・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』

 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月1日〉「川の恵みの日」「すしの日」


 川魚を扱う三重県多気町の(株)うおすけが、川に感謝し、川の環境と自然を考える日にと、11月1日を「川の恵みの日」に制定したがぜよ。日付の由来は、11月1日の数字の1を3つ並べたら「川」の字に似いちゅうきながやと。

 こりゃあこの日は、川の幸をツマミに飲まにゃあイカンぜよ。秋の川の幸ゆうたら、卵をタップリ抱いた落ち鮎やマハゼやろう。それと忘れちゃあならんがは、土佐では秋の川の幸の代表は、何とゆうたちツガニ(モズクガニ)ながよ。最近上海ガニが人気で、わざわざ秋になったら上海まで食べに行く人も少のうないらしいけんど、このツガニは上海ガニと同じ仲間で、ワシゃあ絶対ツガニの方がウマイと思うがよ。特に丸ごとすりつぶいてこして作ったツガニ汁が超絶品ながやき!

 とにかくツガニ料理や落ち鮎やハゼ料理らあの川の幸にゃあ、日本酒しかないがぜよ。特に秋しか飲めん「ひやおろし」らあがオススメながやき。

 さらにこの日は、1961年(昭和36年)に全国すし商環境衛生同業組合連合会が制定した「すしの日」ながやと。新米の季節やし、ネタになる海や山の幸が美味しい時期やき、「すしの日」になったがぜよ。こりゃあ嬉しい日ながやき。寿司も食べれるがよ。
秋の川の幸と寿司を食べもって、秋しか飲めん「ひやおろし」をやりゃあ、こりゃあもう言うことなしぜよ!


◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月2日〉「白秋忌」「タイガース記念日」

 1942年(昭和17年)のこの日、明治から昭和初期にかけての代表的詩人で、歌人としても知られちゅう北原白秋が亡くなったき、「白秋忌」ながぜよ。言葉の魔術師と呼ばれた白秋さんは、「邪宗門」「思ひ出」らあの詩集を出しちょって、数々の童謡も創っちゅうがよ。「雨ふり」(雨、雨、ふれふれ、かあさんが~・・・)「ゆりかご」(ゆりかごの歌をカナリアが歌うよ~・・・)らあて、誰じゃち聞いたことがあるろうがよ。

 ほいたらこの日は白秋さんを偲んで、まずは詩集を読んだり童謡を聞いたりしてもうぜや。なんか胸にジーンとくるもんがありそうながやき。ほんで、ちなみに白秋さんの生家は造り酒屋やったらしいきに、こりゃあ日本酒を飲まなあイカンがよ。名前が「白秋」じゃき秋にちなんで、秋の味覚のキノコ料理や脂ののった秋魚をサカナに、秋しか飲めん「ひやおろし」を飲もうぜや。

 けんど、あまりの美味さに飲みすぎて、大トラにならんように気を付けにゃイカンぜよ。ちょうど1985年(昭和60年)のこの日は、阪神タイガースが初の日本一になった「タイガース記念日」やきほら。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月3日〉「文化の日」「サンドウィッチの日」

 1948年(昭和23年)に「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として、国が制定した国民の祝日が「文化の日」ながよ。戦前は、この日は明治天皇の誕生日やき、「明治節」っちゅう祝日やったがやき。

 こりゃあこの日は、「日本文化」の代表、日本酒を飲まなあイカンぜよ。ほんで、文化的に日本酒を楽しんでもうぜや。と、ゆうたち何ちゃあ堅苦しゅう考えんと、日本酒飲みもってお座敷遊び文化を堪能しょうやっちゅうことながよ。ほんまは老舗の料亭で芸妓さんらあと楽しめりゃあ一番ながやけんど、そうはイカン場合は友達らあを集めて自分くでやらにゃあ。土佐にゃあ「はし拳」ゆう独特のお座敷遊びがあるがやけんど、こりゃ知らん人ばっかりじゃ難しいき、他のスッとできる遊びをオススメしちょくぜよ。

 特製の杯さえありゃあ、コマを回いて出た目の杯(しかも置けん杯)で酒を飲み干すっちゅうお遊びの「可杯」(べくはい)がオススメながやき。

 他にも「集合拳」「三府拳」「トラ拳」「軍師拳」等々、いろんな面白いお座敷遊びがあるがぜよ。内容はネットで調べてみてちや。意外に詳しゅう出てくるがやき。

 ちなみにこの日は、サンドウィッチの生みの親とされちゅうイギリスのサンドウィッチ伯爵の誕生日で、さらに「いい(11)サン(3)ド」の語呂合わせで「サンドウィッチの日」でもあるがぜよ。サンドウィッチ店チェーンの神戸屋サンドが制定したがやと。ほいたらツマミはサンドウィッチにせにゃあ。普通のサンドウィッチやち酒に合わんこたぁないけんど、例えばハンペンはさみ揚げらあやちサンドウィッチの一種みたいなもんやき、そんながをツマミに飲もうぜや。ほんなら酒は、秋限定の「ひやおろし」がピッタリながぜよ。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月4日〉「ユネスコ憲章記念日」


1946年(昭和21年)のこの日、ユネスコ憲章が発効し、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が発足したがよ。ほんでそれを記念して設けられたがが「ユネスコ憲章記念日」ながぜよ。ちなみに日本は1951年(昭和26年)7月2日に加盟したがやき。

ユネスコ憲章の前文にゃあ、各国が相互の風習や生活を知らんことが戦争がおきる要因のひとつやと書いちゃあるき、こりゃあこの日はいろいろ調べて、世界各国の料理を作って食べてもうぜや。世界にゃあ、いろんな味わいの料理があるけんど、実はそのどんな味わいの料理と合わいたちまず反発し合わん「和」の酒は、日本酒しかないがぜよ。純米酒あたりを料理によって、常温でやったり、冷やいたり、ぬくめたり、グラスの形や大きさらあを変えたりするだっけで、見事にどんな料理とやち調和するがやき。

ユネスコ憲章前文にある「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かねばならない。」ちゅう文章の通り、世界の料理と「和」の酒・日本酒をやりもって、みんなあで心の中に平和の砦を築いていこうぜや! 



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月5日〉「電報の日」「いいりんごの日」


 電報を申し込む時の番号が「115」やき、11月5日は「電報の日」ながやと。こりゃあこの日は、誰か友達らあに電報を打ってみんかよ。特別なことらあ何ちゃあのうたち、何か理由を探いて電報を打ってみるがよ。例えば「キョウハ デンポウノヒ ゴブサタシテル アナタニ デンポウヲ オクリマス オゲンキ デスカ?」でもえいがやき。まず驚いて、向こうから電話がかかってくるはずぜよ。話しも盛り上がること、請け合いながやき。

 さらにこの日は、「いい(11)りんご(5)」の語呂合わせから、2001年(平成13年)に青森県が制定した「いいりんごの日」でもあるがよ。ほいたらこの日の晩は、「いいりんご」みたいな香りの大吟醸酒を飲まなあイカンがやき。酒屋さんに「デリシャスリンゴみたいな香りのする大吟醸酒を下さい」ゆうて、頼んでみいや。ピッタリのお酒を選んでくれるはずやきに。ほんでツマミも、「いいりんご」を使うた料理にせにゃあ。リンゴとマヨネーズを使うたスパゲティサラダらあはどうぜよ。フルーティな大吟醸酒にゃあバッチリ合うがやき。 



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月6日〉「お見合い記念日」「アパート記念日」

 1947年(昭和22年)のこの日、東京の多摩川河畔で集団お見合いが開催されたきに、「お見合い記念日」ながよ。結婚紹介雑誌「希望」が主催したもんで、戦争のために婚期を逃いた20~50歳の男女368人が参加したがやと。

 さらに、1910年(明治43年)のこの日、東京・上野に日本初の木造アパートが完成したき、「アパート記念日」でもあるがぜよ。ちなみにそのアパートは、木造5階建てで70室もあったがやと。

 ほいたらこの日は、集団お見合いのかわりに合コンをしょうぜや。集団お見合いゆうたら、今の合コンみたいなもんじゃき。それもただの合コンじゃつまらんきに、知り合いの中で一番古いアパートに住んじゅう人を探いて、そこを会場に「レトロパーティ」の合コンを開催するがぜよ。最近、結構昭和30年代らあのレトロが流行っちゅうき、服装らあもその頃を彷彿とさせるもんゆうキマリにすりゃあ、参加する女の子らあにもウケそうながやき。

 ほんで、酒も料理も昭和30年代にせにゃあ。ほいたら酒は日本酒、料理は焼き魚、煮物、和え物らあでキマリやろう。この頃は、動物性食品の摂取はまだ少なかったらしいきにのお。こんな料理をツマミに湯呑みで日本酒をやりもって、ちゃぶ台を囲んでやる合コンらあて、ある意味メチャ素敵やないかよ?

 〆めは当然、オバQの小池さん風に、ドンブリでインスタントラーメンぜよ!・・・若い人らあにゃあ分からんろうかのお・・・?



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月7日〉「知恵の日」「鍋の日」「立冬」


 1988年(昭和63年)のこの日、「朝日現代用語 知恵蔵」が発刊されたきに、朝日新聞社が「知恵の日」に制定したがぜよ。

 さらにこの日は「鍋の日」でもあるがやき。11月7日は毎年「立冬」になることが多いきに、食品メーカーのヤマキが制定したがぜよ。ちなみに2005年も11月7日が「立冬」ながよ。二十四節気のひとつで、初めて冬の気配が現れてくる日っちゅう意味じゃきに、まさに鍋がピッタリの日ながぜよ。

 ほいたらこの日は、「知恵」を使うて鍋料理をしようぜや。美味しい鍋料理の最大のコツは、具材の「相性」と「下処理」と「タイミング」の3つながよ。まず具材の取り合わせは、相性のえいもん同士を選ぶこと。次に「面取り」や「十字包丁」や、「下ゆで」らあでアクを取ったりの、「下処理」をすること。最後に、それぞれの具材の個性を見て、一番美味しい「時」(=タイミング)をいただくこと。ほんで、さらに鍋料理を美味しゅうする方法は、日本酒と合わせることながよ。山廃純米酒の燗酒らあが最高ながぜよ。知恵を使うての鍋料理は、いつもの10倍は美味しゅうなるがやき。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月8日〉「刃物の日」「いい歯の日」

 「いい(11)は(8)」の語呂合わせと、「ふいご祭」が行われる日やき、この日は「刃物の日」ながやと。刃物を作りゆう町や団体、岐阜県関市、岐阜県関刃物産業連合会、新潟三条包丁連、越前打刃物協同組合、東京刃物工業協同組合、京都利器工具組合、高知土佐山田商工会、島根県吉田村、堺刃物商工業協同組合連合会らあが制定したがやき。
さらにこの日は「いい(11)歯(8)」の語呂合わせから、日本歯科医師会が制定した「いい歯の日」でもあるがぜよ。

 こりゃあこの日はまず、よう切れるえい包丁を買いに行こうぜや。ほんでその晩は、その包丁を使(つこ)うて刺身にするがよ。魚屋で、刺身にオススメの旬の魚を買(こ)うてきて、よう切れるえい包丁で刺身にさばくがぜよ。包丁がえいと刺身の味が一段と良うなるがやき。さらに「いい歯」を意識して、アタリメ(スルメ)もツマミに加えちょこうや。かとうてなかなか噛み切れんアタリメは、ゲニ歯が丈夫になりそうながやき。

 刺身とアタリメとくりゃあ、こりゃあ酒は日本酒しかないろがよ。この頃が旬の魚は、脂がよう乗っちょって旨味タップリやき、同じゅう旨味タップリの「ひやおろし」がピッタリながよ。アタリメにじゃちよう合うがぜよ。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月9日〉「ベルリンの壁崩壊の日」「119番の日」「換気の日」

 1989年(平成元年)のこの日、ドイツ・西ベルリンを囲んじょった「ベルリンの壁」が取り壊され、東西ドイツの統一や東欧諸国の民主化、冷戦終結のきっかけになったがぜよ。
またこの日は、電話番号「119番」にちなんで、消防庁が1987年(昭和62年)に制定した「119番の日」ながよ。消火活動、救急業務、救助活動等、消防全般に対する正しい理解と認識を深め、防火意識を高める日ながやと。

 さらにこの日は、「いい(11)くう(9)き」の語呂合わせで、1987年(昭和62年)に日本電機工業会が制定した「換気の日」でもあるがやき。室内の換気を見直してもらうことが目的ながやと。

 こりゃあこの日の晩は、ドイツ料理で飲まなあイカンぜよ。ちなみにドイツじゃあ、伝統的にゃあ昼食にしか温かいもんを食べんがやと。夜は基本的にパン、チーズ、スライスソーセージばあらしいがやき。ほいたら、「119番の日」に防火意識を高めるためにも、この日の晩は火を使わんづつ済まいてもうぜや。火を一切使わにゃあ「換気」も心配いらんなるき、丁度この日にピッタリながよ。

 パンとチーズとスライスソーセージゆうたら、酒はワインかビールになりそうなけんど、実は日本酒がオススメながよ。特にチーズにゃあ、実はワインよりも日本酒の方が合うがやき。まあやってみてちや。その相性の良さに驚くはずやき。ほんでスパイシーなドイツのソーセージにゃあ、日本酒の中でも旨みタップリの「ひやおろし」がよう合うがぜよ。お酒の温度は常温がえいろう。日本酒は、常温で飲んでも他の酒よりも体を暖める効果が高い酒やきに、寒い時期に冷たい料理を食べる時にゃあ最適ながぜよ。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月10日〉「トイレの日」「技能の日」「ハンドクリームの日」

 11月10日は「いい(11)ト(10)イレ」の語呂合わせで、「トイレの日」ながやと。1986年(昭和61年)に日本トイレ協会が制定したがぜよ。ほいたらこの日は、お通じを良うするために繊維質をタップリ取らにゃあ。毎月10日は「植物油の日」でもあるらしいきに、植物油を使うた秋野菜のテンプラはどうぜよ?旬のイモ類やキノコ類、秋ナスや秋タマネギ等々、タップリ取ってお通じを良うしょうぜや。

 またこの日は、労働省(現在の厚生労働省)が1971年(昭和46年)に制定した「技能の日」でもあるがやき。1970年(昭和45年)のこの日、アジア初の技能五輪(国際職業訓練競技会)が日本で開催されたきながよ。日本ならではの技能の結晶ゆうたら、そりゃ日本酒しかないきに、この日は日本酒を飲まにゃあイカンがぜよ。秋野菜のテンブラやったら、純米吟醸酒あたりが合いそうながよ。

 さらにこの日は、ユースキン製薬が2000年(平成12年)に制定した「ハンドクリームの日」ながよ。「いい(11)手(ten=10)」の語呂合わせと、平年の最低気温が10℃を割ってハンドクリームの需要が高まる頃やきながやと。ほいたらこの日に飲んだ純米吟醸酒をチビッと残しちょいて、寝る前にハンドクリーム代りに手や顔に塗ってもうや。保湿効果や美白効果があり、自然の原料だっけで何ちゃあ添加物も入ってないきに安心ながよ。翌朝はスベスベお肌ぜよ!



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月11日〉「くつしたの日」「チーズの日」「もやしの日」「きりたんぽの日」

 靴下を2足並べた時の形が「11 11」に見えるきに、11月11日は「くつしたの日」ながやと。1993年(平成5年)に日本靴下協会が制定したがぜよ。この日は、1年に1度同じ数字のペアが重なる日じゃきに「ペアーズディ」とか「恋人達の日」とかゆうて、恋人同士で靴下を贈り合う日ながやと。ほいたらこの日は、まずは恋人や奥さんと靴下を贈り合(お)うて、ペアで飲まなあイカンがぜよ。

 丁度この日は「チーズの日」でもあるきに、まずはチーズがツマミよ。日本の歴史上でチーズの製造が確認される最古の記録として、西暦700年の10月に今のチーズに近い「酥(そ)」の製造を命じたっちゅう記録があるきに、新暦に置き換えて11月にし、覚えやすい11日を「チーズの日」にしたがやと。1992年(平成4年)に日本輸入チーズ普及協会とチーズ普及協議会が制定したがぜよ。ほんでまずはベアでチーズをツマミに飲まにゃあ。チーズといやあワインになりそうなけんど、実は同じ乳酸が含まれちゅうきに、チーズは日本酒の方が合わせやすいがぜよ。ほいたら二人でチーズをつまみもって、日本酒をワイングラスでいただこうぜや。

 またこの日は、「11 11」がモヤシを4本並べたみたいに見えるき「もやしの日」ながやと。さらに、「11 11」がきりたんぽを囲炉裏に立てて焼きゆう様子と似いちゅうき、「きりたんぽの日」でもあるがよ。秋田県鹿角市の「かづのきりたんぽ倶楽部」が制定したがやき。

 ほんならこの日のチーズの後は、モヤシをタップリ入れた「きりたんぽ鍋」にせにゃあ。こいつにゃあお猪口で燗酒ぜよ。純米酒の人肌燗を、隣り合わいて座って差しつ差されつ・・・!最高ぜよ! 



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月12日〉「洋服記念日」「皮膚の日」
1872年(明治5年)のこの日、「礼服ニハ洋服ヲ採用ス」っちゅう太政官布告が出され、それまでの公家風・武家風の和服礼装が廃止されたがよ。ほんでこの日を、東京都洋服商工協同組合が1929年(昭和4年)に「洋服記念日」に制定したがやと。これとは別に、全日本洋服協同組合連合会も1972年(昭和47年)に制定しちゅうがやき。ほいたらこの日は、ちっくとお洒落にセミフォーマルな洋服を着(き)いて、仲間を集めて宴会をしようぜや。毎月12日は「とう(10)ふ(2)」の語呂合わせで「豆腐の日」でもあるきに、豆腐料理で宴会せにゃあイカンがぜよ。
 豆腐を使うたフルコースでもやってみたいもんよ。ほいたら酒は日本酒、純米酒にキマリぜよ。おんなじ純米酒じゃち、冷やいて、常温、ぬる燗と、様々な温度で楽しめるがやき。
 
 さらにこの日は、「いい(11)ひふ(12)」の語呂合わせで「皮膚の日」でもあるがよ。1995年(平成7年)に日本臨床皮膚科医学会が制定したがやと。ほんならこの日に飲んだ純米酒をチビッと残しちょいて、寝る前に皮膚に塗っちょいてみいや。「いい皮膚」になること、請け合いながやき。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月13日〉「うるしの日」「茨城県民の日」

 平安時代のこの日、文徳天皇の第一皇子が、京都嵐山の法輪寺に参詣した時に漆の製法を菩薩から伝授されたっちゅう伝説があるき、11月13日は昔から漆関係者の祭日やったがやと。ほんで1985年(昭和60年)に、日本漆工芸協会が、この日を「うるしの日」ゆうて制定したがぜよ。ほいたらこの日は、まずは漆の盃を買いに行こうぜや。高級な漆じゃち盃なら小さいき、そんなに高うないろうきに。

 さらにこの日は、「茨城県民の日」でもあるがやき。1871年(明治4年)のこの日、廃藩置県後の府県統廃合で茨城県の名称が初めて使われたきに、明治100年にあたる1968年(昭和43年)に、県が「茨城県民の日」に制定したがやと。茨城県ゆうたら、そりゃあアンコウやろう。最高の旬は12月~2月じゃき、チョビッと早いかもけんど、この日はアンコウ鍋やるしかないがやき!ツマミにアンキモも忘れられんぜよ。

 アンキモとアンコウ鍋をつっつきもって、漆の盃で山廃純米酒を飲る・・・!こりゃこじゃんとゼイタクな日ぜよ。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月14日〉「いい石の日」「盛人の日」

「いい(11)石(14)」の語呂合わせと、石工職人が尊ぶ聖徳太子の命日であるこの日を「太子講」としちょったことから、「いい石の日」となったがやと。1999年(平成11年)に、山梨県石材加工業協同組合が制定したがぜよ。ほいたらこの日は、まずは石物、「いい石」で作られた磁器の盃を買いに行こうぜや。ほんでその晩はその盃で酒を飲むがぜよ。ツマミも「石焼き料理」でキマリながよ。秋田県男鹿市に伝わっちゅう「石焼き料理」は、桶に魚介類や野菜を入れてダシ汁を張り、そん中に800度ばあに熱した石を放り込む、豪快な漁師料理ながやき。急激な加熱で魚介類の身が引き締まり、風味を損なわんと煮上がるがぜよ。ほいたら味付けは塩味がえいろう。ほんで合わせる酒は、旨みのある純米吟醸酒がオススメながよ。これやったら磁器の器にもピッタリよ。
さらにこの日は「いい(11)とし(14)」の語呂合わせで、日本ベテランズ倶楽部が制定した「盛人の日」ながやと。50歳過ぎたらもう人生の達人にならなあイカンき、過ぎちゅう人も過ぎてない人も、この日はそれを意識しもって飲もうぜや。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月15日〉「七五三」「坂本龍馬誕生日」「こんぶの日」「かまぼこの日」

 11月15日は、数え年で男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年に、成長を祝うて神社に参詣する「七五三」ながよ。その年の子供さんがおる人は、まずは当然「七五三」のお祝いをせにゃあイカンぜよ。

 ほんでこの日は、土佐が生んだ英雄、坂本龍馬の誕生日でもあり命日でもあるがやき。慶応3年(1867年)のこの日、龍馬さんは付き人にシャモを買いに行かせて亡くなっちゅうき、シャモ鍋を食べ損ねたっちゅうんが定説ながよ。ほいたらこの日は龍馬さんを偲んで、シャモ鍋を食べにゃあイカンがやき。飲む酒は、当然龍馬さんと一番縁の深い「司牡丹」しかないがぜよ。「船中八策」「夕顔丸」「龍馬からの伝言」等々、龍馬さんゆかりの銘柄がオススメながよ。

 ちなみにこの日は「こんぶの日」であり、「かまぼこの日」でもあるきに、シャモ鍋のダシは昆布で取って、鍋の具材にゃあカマボコも入れにゃあイカンがやき。「こんぶの日」は、七五三の日に子供らあに昆布を食べて丈夫になってもらおうと、日本昆布協会が1982年(昭和57年)に制定したが。「かまぼこの日」は、カマボコが初めて文献に登場したがが1115年(永久3年)の祝宴の膳の図やったき、この年の数字の並びから11月15日にしたがやと。1983年(昭和58年)に、全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会が制定したがよ。

 とにかくこの日に、昆布でダシを取ってカマボコを入れたシャモ鍋を司牡丹と共にやりゃあ、天国の龍馬さんも悦んでくれるろうぜよ!子供らあも、男の子は龍馬さんみたいな勇気を、女の子は龍馬さんみたいな優しさを持った子に育ってくれること請け合いながよ。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月16日〉「いい色の日」「国際寛容デー」

 「いい(11)いろ(16)」の語呂合わせで、愛知県の塗装・塗料に関する業界団体「愛知昭和会」が、1991年(平成3年)に「いい色の日」と制定したがやと。「いい色」といやあ、光の色は分けりゃあ虹みたいな7色になるがやけんど、その7色を合わせりゃあ無色透明な光の色になるがやき。こりゃあまるで虹みたいな7色の味が複雑に混じり合(お)うて、透明な液体の日本酒になるがとそっくりながぜよ。ほいたらこの日は、日本酒を飲まなあイカンがやき。ツマミも「いい色」の旬の野菜料理にせにゃあ。赤いニンジン、黄緑のハクサイ、緑のブロッコリー、白いカブやダイコン、紫のナス、オレンジ色のカボチャ、茶色のゴボウ、黒いキノコ・・・色とりどりの野菜本来の「いい色」を活かすにゃあ、強火でサッと炒める野菜炒めみたいな料理が最適ながよ。ほいたら酒は今が旬の「ひやおろし」純米酒あたりがピッタリながやき。

 ちなみに1995年(平成7年)のこの日に、ユネスコ総会で「寛容原則宣言」と「国際寛容年のためのフォローアップ計画」が採択されたき、「国際寛容デー」ながやと。1996年(平成8年)12月12日の国連総会で制定された、国際デーの一つながぜよ。ほいたらこの日は、何にじゃち寛容を心がけて飲まにゃあイカンがよ。絶対に酔うてからんだりクダをまいたり、口論したりせられんぜよ。もちろん奥さんも、ちっとばあ旦那が飲み過ぎたち寛容の気持ちで許いちゃってよ!



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月17日〉「将棋の日」「蓮根の日」

 江戸時代、8代将軍徳川吉宗は将棋好きやって、この日を「お城将棋の日」として、年に1度の御前対局を制度化しちょったがやと。ほんでその史実に基づいて、1975年(昭和50年)に日本将棋連盟が、この日を「将棋の日」に制定したがやき。ほいたらこの日は、まずは友達らあを集めてミニ将棋大会を開催しょうぜや。将棋を知らん人じゃち、「回り将棋」やったらできるろうき、そっちのミニ大会も開催すりゃあえいがぜよ。ほんで優勝者は、晩の宴会で将軍になれるがよ。座布団も3枚ばあ敷いて、飲みゆう最中も何ちゃあ動かんづつ命令だっけしよったらえいき、こりゃ殿様気分で気持ち良う酔えるがやき。殿様らあが飲む酒ゆうたら、もちろん酒は日本酒しかないがぜよ。

 ちなみに、1994年(平成6年)のこの日、茨城県土浦市に全国の蓮根産地が集まって「蓮根サミット」が開催されて、「蓮根の日」に制定されたがやと。ほいたらツマミは蓮根料理でキマリぜよ。「蓮根のはさみ揚げ」らあもできるきに、何でもはさみゃあバリエーションも増えるがよ。ほんなら合わせる酒は、純米酒の燗酒あたりがピッタリながやき。燗の温度は、もちろん殿様のお好みぜよ!



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月18日〉「ミッキーマウスの誕生日」「もりとふるさとの日」

 1928年(昭和3年)のこの日、ニューヨークのコロニーシアターでミッキーマウスが初めて登場する短編アニメ「蒸気船ウィリー」が初公開されたきに、「ミッキーマウスの誕生日」になったがやと。ほいたらまずは、ミッキーマウスの登場するディズニー映画を借りに行かにゃあ。子供向けらあてバカにせられんぜよ、大人が見たちなかなか感動する映画もあるがやき。

 ほんで夜は、ミッキーの誕生祝いで飲まなあイカンがよ。

 ちなみにこの日は、国土保全奨励制度全国研究協議会が制定した「もりとふるさとの日」でもあるがよ。1994年(平成6年)の同協議会の設立日ながやと。

 ほんならこの日は、森と故郷の恵み、キノコを食べにゃあイカンがやき。この時期はキノコが美味い時期じゃきに、丁度ボッチリながよ。秋のキノコ料理ゆうたら、酒は日本酒の樽酒でキマリぜよ。キノコは「木の子」じゃき木の風味があるき、おんなじ木の風味を持っちゅう樽酒と合わいたらバッチリ見事な相性で、いつものキノコ料理が10倍美味しゅうなること請け合いながやき!



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月19日〉「鉄道電化の日」「一茶忌」

 1956年(昭和31年)のこの日、米原~京都が電化され東海道本線全線の電化が完成したき、「鉄道電化の日」ながやと。鉄道電化協会が1964年(昭和39年)に制定したがやき。さらにこの日は、俳諧師・小林一茶の1827年(文政10年)の忌日でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は、電車で小旅行に出かけにゃあイカンろう。ほんで周りの景色でも眺めもって、一茶を偲んで俳句でもひねらにゃあ。けんどそう簡単にゃあえい句らあ浮かんでこんろうき、ほんなら適当なとこで電車を降りて、そのへんの居酒屋で酒でも飲まにゃあ。酒さえ入りゃあ、風流な一句も出てくるっちゅうもんぜよ。

 俳句ゆうたら酒は日本酒に決まっちゅうき、季語にゃあ晩秋旨酒の「ひやおろし」が5文字やき丁度えいがやき。場末の居酒屋で晩秋を感じもって、秋の食材を使うた旬のツマミと「ひやおろし」をやりゃあ、人生最高の一句が浮かびそうながぜよ!



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月20日〉「ホテルの日」「毛皮の日」

 1890年(明治23年)のこの日は、帝国ホテルが開業した日やき「ホテルの日」ながやと。また、「いい(11)ファー(20)」の語呂合わせで「毛皮の日」でもあるがやき。1989年(平成元年)に日本毛皮協会が制定したがやと。

 ほんならこの日は、カミさんや彼女に毛皮のコートでも着せて、たまにゃあ2人でドレスアップして、ホテルでディナーと洒落こもうぜや。「毛皮の日」にからめて、メインは獣肉でキマリぜよ。ほいたら酒は赤ワインっちゅうんは当たり前すぎて面白みがないがやき。たまのリッチなディナーぜよ。こんな時こそ点数稼ぎに、カミさんや彼女にサプライズを与えちょかにゃあ。あらかじめホテルのソムリエに相談しちょいて、日本酒の長期熟成酒をコッソリ準備してもうちょくがやき。ほんでメインの肉料理の時に、黙っちょって、大きめの赤ワイングラスで長期熟成の日本酒を出すがよ。肉と酒の互いの豊かな旨みが融合し合う絶品の味わいに、彼女も「おいし~い!このお酒なに?」ゆうて、感動すること請け合いながぜよ。 



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月21日〉「歌舞伎座開業記念日」「インターネット記念日」「世界テレビデー」

 1889年(明治22年)のこの日、東京・木挽町(現在の東銀座)に歌舞伎座が開場したき、「歌舞伎座開業記念日」ながやと。またこの日は、1969年(昭和44年)にインターネットの元型であるARPAネットの公開実験が、カリフォルニア大学ロサンゼルス校らあの4ヶ所を結んで開始されたき、「インターネット記念日」でもあるがやき。さらに、1996年(平成8年)のこの日、国連で「第1回世界テレビ・フォーラム」が開催されたき、「世界テレビデー」でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は1日、歌舞伎に凝ってもうぜや。歌舞伎座に行けりゃあえいけんど、行けん人も多いろうき「インターネット」を駆使して、いろいろ調べてみるがよ。当然「テレビ」も駆使せにゃあ。NHKでやったりしゆうし、ビデオを借りて来てもえいろう。ほんで丸1日歌舞伎に凝った後は、当然日本酒を飲まにゃあ。昔ながらの山廃仕込純米の燗酒らあが、イメージにピッタリよ。毎月21日は「漬物の日」らしいきに、ツマミは漬物ながやき。
この日の酒は、歌舞伎役者みたいな飲み方になりそうなぜよ!



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月22日〉「いい夫婦の日」「小雪」

 「いい(11)ふうふ(22)」の語呂合わせと、11月の「ゆとり創造月間」の期間中やき、この日は「いい夫婦の日」ながぜよ。1988年(昭和63年)、余暇開発センター(現在の自由時間デザイン協会)が制定したがやと。

 ほいたらこの日の晩は夫婦水入らずで、夫婦やない人はカップルで、料亭のお座敷でも予約しようぜや。ほんで懐石料理のコースでも食べもって、もちろん日本酒で差しつ差されつぜよ。二人で隣り合(お)うて座り、注ぎ合(お)うて飲むらあてゆうことができる色っぽい酒は、日本酒しかないがやき。懐石料理らあやったら、淡麗辛口タイプの純米酒のぬる燗あたりがオススメぜよ。飲み飽きせんし、繊細な料理の味わいの邪魔もせんき、スイスイ飲めるがやき。色っぽう酔うた女房(彼女)に「おひとつどうぞ・・・」らあてお酌されたら、こりゃあもういっぺん惚れ直すぜよ!

 ちなみに今年(平成17年)のこの日は、丁度暦の二十四節気の「小雪」に当たるがよ。わずかながら雪が降り始める時期っちゅう意味ながやき。ほんまに雪が降りゃあ「雪見酒」が楽しめるき、最高ながやけんど、降らいじゃち、料理で「雪見」っちゅう方法もあるがやき。ダイコンやヤマイモらあをおろして雪に見たてて料理に使うてもらやあ、酒を合わいてこれでもう立派な「雪見酒」ぜよ。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月23日〉「勤労感謝の日」「新嘗祭」「外食の日」「いい家族の日」

 この日は、「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」として、1948年(昭和23年)に制定された国民の祝日「勤労感謝の日」ながよ。戦前の「新嘗祭」の日をそのまんま改めたがやき。ちなみに「新嘗祭」ゆうたら、古うからの国家の重要な行事で、天皇陛下が国民を代表して農作物の恵みに感謝する式典ながぜよ。「新嘗(にいなめ)」っちゅうんは、その年収穫された新しい穀物のことながやき。ちなみにこの日は、1984年(昭和59年)に日本フードサービス協会によって制定された、「外食の日」でもあるがぜよ。家族で外食する楽しさを知ってもらおうと、祝日のこの日にしたがやと。ほんでかしらん、この日は「いい家族の日」でもあるがやき。「いい(11)ファ(2)ミ(3)リー」の語呂合わせで、全国家族新聞交流会が制定したがよ。

 ほいたらこの日は、まずは家族でお互いに感謝の言葉を言い合(お)うて、日頃の勤労をねぎろうて、ほんで家族で外食しに行こうぜや。「新嘗祭」やき、和食を食べに行かにゃあイカンがやき。当然日本酒を飲まにゃあ。農作物の恵みに感謝する日ながやき、酒は純米酒にキマリながよ。家族みんなあで、秋の実りの食材を使うた和食を食べもって純米酒を酌み交わしゃあ、日頃の勤労の疲れも吹っ飛ぶっちゅうもんぜよ。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月24日〉「オペラ記念日」「東京天文台設置記念日」「鰹節の日」

1894年(明治27年)のこの日、東京音楽学校(現在の東京芸術大学)奏楽堂で、グノー作曲の「ファウスト」第1幕が上演されたがやと。これが日本でのオペラ第1号といわれゆうき、歌劇の愛好家らあが「オペラ記念日」に制定したがぜよ。
さらに1921年(大正10年)のこの日、東京都麻布区板倉(現在の港区麻布台)に東京天文台が設置されたき、この日は「東京天文台設置記念日」でもあるがやき。
ほいたらこの日は、まずはオペラを観にゃあ。ナマが無理やったらビデオでも借りて、たまにゃあ芸術鑑賞してもうや。ほんで夜は、天体望遠鏡を借りてきて、星を眺めもって一杯飲もうぜや。
この日は、「い(1)い(1)ふ(2)し(4)」の語呂合わせで、食品メーカーのヤマキが制定した「鰹節の日」でもあるきに、ツマミは鰹節を使うた料理でキマリながよ。ほいたら酒は日本酒しかないがやき。鰹の本場、土佐の淡麗辛口純米酒あたりがピッタリながよ。
天の星、地のオペラ、海の鰹節を酒で融合させりゃあ、芸術的感性も高まること請け合いぜよ!



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月25日〉「ハイビジョンの日」「OLの日」

 1987年(昭和62年)、郵政省(現在の総務省)とNHKが、ハイビジョンの走査線の数が1125本であることから、この日を「ハイビジョンの日」に制定したがやと。

 またこの日は、1994年(平成6年)に、働く女性の異業種間交流サークル「OLネットワークシステム」が制定した「OLの日」でもあるがぜよ。以前は職場で働く女性のことを「BG(ビジネスガール)」と呼びよったがやけんど、この言葉がアメリカの隠語で「商売女・娼婦」っちゅう意味じゃっちゅうことがわかって、1963年(昭和38年)9月12日にNHKが放送禁止用語にしたがやき。

 ほんで、これに代わる言葉を女性週刊誌「女性自身」が募集して、第1位やった「OL(オフィスレディー)」っちゅう言葉を、1963年(昭和38年)11月25日号から使い始めたき、この日が「OLの日」になったがよ。

 ほいたらこの日は、まずはハイビジョンテレビを観にゃあイカンがやき。自分くに持ってのうたち、誰が知り合いで持っちゅう人を探いて、なんとか観ろうぜや。

 ほいで、みんなあでハイビジョン鑑賞の後は、ハイテンションでOLさんと合コンをするがぜよ。丁度この頃は、日本酒の新酒「しぼりたて」が発売される時期やき、それを楽しむパーティにキマリながよ。ちょびっと前のボージョレーヌーボーの解禁日(11月第3木曜日)は知っちょっても、この時期に日本酒の新酒が発売されるこたぁ、大抵のOLさんは知らんろうき、こりゃあサプライズになること請け合いながやき。

 よりサプライズを演出するやったら、イタリアンレストランあたりを会場にしちょいて、あらかじめソムリエさんに日本酒の「しぼりたて」を用意してもろうちょくがよ。ほんでだぁまっちょって、ワイングラスで「しぼりたて」を出いて、「これどこのワイン!?おいし~い!」と言わいて、楽しむがよ。こりゃあこの日の合コンは盛り上がるぜよ!



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月26日〉「ペンの日」

 1935年(昭和10年)のこの日に日本ペンクラブが創立されたきに、1965年(昭和30年)同クラブが「ペンの日」と制定したがやと。ペンクラブっちゅうんは、文学を通じて諸国民の相互理解を深め、表現の自由を擁護するための国際的な文学者の団体ながぜよ。ペン(PEN)は、文字を書く道具としてのペンを表わいちゅうとともに、Pは詩人(Poets)と劇作家(Playwrights)を、Eは随筆・評論家(Essaists)と編集者(Editors)を、Nは小説家(Novelists)をそれぞれ表わいちゅうがやと。ちなみに日本ペンクラブの初代会長は島崎藤村やったらしいがやき。

 こりゃあこの日は、まずは書店に行って、詩や随筆、評論や小説等々、いろんな分野の本を買うてきて、とにかく興味のおもむくまま片っ端から読んでもうぜや。ついでに、簡単で楽しそうな酒の肴のレシピ本やお料理本も買うちょいて、夜はそれを作ってツマミにして飲むがはどうぜよ。

 簡単でこの時期ピッタリながは鍋料理やき、鍋料理のレシピ本を買うてこにゃあ。シュンギク、ハクサイらあの鍋にピッタリの野菜も旬やし、マイタケやナメコらあキノコ類も旬。アラ、アンコウ、トラフグらあもそろそろ脂がのって旬になるきに、まさに鍋料理をするにゃあもってこいの時期ながよ。鍋料理に合わせるゆうたら、こりゃもう日本酒しかないがやき。山廃純米酒あたりの燗酒を合わせりゃあ、体の芯までポッカポカにあったまるぜよ。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月27日〉「ノーベル賞制定記念日」「いい鮒の日」

 1895年(明治29年)のこの日、スウェーデンの化学者ノーベルが、自らの発明したダイナマイトで得た富を人類に貢献した人に与えたいっちゅう遺言状を書いたき、この日は「ノーベル賞制定記念日」になったがやと。第1回の授賞式は1901年(明治35年)に行われたがぜよ。ノーベルの遺産を元にした基金は168万ポンドで、毎年その利子が、物理学・化学・生理学医学・文学・平和事業の5分野に貢献した人に贈られよって、1969年(昭和44年)に経済学賞が追加されちゅうがやき。毎年ノーベルの命日の12月10日に、平和賞はオスロで、その他の賞はストックホルムで授賞式が行われゆうがぜよ。

 ほいたらこの日から、物理学・化学・生理学医学・文学・平和事業・経済学の中から、自分が興味持てそうな分野1つに絞り込んで勉強を始めてみんかよ。ほんで、ゆくゆくはノーベル賞を目指すがよ。何をムチャならあて言わんと、夢は大きいほどえいっちゅうじゃいか。それっぱあふっとい夢やったら、勉強し甲斐もあるっちゅうもんよ。

 こじゃんと勉強したら、ノーベルと、先輩のノーベル賞受賞者に敬意を表して、感謝しもって酒を飲もうぜや。ちなみにこの日は「い(1)い(1)ふ(2)な(7)」の語呂合わせで、茨城県の古河鮒甘露煮組合が制定した「いい鮒の日」でもあるがよ。ほいたらツマミは鮒の甘露煮にキマリぜよ。これに合わせる酒ゆうたら、甘露煮に負けん強い旨味を持っちゅう日本酒の古酒、長期熟成酒しかないろう。鮒の甘露煮の濃い旨味を、長期熟成酒がやわらこうに溶かしてくれるがやき。こりゃ酒も甘露煮もこじゃんと進みそうなよ。誰ぞ、ノーメル賞ならもらえそうらあて下らんシャレを言うがは!



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月28日〉「太平洋記念日」

1520年のこの日、ポルトガルの探検家マゼランが、後に「マゼラン海峡」と命名される南米大陸南端の海峡を通過して太平洋に出たがよ。ほんで、天候が良うて平和な日が続いたき、この海を「Pacific Ocean」(平和な・穏やかな大洋=太平洋)と名付けたがやと。マゼラン自身は航海途中で亡くなってしもうたけんど、後に彼の船は初めて世界を一周して帰国し、地球が丸いことを証明したがぜよ。
ほいたらこの日は、マゼランの偉業を讃えて飲まなあイカンがよ。
ほんで、この日は太平洋の誕生日みたいなもんやき、太平洋の幸で一杯やらにゃあ。カサゴ、サケ、サンマ、ホッケ、イワシ、サバ、アマダイ、アラ等々、この頃が旬の魚を料理して飲むがぜよ。太平洋の魚料理ゆうたら、酒は日本酒しかないろう。太平洋側の日本酒蔵元の純米酒あたりがピッタリながぜよ。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月29日〉「議会開設記念日」「いい服の日」

 1890年(明治23年)のこの日、前年の大日本帝国憲法発布を受けて初の帝国議会が開かれたき、この日は「議会開設記念日」ながやと。またこの日は、「いい(11)ふく(29)」の語呂合わせで、「いい服の日」でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずはみんなあで「いい服」を着(き)いて、家族会議を開こうぜや。服が良うなるだけやち、気持ちがシャンと引き締まるき、家族会議もスムーズに進行するっちゅうもんながよ。家族やち、たまにゃあキチンと会議を開いて、互いの意見を尊重し合わなあ。この日ばかりは、議会やき、子供の意見やち一議員の意見として尊重しちゃらなイカンがやき。ほんで家族間のルールを、簡単ながでえいき、決定しようぜや。

 会議が終ったら、あとは一家団らんで夕食会よ。20歳以上の家族議員さんは、当然酒を飲まにゃあ。日本の帝国議会開設の記念日やき、飲むがは日本酒にせにゃあイカンがよ。毎月29日は語呂合わせで「肉の日」でもあり、この日は「いい(11)にく(29)の日」であるとも言えるきに、こりゃあ夕食は奮発して、ちっくとえい肉を使わにゃあイカンがやき。えい肉ゆうたら特上の霜降り肉やろう。

 家族の夕食の団らんにゃあ、何とゆうたち鍋料理がオススメやき、ほんなら特上霜降り肉で、すき焼きらあはどうぜよ。これに合わせる日本酒は、山廃純米酒のぬる燗あたりがピッタリながよ。これで家族の会話も一段と弾んで、今後のコミュニケーションもバッチリになること請け合いながぜよ。



◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈11月30日〉「オートフォーカスカメラの日」「シルバーラブの日」


 1977年(昭和52年)のこの日、世界初のオートフォーカスカメラ「コニカC35AF(通称ジャスピンコニカ)」が小西六写真工業(現在のコニカ)から発売されたきに、この日は「オートフォーカスカメラの日」ながやと。当時、被写体にレンズを向けただっけで自動的に焦点が合うらあてゆう技術は、メチャメチャ画期的やったがやき。ほいたらこの日は、まずはオートフォーカスカメラをさげて、仲間と紅葉狩りに出かけて、写真撮影会でもしようぜや。オートフォーカスやったら写真のシロウトやち、こじゃんと綺麗な紅葉の写真が撮れるろうきのお。

 さらにこの日は、「シルバーラブの日」ながやと。1948年(昭和23年)のこの日、歌人の川田順が弟子の大学教授夫人とともに家出したがに由来するがぜよ。当時川田は68歳で、死を覚悟した行動やったがやけんど、連れ戻されたがよ。けんど、その後2人は結婚したがやと。ちなみに川田が詠んだ「墓場に近き老いらくの恋は恐るる何もなし」から、「老いらくの恋」が当時流行語になったらしいがぜよ。

 ほんならこの日は、自分くのオジイちゃんオバアちゃん、自分くにおらん人は知り合いのお年寄りらあを誘うちゃって、一緒に飲み会を開催しようぜや。ほんで一人もんのお年寄りがおったら、「シルバーラブ」をコッソリ手伝うちゃるがぜよ。いくつになったち、恋する気持ちは持ちたいもんじゃきのお。

 ちなみに毎月30日は、語呂合わせで「みその日」でもあるきに、料理は味噌料理でキマリながよ。この時期オススメの味噌料理ゆうたら、ボタン鍋らあはどうぜよ?猪肉と味噌の風味がバッチリながよ。ほいたら酒は日本酒の古酒、長期熟成酒のぬる燗あたりがピッタリながよ。

 ボタン鍋と古酒の燗酒であったまりゃあ、ホットな「シルバーラブ」が生まれるかもしれんぜよ!





***  Copyright(C) 2004 司牡丹酒造株式会社 All Rights Reserved.  ***
当ホームページにおける画像及び文章の無断使用・転載等・固くお断り致します。