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◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』

 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」


〈10月1日〉「衣替え」「日本酒の日」「土地の日」
 毎年10月1日は、気候に合わせて衣服を冬服に替える日で、「衣替え」の日ながぜよ。こりゃあ平安時代から始まった習慣で、当時は中国の風習になろうて4月1日および10月1日に夏服と冬服を着替えると定めちょったがやと。これが江戸時代頃から、6月1日と10月1日に行うようになって、明治以降の官庁や企業もそれに従うようになったがやき。こりゃあこの日は、まずは「衣替え」せにゃあイカンぜよ。Tシャツやアロハらあの夏服をしもうて、秋冬もんを出して来るがよ。衣服が替わるとスッカリ気分も秋冬になるき不思議なもんぜよ。

 ほんで「衣替え」のひと仕事が終ったら、秋冬気分で飲もうぜや。ほいたらやっぱり日本酒の燗酒やろう!丁度この日は「日本酒の日」じゃき、こりゃあ絶対に日本酒を飲まんとイカンがやき。

 1978年(昭和53年)に、日本酒造組合中央会が制定したがよ。新米で酒造りを始めるがが10月からやし、酒壺を表す「酉」の字は十二支の10番目やし、さらに酒造年度は10月1日から始まるし、何かと酒に関係が深い10月1日を「日本酒の日」にしたがぜよ。さらにこの日は、「十」と「一」を組み合わせると「土」になるきに、「土地の日」ながやと。

 1997年(平成9年)に国土庁(現在の国土交通省)が制定したがぜよ。ほいたらツマミは「土地のもん」にキマリながよ。昔っから「身土不二(しんどふじ)」ゆうて、自分の体と生まれ育った土地の風土は同根やと言われゆうがやき。ほんで、自分の生まれ育った近隣地域で取れたもんを食べるがが一番健康にえいと言われゆうがよ。

 10月1日に「衣替え」して、日本酒の燗酒と「土地のもん」を合わいて飲み食いすりゃあ、まさに季節感と身土不二を満喫できて、健康で長生きできそうなろうがよ!


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〈10月2日〉「望遠鏡の日」「豆腐の日」
1608年のこの日、オランダの眼鏡技師リッペルハイが遠くの物が近くに見えるっちゅう望遠鏡を発明し、特許を申請するためにオランダの国会に書類を提示したき「望遠鏡の日」ながぜよ。けんど、原理があまりに単純で誰にでも作れそうやっちゅう理由で、特許は受理されんかったがやと。こりゃあこの日は、天体望遠鏡を借りてきて、秋の夜空の天体観測をしもって飲もうぜや!ギリシャ神話の星座にまつわる話しでも先に仕入れちょきゃあ、さらにロマンが膨らんで、一層酒が美味うなるっちゅうもんよ。
さらにこの日は、「とう(10)ふ(2)」の語呂合わせで、1993年(平成5年)に日本豆腐協会が制定した「豆腐の日」ながぜよ。ほいたらツマミは豆腐料理にキマリやき、酒はヤッパリ日本酒になるがよ。この季節やったら湯豆腐でもやりたいもんぜよ。ほんなら燗酒がバッチリよ。
何万光年も離れた遠い遠い宇宙の果ての星の光を眺めもって、ヌクヌクの湯豆腐に辛口純米酒の人肌燗でキュッと一杯・・・!カ~ッ!こりゃたまらんぜよ!


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〈10月3日〉「登山の日」
(社)日本アルパイン・ガイド協会の重野太肚二氏が発案し、1992年(平成4年)に同協会が制定したがぜよ。日付は「と(10)ざん(3)」の語呂合わせと、1905年(明治38年)の10月に、日本山岳会が発足したきやと。
「登山の日」は、山に登ることで大自然に触れ、その素晴らしさから、自然を尊び恩恵に感謝する日ながやと。こりゃあこの日は、へんしも登山して、自然に感謝せにゃあイカンぜよ。ほんで、日本の自然の恩恵でもある日本酒を飲まなあいかなあよ。ほいでツマミも日本の自然の恵み、秋の山の恵み、キノコ料理でキマリぜよ。手軽にできるホイル焼きあたりがオススメながよ。ほいたら酒は、なんちゅうたち樽酒ぜよ!キノコは木の子じゃき、同じ木の風味を持っちゅう樽酒との相性は最高ながやき。
山頂で清々しい空気を吸うて錦秋の自然を眺めもって、秋の恵みのキノコ料理と樽酒を味わう・・・こりゃあたまらんぜよ!


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〈10月4日〉「都市景観の日」「イワシの日」「陶器の日」
 この日は「と(10)しび(4日)」(都市美)の語呂合わせから、建設省(現在の国土交通省)等が1990年(平成2年)に「都市景観の日」に制定したがやと。都市景観に対する意識を高める日ながぜよ。こりゃあどっか眺めのえいビルの屋上から、都市のキレイな夜景を眺めもって、飲まなあイカンろう。

 さらに、この日は「イワシの日」ながやと。いわし食用化協会が1985年(昭和60年)に、「い(1)わ(0)し(4)」の語呂合わせから制定したがぜよ。ほいたらツマミはイワシ料理でキマリながよ。ちょうどイワシは、この頃に脂がのって旬になるきに、こりゃあ美味そうながぜよ。ほんでイワシ料理を引き立てるがやったら、酒はヤッパリ日本酒ながやき。山廃仕込み純米酒の「ぬる燗」あたりが、最適ぜよ!

 この日はちょうど「陶器の日」でもあるらしいがよ。愛知県瀬戸市の提唱により、日本陶磁器卸商業協同組合連合会が、1984年(昭和59年)に制定したがやき。古代日本では、陶器のことを「陶瓷(とうし)」と言いよったきに「とう(10)し(4)」の語呂合わせから「陶器の日」になったがやと。ほいたらこの日は、陶器の杯で飲まなあイカンがぜよ。お気に入りの陶器の杯を出して来うぜや。

 美しい夜景を眺めもって、旬の絶品イワシ料理をサカナに、山廃純米酒の「ぬる燗」を、お気に入りの陶器の杯でやりゃあ、こりゃもうサイコーの一夜やろうがよ!


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〈10月5日〉「達磨忌」「レモンの日」

 西暦528年頃のこの日は、禅宗の祖・達磨大師が入寂した日らしいがぜよ。南インドの王子として生まれた達磨大師は、中国に渡って禅宗を始め、伝え拡げたがやき。ちなみにダルマさんの置物は、緋色の衣を着て座禅する達磨大師を模して作られたがよ。

 こりゃあこの日は、まずはダルマさんの置物を買うて来にゃあイカンぜよ。ほんで何かの夢や目標を決めて、片方の目を入れろうぜや。夢や目標が叶うたら、もう片方の目を入れるがぜよ。
 禅の流れの中に、日本の茶道や華道、そして酒道もあるがやき、ほんならこりゃあ日本酒を飲まなあイカンがやき!ツマミもダルマさんに合わいて、ダルマの形に似せた串揚げはどうぜよ?うずら玉子の串揚げらあがソックリやろうがよ。
 
 ちなみにこの日は「レモンの日」でもあるがやと。高村光太郎の妻・智恵子が1938年(昭和13年)のこの日に亡くなったがよ。智恵子は精神病を病んじょったけんど、亡くなる数時間前にレモンをかじり、もとの正気の智恵子に戻ったがやと。悲しい話しやけんど、ほんならこの日は智恵子を偲んで、レモンを使わなイカンがよ。ちょうど串揚げにレモンをかけたらバッチリながやき。

 酒は、旨みタップリの「ひやおろし」あたりをオススメするぜよ。


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〈10月6日〉「役所改革の日」「国際協力の日」
 1969年(昭和44年)のこの日、千葉県松戸市役所に「すぐやる課」ができたがよ。当時の松本清市長の発案で設置され、「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」をモットーに、役所の縦割り行政では対応できんような仕事にすぐ出動しすぐに処理し、市民の好評を得たがやと。ほんでこの日は「役所改革の日」ながよ。

 ちなみにこの松本清市長は、ドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者でもあるがぜよ。こりゃあこの日は松本清市長を見習うて、自分くの家庭や会社も何かを改革しようぜや。ちんまい改革でもかまわんきに、その日のうちにすぐできそうなことを、ひっとつだけでもすぐやってみにゃあイカンぜよ。ほんでそれが達成できたら、もちろんご褒美に飲まにゃあイカンがやき。

 またこの日は「国際協力の日」でもあるがよ。外務省と国際協力事業団(JICA)が1987年(昭和62年)に制定したがやと。1954年(昭和29年)、日本が初めて援助国としての国際協力として、途上国への技術協力のための国際組織「コロンボ・プラン」に加盟した日らしいがよ。ほいたらこの日はツマミで「国際協力」せにゃあイカンぜよ。スーパーにでも買い物に行って、できるだけ途上国から輸入されたもんらあを選ぶがよ。最近は刺身らあじゃち原産国が記載されちゅうきに、すぐ分からあよ。

 ほんなら酒は日本酒よ。いろんな国のいろんな食材、そのどれにじゃち反発せん「和」の酒は、日本酒しかないがやき。特に淡麗辛口の純米酒あたりがオススメながよ。
ちんまい改革達成のお祝いと、ちんまい国際協力に乾杯ぜよ!


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〈10月7日〉「ミステリー記念日」
 1849年のこの日、ミステリー小説(推理小説)の先駆者、エドガー・アラン・ポーが亡くなったがに由来するがぜよ。ちなみに、1845年に発表された「モルグ街の殺人」が、世界初の推理小説と言われゆうがやと。

 こりゃあこの日は、まずはミステリー小説(推理小説)を読まなあイカンぜよ。ほんでその後は、エドガー・アラン・ポーを偲びもって、飲もうぜや。ほいたら、お酒もミステリアスなヤツを選ばにゃあ。ワインみたいに酸味が効いた、甘うてアルコール度数も低い日本酒がピッタリながよ。そんな日本酒を以前は総称して「あ、不思議なお酒」ゆうて呼びよったきに、まさにミステリアスやろうがよ。ちなみに「日本酒ライスパワー・ネットワーク」(http://www.sake-ricepower.gr.jp)に加盟しちゅう日本酒メーカーが造りゆうがぜよ。
ほいたらツマミもミステリアスに、闇鍋にキマリやろう。みんなあで秘密の食材を持ち寄って、明かりを消しちゅう間に一斉に鍋に投入するがよ。こりゃあミステリアスな一夜になって、盛り上がりそうなよ。けんど食べれんもんは入れられんぜよ!


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〈10月8日〉「骨と関節の日」「木の日」「寒露」

 「十」と「八」を組み合わせると「骨」の「ホ」の字になり、また「体育の日」が近いき骨と関節の健康に気を付けろうゆうことで、10月8日は「骨と関節の日」ながやと。1994年(平成6年)に日本整形外科学会が制定したがぜよ。

 さらに「十」と「八」を組み合わせたら「木」の字になるき、この日は「木の日」でもあるがやき。1977年(昭和52年)、木材利用推進中央協議会と林野庁木材流通課が、木の良さを見直してもらおうと提唱したがぜよ。

 こりゃあこの日は、まずは「骨と関節」を強うするために、「ウルメの丸干し」らあの小魚をツマミに飲まなあイカンがよ。さらに「木の日」じゃき、木の子供でもあるキノコもツマミにせにゃあ。ほいたら酒は、キノコ料理を10倍おいしゅうする、木の風味の樽酒でキマリぜよ。

 さらに今年の10月8日は、暦の二十四節気の「寒露」でもあるがよ。露が冷気にあたって凍りそうになるっちゅう意味で、そろそろ紅葉が鮮やかになる頃ながやき。ほいたら「紅葉狩り」に行かにゃあイカンろう。

 古来より「紅葉狩り」っちゅうんは、見事な紅葉の下で酒を酌み交わすっちゅうイベントやったがやき。「林間に酒をあたためて紅葉をたく」ゆう詩もあることやき、こりゃあ樽酒の燗でキマリぜよ。


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〈10月9日〉「道具の日」

 「どう(10)ぐ(9)」の語呂合わせから、東京・浅草の調理道具専門店街・かっぱ橋道具街が「道具の日」に制定したがやと。
こりゃあこの日はまず、普通はあんまり持ってないような調理道具らあを買いに行かなあイカンぜよ。例えばオタマひとつ取ってみたち、いろんな種類があるきに、なんかソソルもんを見つけて買うてもうぜや。新しい道具がひとつあるだけで、なんか料理するがが楽しゅうなるきに不思議なもんよ。

 ちなみに毎月9日は「クジラの日」らしいきに、晩は「クジラのハリハリ鍋」はどうぜよ?ほいたら新しい鍋を買うちょくがもえいがよ。1人もんやったら小さい1人用の小鍋とか、逆に大家族やったら大人数用の大鍋らあて、滅多に持ってないき、この機会に買うちょくがも手ながよ。

 「クジラのハリハリ鍋」やったら、酒は「ひやおろし」の純米酒あたりが最適ぜよ。クジラの脂分をスッキリ流してくれるきに、酒も鍋もよう進むがやき!  




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〈10月10日〉「釣りの日」「銭湯の日」「缶詰の日」「まぐろの日」「体育の日」

1977年(昭和52年)全日本釣り団体協議会と日本釣り振興会が制定。10月10日を「トト」(魚の幼児語)と読ませて「釣りの日」ながやと。

また、1991年(平成3年)に東京都公衆浴場業環境衛生同業組合が、「1010(せんとお)」の語呂会わせから「銭湯の日」に制定しちゅうがよ。さらに、1877年(明治10年)のこの日、北海道開拓使が石狩町に鮭の缶詰工場を日本で初めて開いたき、日本缶詰協会が昭和62年に「缶詰の日」に制定したがぜよ。さらに726年(神亀3年)のこの日、山部赤人が万葉集で初の鮪の歌を詠んじゅうき、日本鰹鮪漁業協同組合連合会が「まぐろの日」に制定したがやと。

こりゃあこの日は、まず釣りに行って、それから銭湯行って、鮭の缶詰と鮪料理を肴に飲まなあイカンがぜよ!ほいたら酒は「ひやおろし」純米酒あたりが最適よ。
その上、今年の10月10日は第2月曜やき「体育の日」でもあるがよ。元々は東京オリンピック開会式を記念してできた祝日やき、こりゃあ五輪に似いたイカリングでもツマミにして、「ひやおろし」純米酒を飲まなあ!



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〈10月11日〉「ウィンクの日」(オクトーバーウィンク)

10月11日の10と11を横に並べたら、片目をつぶってウィンクしゆうように見えるき、「ウィンクの日」(オクトーバーウィンク)ながやと。この日にウィンクすりゃあ、想いを寄せちゅう人に気持ちが届くとされちゅうがやき。さらに、朝起きた時に相手の名前の数ばあウィンクすりゃあ、想いを寄せちゅう人に会えるとか、想いが伝わるとか言われちゅうがぜよ。

こりゃあこの日はまず朝起きたら、へんしもウィンクせにゃあ。もちろん「家庭持ち」は奥さんの名前の数ばあウィンクせにゃあいかなあよ。ほんで、この日の晩は、奥さんや彼女や好きな人を誘うて、飲みに行こうぜや。毎月11日は「めんの日」やき、チクとイキに蕎麦屋はどうぜよ?老舗の蕎麦屋で、まずは板ワサ、焼き海苔らあの定番を頼んだら、もちろん酒は樽酒か山廃の燗酒ながよ。ツウぶって「天ヌキ」(天ぷら蕎麦の蕎麦を抜いたもん)をサカナに飲るがもえいろう。ほんで最後にザル蕎麦でサッとしめるがぜよ。

こんなイキな飲み方を教えちゃりゃあ、連れの女性も感動もんよ。向こうからもウィンクが来そうなよ!



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〈10月12日〉「コロンブス・デー」(「新大陸発見の日」)「芭蕉忌」
 1492年のこの日、サンタマリア号で航海中のコロンブスが新大陸アメリカに到達したき「新大陸発見の日」、「コロンブス・デー」ながよ。

 元々コロンブスは、伝説の黄金の島「ジパング」(日本)を目指したがやき、こりゃあ「ジパング」に住んじゅうワシらあは、この日にゃあ伝統的な日本食を食べにゃあイカンがぜよ。ほいたら酒は日本酒ながよ。「コロンブスの卵」の逸話もあることやし、卵料理と日本酒でキマリながやき。ふわっと優しい風味の卵料理にゃあ、ナチュラルでやわらかな純米吟醸酒あたりがピッタリぜよ。

 さらにこの日は、江戸時代の俳人・松尾芭蕉の命日やき「芭蕉忌」ながよ。1694年(元禄7年)の10月12日に亡くなったがやと。ほいたらこの日は芭蕉先生を偲んで、酒を飲みもって俳句でも詠んでみろうぜや。

 コロンブスと芭蕉で、こじゃんとグローバルな俳句ができそうなよ!
ちなみに毎月12日は、語呂合わせで「豆腐の日」でもあるきに、湯豆腐も追加できるがよ。純米吟醸酒と湯豆腐も、なかなかえい組み合わせぜよ!



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〈10月13日〉「引越しの日」「サツマイモの日」

 まず「引越しの日」は、引越し専門協同組合連合会関東ブロック会が、組合の創立15周年を記念して1989年(平成元年)に制定したがぜよ。1868年(明治元年)のこの日に、明治天皇が京都御所から江戸城(現在の皇居)に移られちゅうきに、この日を選んだがやと。こりゃあこじゃんと引越しにふさわしい日ぜよ!へんしも引越ししたいところやけんど、そう簡単にゃあイカンろうき、家じゃのうて何かの引越しをしようぜや。机の引越しでも、家具の引越しでも、テレビの引越しでも構わんきに、何かを引越しさせて模様替えをするがぜよ。ちょびっと家具らあの配置が替わっただけでも、何か新しい気持ちになるき不思議なもんよ。

 引越しが終わったら、当然「引越しソバ」をツマミに飲まにゃあイカンがよ!丁度この日は「サツマイモの日」でもあるらしいき、サツマイモ料理も追加せにゃあ。ちなみに「サツマイモの日」は、埼玉県川越市の市民グループ「川越いも友の会」が制定したがぜよ。10月はサツマイモの旬やし、江戸から川越までの距離が約13里で、サツマイモが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」の異名があったきに、10月13日になったがやと。
ほんじゃきこの日は、ソバとサツマイモ料理をサカナに飲まにゃあイカンがよ。この両方の料理ともにバッチリ合うがは、山廃純米酒のぬる燗でキマリぜよ!料理も酒も、互いの旨みを引き立て合うがやき。



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〈10月14日〉「鉄道の日」

 まず、1872年(明治5年)9月12日(新暦では10月14日)、新橋~横浜間を結んだ日本初の鉄道が開業したことを記念して、1922年(大正11年)に日本国有鉄道が制定したがが「鉄道記念日」ながよ。ほんでその後、「鉄道記念日」では国鉄色が強いっちゅうことで、1994年(平成6年)に運輸省(現在の国土交通省)の提案で「鉄道の日」と改称し、JR以外の民間鉄道も巻き込んだ記念日になったがやき。

 こりゃあこの日は、鉄道を使うて小旅行に出かけにゃあイカンぜよ!行き先らあは適当よ。とにかく鈍行列車に揺られ、車窓を流れる秋の景色を眺めもって、駅弁をツマミにゆっくりカップ酒を飲るがぜよ。ツマミと酒がのうなる頃、見知らぬ駅で降りて、その辺を散策してみるがも酔い覚ましになるがやき。ほんでまた駅弁とカップ酒を買うて、ゆっくりゆったり鈍行列車で帰るがよ。たまにゃあこんな意味のない行動も、ノスタルジックな雰囲気が味わえて、なかなかえいもんぜよ。



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〈10月15日〉「キノコの日」「たすけあいの日」「十三夜」


 10月15日は、日本特用林産振興会が1995年(平成5年)の総会で制定した「キノコの日」ながぜよ。10月はキノコ類の需要が高まる月で、その月の真ん中の15日を中心にキノコ類の消費PRを行っていこうっちゅうことながやと。

 さらにこの日は、「たすけあいの日」でもあるがぜよ。全国社会福祉協議会が1965年(昭和40年)に制定したがで、日常生活での助け合いや、地域社会でのボランティア活動への積極的な参加を呼びかける日ながやと。

 こりゃあこの日は、まず山へキノコ狩りに行って、たるばあキノコを採ってこにゃあ。ほんで大鍋でキノコ鍋をどっさり作って、ご近所さんや友達らあを集めて振る舞うがぜよ。こりゃあ家計の「たすけあい」ながやき。ほんでキノコ鍋に合わせるがやったら、樽酒にキマリながぜよ。キノコは「木の子」やき、樽酒の木の風味とバッチリながよ。大勢集まるがやったら、思いきって1斗樽入りの樽酒を用意して、ひしゃくで汲んでの振る舞い酒も楽しいがやき。豪勢な雰囲気が楽しめるぜよ。

 ちなみに今年(平成17年)の10月15日は「十三夜」でもあるがやき。旧暦9月13日の「十三夜」は、旧暦8月15日の「十五夜」と同様、古うから月見が行われゆうがぜよ。「十五夜」の月見をしちょいて「十三夜」の月見をせんがは、「片月見」ゆうて嫌われるらしいがよ。ほいたらこの日は月見酒もせにゃあイカンがぜよ。「十三夜」は、別名「豆名月」とか「栗名月」とか言われよって、大豆や栗が旬やき、それらあを食べもって飲まなあイカンがやき。大豆料理、栗料理と樽酒で、「十三夜」の月見の宴ぜよ!



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〈10月16日〉「ボスの日」「世界食糧デー」「孫の日」

 1958年(昭和33年)10月、アメリカのパトリシア・ベイ・ハロキスさんが会社を経営しよった父親のために、経営者と部下の関係を円滑にしょうと、「ボスの日」を提唱したがやと。ほんで、アメリカ商工会議所に登録したがが始まりながよ。アメリカじゃあ、この日にボスをランチに招待したり、プレゼントを贈ったりしゆうがぜよ。

 こりゃあこの日は、まずは自分の上司にプレゼントを贈らにゃあイカンろう。自分がトップの人やち、ボスと呼べるような存在の人はおるろうき、その人に贈ろうぜや。日頃お世話になっちゅうボスにふさわしいプレゼントを、こじゃんと吟味せにゃあイカンぜよ。ほいたらこじゃんと吟味して製造した、大吟醸酒が最適ながよ。香り華やかな大吟醸のプレゼントに、日頃は口うるさいボスやち、思わずニンマリになること請け合いぜよ。

 さらにこの日は、「世界食糧デー」でもあるがやき。1945年(昭和20年)のこの日、国連食糧農業機関(FAO)が設立されたがを記念して、1981年(昭和56年)に制定されたがやと。世界中の人々が食糧不足で苦しまんためにゃあ、どうすりゃあえいかをテーマに、シンポジウムらあが開かれる日ながぜよ。ほいたらこの日の晩は、食品をムダにせんようなツマミで飲まなあイカンろう。冷蔵庫の余りもんやら、魚のアラやら、大根の葉っぱやら、日頃は捨てそうなもんばっかしを調理して、うまいことツマミにせにゃあ。ほんで日本の食糧の根幹の米を原料にした、日本酒を飲むがよ。ほいたら今が旬の「ひやおろし」らあがオススメぜよ。

 ちなみに今年、平成17年の10月16日は第3日曜日やき、「孫の日」でもあるがやき。祝日じゃあないけんど、「敬老の日」の約1ヶ月後に、平成11年から新しゅう設定されちゅうがやき。こんな日にゃあ親子3世代が集まって、酒を酌み交わさにゃあイカンろう。ほいたら「和」の酒、日本酒で差しつ差されつせにゃあ。家族3世代の和も深まるっちゅうもんぜよ。



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〈10月17日〉「貯蓄の日」

日本銀行貯蓄増強中央委員会(現在の金融広報中央委員会)が1952年(昭和27年)の同委員会発足の際に制定し、翌年から実施したがが「貯蓄の日」ながよ。貯蓄に対する関心を高め、貯蓄の増進を図ることを目的としちゅうがやき。けんど本来10月17日は、戦前は天皇陛下がその年の新穀や新酒を伊勢神宮に奉納した神嘗祭(かんなめさい)にあたるがぜよ。ほんで「貯蓄の日」も、勤労の収穫であるお金を大切にとの意味合いをこめて、この日に設定したがやき。

ほいたらこの日は、秋の収穫祭みたいなもんよ。秋の味覚の収穫を祝うて、秋が旬の食材をたるばあ集めて来うぜや。穀類を筆頭に、芋類、キノコ類、脂ののった魚類など、秋の食材でいろんな料理を作ったら、もちろん日本酒で乾杯ぜよ。今の時代は新酒はまだ出ちゃあせんきに、秋の食材に相性バツグンの秋が旬の酒、「ひやおろし」を飲まにゃあ。熟成した旨みタップリの「ひやおろし」は、秋の食材の持っちゅう豊富な旨みとバッチリ合うがやき。
けんど、この日たるばあ飲み食いしたら、明日からはシッカリ財布のヒモを引き締めて「貯蓄」せにゃあイカンぜよ!



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〈10月18日〉「フラフープ記念日」「冷凍食品の日」

 1958年(昭和33年)のこの日、フラフープが日本で初めて発売されたき「フラフープ記念日」ながやと。1本270円で、1ヶ月で約80万本っちゅう爆発的な売り上げで大ブームになったらしいがよ。こりゃあこの日は、まずは懐かしいフラフープをやってみようぜや。本気でやってみりゃあ結構運動になるがやき。

 さらにこの日は、「冷凍食品の日」でもあるがよ。1986年(昭和61年)に日本冷凍食品協会が制定したがやき。10月は冷凍の「とう(10)」から。18日は、国際的に-18℃以下に保ちゃあ冷凍食品の品質を1年間維持できるとされちゅうきにやと。

 ほいたらフラフープでたっぷり汗をかいた後は、冷凍食品をツマミに飲まにゃあイカンぜよ。ちなみに毎月18日は「米の日」らしいきに、米の酒・日本酒を飲まなあイカンがよ。冷凍食品ゆうたら、揚げ物や味付けの濃いもんが多いきに、合わせるお酒も旨みの多い「山廃仕込」の純米酒あたりが最適ながぜよ。



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〈10月19日〉「バーゲンの日」「海外旅行の日」

 1895年(明治29年)のこの日、東京の大丸呉服店が冬物の大売り出しを開催し、日本初のバーゲンとなったき「バーゲンの日」ながやと。

 さらに「遠(10)くへ行く(19)」の語呂合わせで、この日は「海外旅行の日」でもあるがぜよ。海外旅行の楽しみ方等について考える日ながやと。

 こりゃあこの日は、まずはデパートらあのバーゲンに行って、冬物の服でも買うてこにゃあ。ついでに地下食品売場にも寄って、晩酌のツマミに海外の食品も仕入れちょかにゃあ。世界各国のチーズらあがオススメながよ。ほんで帰りにゃあ旅行会社にでも寄って、海外旅行のパンフレットを、たるばあもろうてこうぜや。晩は、そのパンフレットをあちこち眺めもって、海外旅行気分を楽しみながら海外の食品をツマミに飲むがぜよ。

 各国のチーズがツマミゆうたら、酒はワインになりそうなけんど、実は意外かもしれんけんど、チーズにゃあワインより日本酒の方がよう合うがぜよ!ワインもチーズも個性的やき、合うがと合わんがとあって、案外ピッタリ合わせるがは難しいがやき。それが日本酒やと、大抵のチーズとバッチリ合うがよ。それもそのはず、日本酒もチーズも発酵にゃあカビと乳酸が関わっちゅうき、その風味が見事に調和するがぜよ。しかも最近は世界各地で日本酒が人気じゃき、こりゃあ海外旅行の時にちったあ日本酒について語れにゃあ、恥ずかしいがやき。

 ・・・っちゅうことで、この日の晩は、世界各地のチーズをツマミに日本酒を飲まなあイカンがよ。いろんな味わいのチーズがあるきに、淡麗辛口の純米酒あたりが合わせやすうてオススメぜよ。



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〈10月20日〉「頭髪の日」「リサイクルの日」「ソフト化の日」

 10月20日は「とう(10)はつ(20)」の語呂合わせから、日本毛髪科学協会が制定した「頭髪の日」ながぜよ。毛髪を大切にしょうっちゅう日ながやき。ちなみに秋になると、夏の強い日差しで傷んだ髪の毛のホルモンバランスがくずれ、多量に抜け落ちることがあるがやと。こりゃあコワイぜよ!へんしもこの日は、頭髪にえいもんを食べにゃあ。ほいたらワカメやコンブらあの海草類やろう。ほんで、それらあの栄養素の吸収を良うするためにも、酒を飲まなあイカンがやき。海草類を使うた料理やったら、スッキリ系の純米酒あたりがバッチリ合うがぜよ。

 しかもこの日は「リサイクルの日」でもあるきに、リサイクルの優等生「一升瓶」(茶色瓶)の純米酒を選らばにゃあイカンがよ。1990年(平成2年)に日本リサイクルネットワーク会議が、「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合わせから制定したがやと。

 さらにこの日は「ソフト化の日」でもあるがぜよ。1989年(平成元年)に「ソ(十)フ(2)ト(十)」の語呂合わせから、ソフト化経済センターが制定したがやと。柔らかな発想で、これまでと違うたことをやってみるっちゅう「ソフト化」を広うに呼び掛ける日ながよ。ほんならこの日は、これまでと違うた変わった飲み方をしてもうぜや。例えば「日本酒のお湯割り」らあてどうぜ?常温の日本酒を大きめの湯呑みに半分強ばあ入れて、そこに沸騰したお湯(日本酒量の7~8割程度)を注ぐだけながよ。邪道みたいなけんど、これが意外とイケルがぜよ。温度もぼっちりの燗になるし、アルコール度も10度ばあになるし、何よりぐいぐい飲めるがやき。たまにゃあこういう変わった飲み方も面白いがぜよ。

 ちなみに、さらに変わった飲み方といやあ、ツマミのワカメを日本酒の中に入れたら「ワカメ酒」に【禁】・・・



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〈10月21日〉「あかりの日」「国際反戦デー」

1879年(明治12年)のこの日、発明王エジソンが日本の京都産の竹を使うて、白熱電球を完成させたがぜよ。ほんで、日本電気協会・日本電球工業会等が1981年(昭和56年)に、あかりの有り難みを認識する日として、「あかりの日」を制定したがやと。こりゃあこの日は、あかりの有り難みを認識するためにゃあ、豆電球1個ばあのあかりにして、薄暗がりの中で酒を飲んでもうぜや。エジソンの竹のフィラメントに敬意を表して、竹の酒器で日本酒をやらにゃあイカンがやき。

 さらにこの日は、「国際反戦デー」でもあるがよ。1966年(昭和41年)、日本労働組合総評議会(総評)がアメリカ軍のベトナム戦争介入に反対する全国政治ストライキを計画し、同時に全世界の労働団体・反戦団体に呼び掛け、この日が「国際反戦デー」になったがやと。こりゃあ「反戦」じゃき、ケンカしちゅうカミさんや彼女と仲直りせにゃあイカン日ながやき。ほいたら、薄暗がりの中で隣り合わいて座って、日本酒を竹の酒器で差しつ差されつせにゃあ。ほいたらラブラブ気分になること請け合いながよ。ちなみに毎月21日は「漬物の日」じゃき、酒のサカナは漬物でキマリながよ。



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〈10月22日〉「平安遷都の日」「絹婚記念日」

 794年(延暦13年)のこの日、桓武天皇が長岡京から平安京へ移ったきに「平安遷都の日」ながやと。ほいたらこの日は、伝統の京野菜を取り寄せて、それでツマミを作って、平安京気分で酒を飲まなあイカンぜよ。この時期旬の京野菜ゆうたら、エビ芋、丹波栗、紫ずきん(京都丹波産・黒大豆の枝豆)らあよ。

 他にも、みず菜、壬生菜、九条ネギらあは1年中手に入るがやき。オススメはやっぱりエビ芋やろう。これと棒ダラの煮物「いもぼう」は、祇園平野屋の名物料理ながよ。平野屋の味はムリにしても、是非わが家流「いもぼう」をツマミに飲んでみたいもんぜよ。ほんなら合わせる酒は、平安の時代からあった日本酒しかないろう。ちなみにこの日は「絹婚記念日」でもあるきに、絹みたいに風合のなめらかな吟醸酒を選ばにゃあイカンがやき。「絹婚記念日」ゆうたら、結婚12年目の「絹婚式」を迎える夫婦に絹製品をプレゼントする日ゆうて、日本ネクタイ組合連合会と日本スカーフ協会が制定したがやと。自分ら夫婦が丁度絹婚やったらそれを祝うて、そうやなけりゃあ、誰が絹婚の知り合いでも探いて、誘い出いて一緒に飲まなあイカンがよ。

 秋の京野菜料理と「いもぼう」をツマミに、絹の風合の吟醸酒をキュッとやりゃあ、絹婚夫婦も大満足ぜよ!



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〈10月23日〉「電信電話記念日」「霜降」(そうこう)

 1869年(明治2年)9月19日(新暦では10月23日じゃき、この日)、東京~横浜間で日本初の公衆電信線建設工事が始まったき、それを記念して「電信電話記念日」になったがやと。

 電気通信省(後の電電公社、現在のNTT)が1950年(昭和25年)に制定したがやき。こりゃあこの日は、最近ご無沙汰しちゅう友達らあに電話しまくってもうぜや。こんなキッカケでもなけりゃあ、このまま音信不通になってしまいそうな友達が、誰じゃち何人かはおるがやき。そんな友達らあと電話で語り合いもって飲もうぜや。昔話しと相性がえいがは日本酒やき。ちなみに毎月23日は「天プラの日」やき、天プラをツマミに飲まなあイカンがよ。秋の味覚のキノコの天プラらあがえいのお。ほいたら酒は、樽酒がピッタリぜよ。

 さらに今年、2005年の10月23日は、暦の二十四節気の「霜降」ながよ。露が冷気によって霜となって降り始める頃っちゅう意味ながやき。楓や蔦がそろそろ紅葉し始める頃やき、紅葉狩りで飲むがもえいもんながよ。「霜降」は「しもふり」やき、しもふり肉をツマミに古酒を飲みゃあ、最高ぜよ!



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〈10月24日〉「国連デー」

 1945年(昭和20年)のこの日に国際連合が正式に発足したき、この日は「国連デー」ながやと。国際デーのひとつながよ。ちなみに発足時は51ヶ国、現在は191ヶ国が加盟しちょって、日本は1956年(昭和31年)に加盟しちゅうがやき。ほんで、国連の重要な目的は、
①全世界の平和②各国間の友好関係③貧しい人々の生活条件の向上等に共同で努める④話し合いの場の4つながよ。

 こりゃあこの日は、世界の平和と友好を祈りもって飲まなあイカンぜよ。ほいたら「和」の酒、日本酒にキマリながよ。ほんでツマミは世界各国の料理ぜよ。世界にゃあ様々な食材や料理があるけんど、どんなもんと合わいたち、まず反発を生じることがないがが、日本酒ながやき。そんな日本的な「和」の精神を体現した酒が、日本酒やとも言えるがよ。こりゃあ国連加盟の各国にも、日本酒を飲まいちゃらにゃあ!



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〈10月25日〉「リクエストの日」「世界パスタデー」

1936年(昭和11年)、ベルリンのドイツ放送で、ラジオのリクエスト番組が始まったき、この日は「リクエストの日」ながやき。生演奏番組の放送中にリスナーから、希望する曲目を演奏して欲しいっちゅう電話があったががきっかけで始められたもんで、その後リクエスト番組は大ヒットしたがやと。こりゃあこの日は、ラジオのリクエスト番組にリクエストせにゃあイカンぜよ。好みの曲をリクエストしちょいて、そのリクエスト番組を聴きもって酒を飲もうぜや。

この日は「世界パスタデー」でもあるきに、ツマミはパスタに決まりながよ。ちなみに、1995年(平成7年)のこの日、イタリアで世界パスタ会議が開催されたき「世界パスタデー」になったがやと。ほんで、この時期やったら秋の味覚のパスタ、旬のキノコのパスタあたりがオススメながよ。ほいたら合わせるお酒は、日本酒がバッチリながやき。アッサリ系和風醤油味のキノコのパスタやったら細麺のフェデリーニ(太さ1~1.4mm)で、比較的飲みやすいタイプの「山廃純米酒」あたりを合わいて。濃厚なクリームソースのキノコのパスタやったら太麺のスパゲットーニ(太さ2mm~)で、樽酒あたりを合わいて。キノコは「木の子」じゃき、木の風味の樽酒がバッチリ合うがやき。

日本の秋の味覚のパスタは、やっぱり秋の日本酒のもんぜよ!



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〈10月26日〉「サーカスの日」「オーストリア建国記念日」

 1871年(明治4年)のこの日、東京・九段でフランスの「スリエサーカス」が日本で初めてサーカスの興行をおこのうたきに、「サーカスの日」ながやと。こりゃあこの日は、まずはサーカスを見に行かにゃあ!近くでサーカスらあやりやあせんき行けんゆう人は、サーカスのビデオやDVDでも借りて来にゃあイカンがよ。ほんでそれを見もって、酒でも飲もうぜや。

 またこの日は、「オーストリア建国記念日」でもあるがぜよ。ほいたら、この日のツマミはオーストリア料理にしょうや。オーストリア料理の代表ゆうたら、何とゆうたち「ウィンナーシュニッツェル」(ウィーン風カツレツ)ながやき。

 ビーフもポークもあるきに、どっちでもお好みながよ。日本のトンカツやビーフカツとの違いは、塩味がついちゅうきソースはかけんづつ、レモンの絞り汁をびっとかけるばあっちゅうところ。それと、油で揚げるがじゃのうて、ラードで焼くがじゃき、コロモがやわらかいがが特徴ながよ。

 ちなみにオーストリアにゃあ、世界的に有名なワイングラスメーカー「リーデル社」があるがぜよ。ほんでその「リーデル社」が、日本酒の大吟醸の香味の素晴らしさを最大限に引き出す形状をしちゅう「リーデル大吟醸グラス」を作って、世界中で販売しゆうがやき。こりゃあ、へんしもそのグラスを買うてきて、この日はそれで大吟醸を飲まなあイカンがぜよ。「ウィンナーシュニッツェル」に合わせるにゃあ、香りとコクを併せ持っちゅう純米大吟醸の原酒タイプがえいろう。

 「オーストリア建国記念日」に毎回こんな楽しみ方をしよったら、そのうちオーストリア大使館から表彰されるかもしれんぜよ!



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〈10月27日〉「読書の日」「松陰忌」「世界新記録の日」

 1947年(昭和22年)、読書週間実行委員会(現在の読書推進運動協議会)が「読書週間」を始めたがやき。第1回目は11月17日~23日が「読書週間」やったがが、2回目からは「1週間じゃ惜しい」っちゅうことで、10月27日~11月9日までの「文化の日」をはさんだ2週間となって、現在に続いちゅうがぜよ。ほんで、その「読書週間」の1日目の日が「読書の日」ながやき。こりゃあこの日は、まずは読書をせにゃあイカンぜよ。

 けんどいきなり読書ゆうたち、何を読んだらえいか分からん人もおるろう。丁度この日は「松陰忌」ゆうて、長州藩で松下村塾を開き藩士の子弟を教育した吉田松陰の1830年(文政13年)の忌日ながよ。安政の大獄で捕えられ、この日に処刑されたがやき。明治維新の精神的主柱となったともいえる吉田松陰。ほいたらこの日は、吉田松陰関係の本を読もうぜや。司馬遼太郎氏の「世に棲む日々」らあがオススメながよ。ほいたらこの日は、維新の志士の気分になって、仲間同士で語り合いもって酒を酌み交わそうぜや。そんな時ゃあ日本酒しかないがやき。定番の純米酒の1升瓶を、湯呑みでヒヤでやるががピッタリやろう。毎月27日は「ツナの日」やき、ツマミはツナを使うた料理にせにゃあ。

 さらにこの日は「世界新記録の日」ながやと。1931年(昭和6年)、神宮競技場で行われた体育大会で、日本初の世界新記録(南部忠平の走り幅跳び7m98、織田幹雄の三段跳び15m58)が誕生したがやき。ほいたらこの日は、みんなあで飲みもって「世界新記録」を取る夢を語り合おうぜや!それぞれが勝手に「ワシやったらこんな分野で世界新記録が取れる!」ゆうて、放言し合うがよ。たまるかゆうばあ太い夢の話しが出そうなよ!  



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〈10月28日〉「日本のABCデー」

 1952年(昭和27年)、日本にABC(新聞雑誌部数監査機構)が誕生した日を記念して設けられた日ながよ。1988年(昭和63年)に、日本ABC協会が制定したがやき。ちなみにABCゆうたら、広告料の基準となる新聞や雑誌の発行部数を調査する団体ながよ。

 ほいたらこの日は、普段は買わんようないろんな新聞や雑誌を買うてきて、酒でも飲み飲み、ザ~ッと読もうぜや。ちなみに毎月28日は「米の日」でもあるがやき。米を作るにゃあ88の手間がかかる言われちょって、米の字を分解したら八十八になるきに、毎月8のつく日(8日、18日、28日)を「米の日」にしたがやと。ほいたらこの日に飲む酒は、米の酒・日本酒に決定よ!毎月28日は「に(2)わ(8)とり」の語呂合わせで、「ニワトリの日」でもありらしいきに、ツマミは鶏肉料理でキマリながやき。鶏肉の旨味を引き出いてくれる、「ひやおろし」純米酒あたりがピッタリやろう。



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〈10月29日〉「ホームビデオ記念日」「とらふぐの日」

 1969年(昭和44年)のこの日、ソニー(株)と松下電器産業(株)が、家庭用VTR機器を発表したきに「ホームビデオ記念日」ながぜよ。ソニーはベータ方式、松下はVHS方式を採用して、これから数年、両陣営の熾烈な争いが繰り広げられることになり、ホームビデオの愛好家グループがその点もふまえて、「ホームビデオ記念日」と命名したがやと。こりゃあこの日は、レンタルビデオ屋から観たい映画でも借りてきて、ホームビデオを観にゃあイカンぜよ。

 この日は「と(10)らふ(2)ぐ(9)」の語呂合わせで「とらふぐの日」でもあるきに、夜は豪勢に「ふぐちり鍋」でキマリながよ。ほいたら合わせる酒は日本酒、「ひやおろし」の純米酒あたりがオススメぜよ。

 ゆっくりお気に入りのビデオを鑑賞しもって、「ふぐちり鍋」と「ひやおろし」をチビチビやる・・・。秋の夜長にゃ最高ぜよ!



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〈10月30日〉「初恋の日」「香りの記念日」


 1896年(明治29年)のこの日、島崎藤村が「初恋」の詩を発表したことを記念する日じゃき、「初恋の日」ながやと。藤村ゆかりの宿・長野県小諸市の中棚荘が制定したがよ。毎年、初恋をテーマとした作品(俳句、短歌、エッセイ、写真など)を応募してもらう「初恋はがき大賞」らあのイベントを行いゆうがやき。

 ちなみに藤村の「初恋」を、紹介しちょこうか。

 まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の花ある君と思ひけり やさしく白き手をのべて林檎をわれにあたへしは 薄紅の秋の実に人こひ初めしはじめなり わがこころなきためいきのその髪の毛にかかるとき たのしき恋の盃を君が情けに酌みしかな 林檎畑の樹の下におのづからなる細道は 誰が踏みそめしかたみぞと問ひたまふこそこひしけれ

 おおの、ジーンときて、初恋の頃を思い出いてしまいそうなよ。ほいたらこの日は、気の合う仲間で集うて、初恋の話しを語り合いもって飲もうぜや。詩の中にも「たのしき恋の盃」とあるきに、こりゃあ日本酒飲まなあイカンがよ。

 丁度この日は「香りの記念日」でもあるがぜよ。1992年(平成4年)、第7回国民文化祭「世界の香りフェアIN能登」を開催した石川県七尾市が制定したがよ。国民文化祭初の香りイベントが開催された日をその記念日としちゅうがやき。こりゃあこの日に飲む酒は、香りの華やかな大吟醸酒にキマリぜよ。「初恋」の「香り」としてもピッタリやろうがよ。酒屋さんで選ぶ時に「初恋」の詩を見せて「この詩の林檎みたいな香りがする大吟醸を頂戴や」言うてみるがも面白いぜよ。

 ちなみに毎月30日は「みその日」らしいきに、ツマミは味噌を使うた料理を用意しようぜや。初恋の林檎みたいな大吟醸の香りをタップリ堪能しもって初恋話しに花が咲いた後は、味噌料理を出いちゃって、味噌の香りでみんなあを現実に引き戻いちゃらなあのお!



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〈10月31日〉「ハロウィン」


 10月31日は、キリスト教の聖人の祝日「万聖節」の前夜祭、「ハロウィン」ながよ。この日はカボチャをくり抜いて作った「ジャック・オー・ランタン」にロウソクを立て、魔女やお化けに仮装した子供らあが「Trick or Treat」(お菓子をくれんとイタズラするぜよ!)と唱えもって、近所の家々を訪ねるがぜよ。家庭じゃあカボチャのお菓子を作り、子供らあはもろうたお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティを開いたりするがやき。

 こりゃあこの日は、「ハロウィン仮装パーティ」をせにゃあ!友達らあに仮装して集まってもらうがよ。料理も1人1品持ち寄って、闇鍋パーティにしようぜや。ほんでいっそ酒にも仮装さいて、日本酒ベースのカクテルばっかし集めてもうや。日本酒とクランベリージュースとシロップで「サケクーラー」。大吟醸に冷凍イチゴを3~5個ひたして「サケイチゴ」。日本酒の生酒にミントの葉をチビッと入れて「サケミントン」。ソルティドッグの要領でグラスに塩を付けたがに日本酒を入れた「スノースタイルサケ」。日本酒にチョコレートリキュールで「ミスマッチ」。いろいろ楽しめるがぜよ! 





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