」でもあるきに、麺料理を食べにゃあ。また、三つ葉を食用にするがは日本と中国だけらしいがやけんど、神経を鎮めたり、ストレスを改善したりの効果や、美肌や視力にもえいとされちゅう優れもんながよ。三つ葉の食べ方は薬味やき、これが合う麺料理ゆうたらソバに決まりながぜよ。ほんなら酒は日本酒しかないがやき。樽酒のヒヤ(常温)かぬる燗あたりがピッタリながぜよ。



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<3月29日>「マリモの日」「八百屋お七の日」


 1952年(昭和27年)のこの日、北海道阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定されたき、この日は「マリモの日」ながやと。同時に、富山湾のホタルイカ群遊海面、鹿児島県出水市のナベヅル、高知のオナガドリらあも、国の特別天然記念物に指定されちゅうがやき。

 さらに、1683年(天和3年)のこの日、八百屋の娘・お七が、3日間の市中引き回しの上、火あぶりの極刑に処せられたき、この日は「八百屋お七の日」でもあるがぜよ。お七は、前年12月28日の大火で避難した寺で出会うた寺小姓・生田庄之介のことが忘れられいで、火事になりゃあまた会えるっちゅうて考えて、3月2日の夜に放火したがやき。けんど火はすんぐに消しとめられて、お七は御用となったがよ。

 ちなみにお七が丙午(ひのえうま)の年の生まれやったき、それから丙午生まれの女子が疎まれるようになったがやと。

 ほいたらこの日は、マリモは食えんし、ナベヅルもオナガドリも食われんろうき、ホタルイカを食べにゃあ。丁度この頃が旬やし、酒の肴にも最適ながよ。さらに「八百屋お七」を偲んで、八百屋さんで七つの野菜を買うてきて、それもサカナに飲もうぜや。この頃が旬の野菜ゆうたら、春玉キャベツ、春タマネギ、シュンギク、ホウレンソウ、アスパラガス、ブロッコリー、ミツバあたりでどうぜよ。ほんなら酒は、やっぱり日本酒。搾りたて新酒をヒヤ(常温)でやろうぜや。



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〈3月30日〉「マフィアの日」

 1282年のこの日、マフィアの名前の由来になったとされちゅう「シチリアの晩鐘事件」が起こったき、この日は「マフィアの日」ながやと。

 当時のシチリア島は、フランス国王の叔父であるシャルル・ダンジューの過酷な支配下にあったがよ。ほんで1282年のこの日は復活祭の翌日の月曜日やって、晩祷のために教会の前に市民が集まっちょったがやと。そこへフランス兵の一団がやってきて、その土地の女性に手を出そうとしたきに、その女性の夫はその兵士を刺したがよ。ほんで、その場におった他の市民もフランス兵に襲いかかって、結局兵士を皆殺しにしてしもうたがぜよ。

 その時に晩祷を告げる晩鐘が鳴ったきに、「シチリア晩鐘事件」と呼ばれゆうがやき。その後、この反乱は全島に拡大し、フランス人は見つかり次第に殺され、その数は4000人以上に及んだがやと。この反乱の合言葉が「Morte alla Francia Italia anela」(全てのフランス人に死を、これはイタリアの叫び)で、この各単語の頭文字を並べりゃあ「マフィア(mafia)」となって、これがマフィアの名前の由来やという説が有力ながぜよ。

 ほいたらこの日は、まずは名作マフィア映画の「ゴッドファーザー」のビデオかDVDを借りて来て、じっくり鑑賞しもって飲もうぜや。ほんで、毎月30日は「味噌の日」でもあるきに、味噌を使うた料理をツマミに飲まにゃあイカンがよ。サワラの味噌漬け、春キャベツの味噌炒め、アサリの味噌汁らあが旬の料理でオススメながやき。ほいたら酒は日本酒で決まりやろう。純米酒のヒヤ(常温)あたりが、この料理、この時期にゃあピッタリながぜよ。



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〈3月31日〉「教育基本法・学校教育法公布の日」「年度末」

 1947年(昭和22年)のこの日、教育基本法と学校教育法が公布、翌日から施行され、学校教育の6・3・3制が発足したがぜよ。ほんじゃきこの日は、「教育基本法・学校教育法公布の日」ながよ。

 また、学校の学年や役所らあの会計年度は、4月1日から翌年の3月31日までを1年としちゅうがよ。つまりこの日はその年度の最後の日、「年度末」でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずは自分が小学校か中学校か高校の頃の教科書らあを引っ張り出してきて、懐かしゅう読みかえしてみろうぜや。何ちゃあ勉強せえゆうがやのうて、パラパラと眺めよったら、懐かしい落書きらあが出てきたりして、結構笑えるもんながよ。

 さて夜は、年度末やき、こりゃお祝いに飲まにゃあイカンがやき。毎月最終日は「そばの日」でもあるきに、「年越しそば」ならぬ「年度末そば」で一杯やろうぜや。ほんなら酒は、樽酒のぬる燗あたりが最適ながぜよ。




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