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◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月1日〉「元旦」「初詣」「若水」

明日1月1日は年の始めの元旦ながよ。「旦」は「日の出・朝」の意味で、「元旦」とは1月1日の朝を指すがやと。
ほんで「初詣」は、年が明けてから初めて神社仏閣に参拝することながよ。氏神様やその年の恵方に当たる方角の社寺にお参りをして、その年の無事と平安を祈るがぜよ。ちなみに恵方とは、その年に何事をするにも最もえいとされちゅう方角で、2006年の恵方は南南東らしいがやき。
ほんで「若水」は、元旦の早朝に井戸から水を汲んで神棚に供えること、またはその水を言うがぜよ。供えた後の若水で食事を作りゃあ、1年の邪気を除いてくれるがやき。
ほいたらこの日は、まず早起きして「初日の出」を拝んじょいて、近所の井戸に若水を汲みに行こうぜや。それから家の南南東にある社寺に初詣に行って、家に帰ったら若水でお雑煮でも作って朝食よ。正月やき、当然朝からお屠蘇がわりに日本酒ながよ。たまにゃあリッチに、吟醸酒クラスを飲まにゃあイカンがやき。ちなみにお節料理はチクと濃いき、山廃純米酒らあがピッタリながよ。当然どの酒も、恵方の南南東を向いて飲まなあイカンがぜよ!



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〈1月2日〉「初夢の日」

昔っから初夢で1年の吉凶を占う風習があるがよ。初夢の夜は、大晦日、元日、正月2日、節分等といろんな説があるけんど、一般的にゃあ正月2日の夜の夢が初夢とされちゅうがやき。ほんで、室町時代から、えい夢を見るにゃあ七福神の乗った宝船の絵に「永き世の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな」っちゅう回文(逆さに読んでも同じ文)の歌を書いたもんを、枕の下に入れて眠りゃあえいとされちゅうがぜよ。これでも悪い夢を見た時は、翌朝に宝船の絵を川に流いて縁起直しをすりゃあえいがやと。ちなみに初夢に見る縁起がえい夢は、「一富士、二鷹、三ナスビ」(四扇、五煙草、六座頭)と決まっちゅうがやき。
ほいたらこの日は、ナス料理をタカのツメを使(つこ)うて作って、富士山の形に山盛りに盛り付けたがをツマミに飲もうぜや。飲む酒は当然日本酒よ。新年らしゅう、「しぼりたて」の新酒らあがピッタリながやき。気持ち良う酔うたら、例の回文を書いた宝船の絵を、枕の下に入れて寝にゃあイカンがよ。ほいたら、富士山と鷹とナスビがいっぺんに出てくるこじゃんと縁起がえい初夢が見れるはずぜよ。




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〈1月3日〉「瞳の日」

「ひ(1)とみ(3)」の語呂合わせから、この日は「瞳の日」ながぜよ。瞳をいつまでも美しゅうにっちゅう趣旨で、眼鏡・コンタクトレンズ業界が制定したがやと。
ほいたらこの日は、瞳にえい食べもんをツマミに飲もうぜや。瞳にえいゆうたら、まずはアントシアニンを豊富に含んじゅうブルーベリーやろう。旬は夏場やけんど、冷凍ブルーベリーを使やあ大丈夫ながよ。溶かいたバターにブルーベリーを混ぜた「ブルーベリーバター」を、ほくほくのジャガイモにかけりゃあ、なかなか美味いツマミになるがやき。また、目に栄養を与えてくれると言われちゅうビタミンAが豊富な、レバーとニンジンを使(つこ)うた炒めものらあもえいがぜよ。
前者のブルーベリーバターをかけたジャガイモ料理は山廃純米酒を常温で、後者のレバーとニンジンの炒めものは山廃純米酒のぬる燗を合わせりゃあ、どちらもバッチリながやき。日本酒と一緒に摂取すりゃあ栄養素の吸収も良うなるき、こりゃあこじゃんと目が良うなりそうなよ。



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〈1月4日〉「石の日」

「い(1)し(4)」の語呂合わせから、この日は「石の日」ながやと。石は昔っから神様の寄り付く場所として尊ばれてきちゅうき、まさに新年の年頭にふさわしい日といえるがよ。この日に願いをかけた石の物(お地蔵様や狛犬、墓石や道端の小石らあ)に触れりゃあ、願いが叶うといわれちゅうがぜよ。
ほいたらこの日は、まずは願い事を決めて、近所のお地蔵様や狛犬に願いをかけて触ってこうぜや。ほんで夜は、溶岩プレートを使(つこ)うた、石焼き料理で飲むがぜよ。
石が加熱されりゃあ、表面から遠赤外線が放射され、それが食べ物の内部に浸透して味の内包効果を起こさせ、水分分離や組織分解せんと、食べ物を均一に焼き上げてくれるがよ。特に肉を焼いたりするに最適で、油を使わんで済むき飛び散らんし、焦げんし、煙やにおいも出んし、えいことだらけながやき。もちろん肉だけやのうて、魚介類や旬の野菜と、何を焼いたち美味しいがぜよ。ほんで、素材が新鮮やったら、味付けはシンプルに塩だっけをオススメするがよ。ほいたら合わせる酒もシンプルに、純米酒をそのまんまっちゅうんがピッタリぜよ。



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〈1月5日〉「魚河岸初競り」「囲碁の日」「小寒」

1月5日は、各地の魚河岸で競りを開始する「魚河岸初競り」の日ながよ。初物として御祝儀相場もつけられるがやき。
さらにこの日は「い(1)ご(5)」の語呂合わせで「囲碁の日」ながよ。日本棋院が提唱したがやと。
ほいたらこの日は、まずは近所の魚屋さんに初競りのめでたい魚を注文しちょこうぜや。魚の種類は、こじゃんとイキのえいがをお任せでお願いしちょくがよ。
ほんで、友達を集めて囲碁の会を開催しようぜや。囲碁を知らいじゃち構うもんか。知っちゅう友達に習いもってか、囲碁の本でも読みもって挑戦してもうや。何でも経験ながぜよ。ほんで夜は「初競り」の魚をツマミに飲まにゃあイカンがよ。魚料理やったら酒は日本酒しかないがやき。この時期に旬の魚は旨みタップリなもんが多いき、「しぼりたて」の原酒あたりがピッタリながぜよ。
さらに平成18年のこの日は、暦の二十四節気の「小寒」でもあるがやき。この日から「寒の入り」ゆうて、寒さが厳しゅうなってくる頃ながよ。ほんなら、初物魚を使うた体が温まる鍋料理と、純米酒のぬる燗あたりがピッタリながやき。



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〈1月6日〉「佐久鯉誕生の日」「色の日」「六日年越し」

 1746年(延享3年)のこの日、信州佐久の篠澤佐吾衛門包道が伊勢神宮の神主に佐久鯉料理を献上したがやと。これが佐久鯉の最古の記録とされちゅうき、この日が「佐久鯉誕生の日」となったがぜよ。

 またこの日は「い(1)ろ(6)」の語呂合わせで、「色の日」でもあるがよ。カラーコーディネーターらあの色に関係する職業の人の記念日ながやき。
さらに、1月7日を「七日正月」と言うけんど、その前日を年越しとして「六日年越し」ゆうて、お祝いする日ながぜよ。

 ほいたらこの日は、長野から「佐久鯉」を取り寄せて、鯉料理を食べにゃあイカンがよ。「鯉の甘露煮」「鯉のうま煮」「鯉こく」と、意外にいろんな料理ができるがやき。ほんで「色の日」じゃき、食器や酒器、テーブルクロスらあを、いろんな色でカラーコーディネートしてもうぜや。そんなことばあやち、イメージが変わってなかなかの気分転換になるもんながやき。「甘露煮」も「うま煮」も「鯉こく」も、なかなか味が濃いきに、合わせる酒は日本酒の長期熟成酒あたりがピッタリながぜよ。

 ほんで、タップリ鯉料理を楽しんだ後は、「六日年越し」やき年越しソバも食べにゃあイカンがぜよ。




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〈1月7日〉「七草」(「七日正月」「人日」)

 セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ、ホトケノザ(オオバコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)が春の七草で、この日に七草粥を作って、万病を除くおまじないとして食べるがよ。

 本来は、前日の夜にマナ板に乗せ、はやし歌を歌いもって包丁で叩き、当日の朝に粥に入れて食べられよったがやと。呪術的な意味ばっかりやのうて、お節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補い、さらに抗酸化物質がたるばあ含まれちゅうき老化も防いでくれるがよ。またこの日は別名「七日正月」ともゆうて、お祝いする日でもあるがぜよ。

 さらにこの日は「人日(じんじつ)」とも言うて、五節句のひとつながやき。古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗の日、3日を猪の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にゃあその動物を殺さんようにしちょったがやと。ほんで、7日目を人の日として、犯罪者に対する刑罰は行われんようにしたがやき。また、7種類の羹(あつもの)を食べる習慣があり、これが日本に伝わって七草粥になったがやと。

 ほいたらこの日は、七草粥を食べもって、「七日正月」を祝うて飲まにゃあイカンがぜよ。飲むがはもちろん日本酒よ。七草の栄養素の吸収や効能を促進してくれ、味わいやちバッチリ合うがやき。「七日正月」の祝いやき、しぼりたての新酒がピッタリながぜよ。



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〈1月8日〉「平成スタートの日」「勝負事の日」

 1989年(昭和64年)1月7日朝の昭和天皇の崩御を受けて、午後の臨時閣議で次の元号を「平成」と決定し、8日から新元号がスタートしたき、この日は「平成スタートの日」ながぜよ。ちなみに「修文(しゅうぶん)」「正化(せいか)」も候補にあったらしいがやけんど、どっちもローマ字表記の頭文字が昭和と同じ「S」になるき、選ばれんかったらしいがやき。「平成」の由来は、「史記」の「内平外成(内平かに外成る)」と「書経」の「地平天成(地平かに天成る)」からで、「内外、天地とも平和が達成される」っちゅう意味ながぜよ。

 またこの日は、「一か八かの勝負」から、「勝負事の日」でもあるがやき。

 ほいたらこの日は、まずは「勝負事」をしてもうぜや。たまにゃあパチンコや競馬でもやってみるがよ。けんどハマり過ぎんように気を付けにゃあイカンぜよ。

 ほんで夜は、「平成スタートの日」を祝うて飲まにゃあイカンがやき。ちなみに「昭和」と「平成」の食の分野での違いをゆうたら、何ちゅうたち「食料自給率」やろう。昭和35年に79%やった食料自給率(カロリーベース)が、40年後の平成12年にゃあ40%にまで半減しちゅうがやき。

 こりゃあこの日は、「平成」の食料自給率を上げる食事をせにゃあイカンろう。ほいたら国産の冬が旬の野菜、カブ・大根・ゴボウらあの根菜類を食べろうぜや。根菜類は、温かい煮物・汁物・鍋物らあがピッタリの食材ながよ。他の食材もできる限り国産品にしとうせよ。ほんなら酒も、もちろん日本酒ながやき。純米酒のぬる燗が、根菜類の煮物・汁物・鍋物らあにピッタリながぜよ。



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〈1月9日〉「クイズの日、とんちの日」「成人の日」

 とんちで有名な一休さん(一休宗純)から、「いっ(1)きゅう(9)」の語呂合わせで、この日は「クイズの日、とんちの日」ながやと。

 ほいたらこの日は、仲間を集めて「一休杯争奪!クイズ・とんち大会」でも開催しようぜや。大会終了後は表彰式を開いて、その後はもちろん懇親会よ。一休さんはタコ好きやったらしいきに、ツマミはタコワサ(タコのワサビ漬け)や酢ダコ、タコの刺身とタコ尽しで行かんかよ。酒はもちろん日本酒ぜよ。「しぼりたて新酒」あたりがピッタリながやき。

 さらに今年のこの日は1月第2月曜日じゃき「成人の日」でもあるがぜよ。1948年(昭和23年)に1月15日に制定された国民の祝日。2000年(平成12年)からは1月の第2月曜日に変更されたがやき。満20歳になった男女を励まし、大人の仲間入りを認めるセレモニーぜよ。

 ほいたらこの日は、知り合いらあの中から新成人を探いてきて、一緒に飲まにゃあ。新成人にとっちゃあ、この日から堂々と酒が飲める記念すべき日やき、これにふさわしいチクとえい酒、「純米吟醸しぼりたて」あたりを飲まなあイカンぜよ! 


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〈1月10日〉「110番の日」「十日えびす」「明太子の日」

 1月10日は「110」やき、この日は「110番の日」ながよ。1985年(昭和60年)12月に警察庁が制定し、翌年から実施されたがやと。全国の警察が、110番通報の大切さと適切な利用をアピールする日ながよ。

 またこの日は、商売繁盛を祈願する「十日えびす」が、全国各地の神社らあを中心に開催される日でもあるがやき。

 さらに福岡の食品会社「ふくや」が制定した「明太子の日」でもあるがぜよ。1949年(昭和24年)のこの日、「ふくや」が初めて「からし明太子」を製造し、店頭に並べて販売したがよ。元々は朝鮮半島の家庭料理を、日本人の口に合うように改良したもんながやと。

 ほんならこの日は、まずはネットで「○○110番」っちゅうんをいろいろ調べてもうぜや。「お薬110番」「文例110番」「雨漏り110番」等々、たるばああるきに、調べちょくと便利ながぜよ。

 ほんで次は、近所の「十日えびす」のお祭りに行って、商売繁盛を祈願してこうや。
最後に夜は、明太子をツマミに飲もうぜや。明太子は辛いきに、合わせる酒は度数の高い「しぼりたて」原酒あたりがピッタリながぜよ。


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〈1月11日〉「鏡開き」「蔵開き」「塩の日」

 この日は、正月に年神様に供えた鏡餅を雑煮や汁粉にして食べて一家の円満を願う行事、「鏡開き」ながよ。元々は武家社会の行事で、具足開き(鎧や兜に供えた餅を雑煮などにして食べた)といわれよったがやと。ほんじゃき、鏡餅を刃物で切るがは切腹を連想させるゆうて、手や木槌で割って開くようになったがよ。ちなみに地方によって日が違うちょって、京都では4日やし、他に20日に行う地方もあるがやと。

 またこの日は「蔵開き」ゆうて、商売をする家じゃあ、新年初めて蔵を開き商売繁盛を祈る日でもあるがぜよ。この日にゃあ、鏡開きのように鏡餅を割って食べるがよ。

 さらにこの日は、「塩の日」でもあるがやき。1569年(永禄11年)、武田信玄と交戦中の上杉謙信が、武田方の領民が今川氏によって塩を絶たれちゅうことを知り、この日に塩を送ったとされちゅうがよ。この話しが「敵に塩を送る」の元になったがぜよ。

 ほいたらこの日は、商売をやりよって蔵がある人は、まずは蔵を開かにゃあ。後はそうやない人らあも、みんなあ鏡餅を木槌で開かにゃあイカンぜよ。ほんで「塩の日」にちなんで、砕いた餅は野菜らあと一緒に煮いて、塩味の「塩ちゃんこ風雑煮」にしてみんかよ。ほんなら酒は、純米酒のぬる燗あたりがピッタリながぜよ。



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〈1月12日〉「スキーの日」「桜島の日」

 1911年(明治44年)のこの日、オーストリアのレルヒ少佐が新潟県の高田陸軍の青年将校にスキーの指導を行うて、日本人が初めてスキーをした日やき「スキーの日」ながよ。スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが、1994年(平成6年)に制定したがやと。

 またこの日は、「桜島の日」でもあるがぜよ。1914年(大正3年)のこの日に、鹿児島県の桜島で、史上最大規模の大噴火が始まったきながよ。噴煙は約8千mも上昇し、約1ヶ月に渡って30億トンもの溶岩が流出し、対岸の大隈半島と陸続きになったがやき。

 ほいたらこの日は、まずはスキーをしに行こうぜや。なかなか近所でスキーができるとこがない人は、せめてユーミンのスキーソングでも聴いて、気分だけでも味わおうや。

 ほんで夜は、桜島大根尽しで飲まにゃあイカンがよ。ちなみに桜島大根ゆうたら、ギネスブックにも登録されちゅう世界一大きい大根ながやき。大きいもんは1本が30kg、胴回りが1.4mにもなるっちゅうほどながぜよ。

 これほど大きゅうたち味はなかなか繊細で、甘味が強うて、生食でも煮物でも鍋物でも、いけるがやき。ほんならブリ大根や風呂吹き大根や鍋物らあにして食べろうや。鹿児島名物「薩摩漬け」もえいのお。桜島大根を輪切りにして塩漬けにし、味噌や酒粕に漬けて仕上げるがよ。こりゃあこういうツマミらあやったら、純米酒のぬる燗あたりが最高ながぜよ。



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〈1月13日〉「たばこの日・ピース記念日」「咸臨丸出航記念日」「寒九(かんく)」

 1946年(昭和21年)のこの日、高級タバコのピースが発売されたきに、「たばこの日」または「ピース記念日」ながやと。10本入りで1箱7円やったがやき。

 またこの日は、「咸臨丸出航記念日」でもあるがぜよ。江戸幕府の軍艦「咸臨丸」が、勝海舟、福沢諭吉、中浜万次郎らあの遣米使節を乗せ、江戸品川沖を出発したがが、1860年(万延元年)のこの日とされちゅうがやき。日米修好通商条約の批准が目的やったがやけんど、日本人初の正式な太平洋横断航海でもあったがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずはタバコを吸おうぜや。最近は喫煙者が肩身のせまい思いをしゆうけんど、吸わん人やち「タバコの日」のこの日ばあは、ちびっとばあふかしてみんかよ。
ほんで、日本人初の正式な太平洋横断を記念して、夜は太平洋の幸をサカナに飲まなあイカンがよ。この時期は、アンコウ、アラ、トラフグ、ブリと、煮物や鍋物にピッタリの魚が目白押しながやき。ほんなら酒は日本酒、しぼりたて原酒らあがバッチリながぜよ。

 また今年のこの日は、暦の二十四節気の「小寒」から9日目じゃき、「寒九」ゆうがよ。この日に降る雨のことを「寒九の雨」ゆうて、豊作の兆しとされちゅうがやと。ほんでこの日は、1年で最も水が澄んじゅう日や言われちょって、「寒九の水汲み」らあを行うところもあるがやき。こりゃあ近くの井戸に「寒九の水」を汲みに行って、この日の料理に使わにゃあイカンぜよ。



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〈1月14日〉「愛と希望と勇気の日」「十四日年越し」

 1959年(昭和34年)のこの日、南極に置き去りにされちょった南極観測隊の2匹のカラフト犬・タロとジロの生存が確認され、このニュースが愛と希望と勇気の感動で世界を包んだき、この日は「愛と希望と勇気の日」になったがぜよ。

 またこの日は、1月15日の「小正月」の前日に当たるき、「十四日年越し」の日ながよ。昔は年越しの日としてお祝いしよったがやき。

 ほいたらこの日は、まずは親しい仲間を集めて、タロとジロの話しみたいな、「愛と希望と勇気」を与えてくれる感動話しを、語り合おうぜや。誰やちひとつばあは、感動話しを知っちゅうもんながやき。

 ほんでみんなあの感動話しにタップリ浸ったら、後は「十四日年越し」を盛大に祝うて、おおいに飲もうぜや。年越しやき当然ツマミは「年越しソバ」よ。ほいたら酒は、当然日本酒。樽酒のぬる燗あたりがソバにゃあピッタリながぜよ。今年も愛と希望と勇気があふれる年になりそうな予感がするがやき。



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〈1月15日〉「小正月(女正月)」「上元(じょうげん)」

 1月7日までの松の内を「大正月」と呼ぶがに対して、15日を「小正月」と言うがやき。松の内に忙しゅう働いた主婦をねぎらう意味で、「女正月」という地方もあるがやと。

 またこの日は、「上元(じょうげん)」の日でもあるがぜよ。今じゃあ「中元」の風習しか残っちゃあせんけんど、昔は1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、10月15日を「下元」と言いよったがやと。「上元」の日にゃあ、小豆粥を食べるとその1年中の疫病が避けられるとも言われよったらしいがやき。

 ほんならこの日は、まずはカミさんや彼女や母親らあをねぎろうちゃらなあイカンがよ。どうせ普段、ろくにやさしい言葉のひとつもかけたりしちゃあせんろうき、「いつもありがとう」のねぎらいの言葉ひっとつだけやち、こじゃんと悦ばれること請け合いながやき。

 ほんでこの日の晩メシばあは、女性の手を借りんと作ってもうぜや。「小正月」やき、餅を使うた鍋料理やったら簡単にできそうなろうがよ。肉や野菜らあも適当にタップリ入れて鍋をやりもって、しぼりたての新酒で乾杯ながよ。ほんで鍋の最後にゃあ、ここは当然ご飯と小豆を入れて、小豆粥にせにゃあイカンがぜよ。



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〈1月16日〉「薮入り」「禁酒の日」

 昔、商店に住み込みで奉公しよった人や、嫁入りした娘が休みをもろうて実家へ帰ることができた日を「薮入り」ゆうたがやき。この日と7月16日だっけ実家に帰ることが許されちょったがやと。今じゃあチクと考えられんけんど。

 また、1920年(大正9年)のこの日、アメリカで禁酒法が実施されたき「禁酒の日」でもあるがやき。清教徒(ピューリタン)の影響が強かったアメリカじゃあ、アルコールに対する強い批判があり、20世紀初頭までに18の週で禁酒法が実施されちょったがやけんど、これが全国に及んだがぜよ。ところが、粗悪な密造酒による健康問題や、密売にかかわるアル・カポネらあギャングの出現と、逆効果を招いたき、1933年(昭和8年)に廃止されたがやき。

 ほいたらこの日は、まずは自分の実家に帰ったり、カミさんや彼女の実家に行って、みんなあ一緒に飲もうぜや。「やぶ」ゆうたらソバに決まっちゅうき、ツマミはソバにせにゃあ。ほんなら酒は、日本酒の樽酒をぬる燗でやらにゃあ。

 アメリカの禁酒法失敗の教訓に思いを馳せもって、酒が飲めることに感謝しもって飲まなあイカンがぜよ。



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〈1月17日〉「今月今夜の月の日」「阪神・淡路大震災記念日」「寒土用の入り」

 尾崎紅葉の名作「金色夜叉」の中で、主人公間貫一が、裏切られた恋人の鴨沢宮に熱海の海岸で、「宮さん、1月の17日だ。来年の今月今夜、僕の涙で必ず月は曇らせてみせる」っちゅう名セリフを言い放つがよ。ほんで1月17日は「今月今夜の月の日」ながぜよ。ちなみに、この日の夜が曇り空になることを「貫一曇り」ゆうがやと。

 また1995年(平成7年)の1月17日、阪神・淡路大震災が起こったき、この日は「阪神・淡路大震災記念日」ながやと。この大震災をきっかけに、学生を中心としたボランティア活動が活発化したき「日本のボランティア元年」と言われ、この日は「防災とボランティアの日」にも制定されちゅうがやき。

 また2006年1月17日は、「寒土用の入り」でもあるがぜよ。立春の前日までの約18日間が「冬の土用」「寒土用」で、この日が「入り」の日ながやき。

 ほいたらこの日は、まずは災害への備えをしちょいて、何でもえいきボランティア活動にも参加してもうぜや。ほんで夜は、「今月今夜の月見酒」をせにゃあ。まずは「阪神・淡路大震災」で亡くなった方々に黙祷を捧げちょいて、生タマゴを月に見たてて、すき焼きで月見酒ぜよ。ほんなら酒は、山廃仕込み純米酒のぬる燗あたりが最適ながよ。

 「寒土用」の頃は、毎年最も寒さの厳しい時期じゃきに、やっぱり鍋料理、すき焼きと燗酒がピッタリながぜよ。



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〈1月18日〉「ナンバー2の悲劇の日」

 1912年(明治45年)のこの日、イギリスのスコットを隊長とする南極探検隊が南極点に到達したがやき。けんど、そこにゃあ既にノルウェーのアムンゼン隊が残いたノルウェー国旗が翻っちょったがぜよ。アムンゼンが人類史上初の南極点到達を成し遂げたがは、1911年(明治44年)12月14日。その偉業を記念して、この日は「南極の日」とされちゅうがやき。スコットはわずか35日遅れで、その栄誉を逃いたがぜよ。その帰路、スコット隊は全員が死亡し、1月18日は「ナンバー2の悲劇の日」とされちゅうがやき。

 ほいたらこの日は、スコットを偲んで飲もうぜや。勝ち組じゃ負け組じゃ言われゆう現代、ナンバー2の悲劇みたいなことが起こらんように、みんなあがオンリーワンじゃっちゅう意識を持って、酒を酌み交わすがぜよ。ほんで、12月14日の「南極の日」と同じように南極の氷のイメージで、日本酒をロックで飲むがよ。ロックにゃあ「しぼりたて」や「あらばしり」の原酒がオススメながやき。ついでにライムの輪切りでも1枚入れりゃあ、なかなか美味いカクテルになるがよ。食べもんも南極に因んで、南氷洋で調査捕鯨された鯨のハリハリ鍋でキマリながぜよ。



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〈1月19日〉「家庭用消火器点検の日」「のど自慢の日」

 1と19で「119」になり、11月9日の方は消防庁が定めた「119の日」やき、1月19日の方を「家庭用消火器点検の日」に定めたがやと。1991年(平成3年)に全国消防機器販売業協会が制定したがよ。家庭用消火器の点検、火災発生時の使い方らあの認識を高める日ながぜよ。

 また1946年(昭和21年)のこの日は、NHKラジオの「のど自慢素人大会」が開始された日やき、NHKが「のど自慢の日」に制定しちゅうがやき。

 ほいたらこの日は、まずは自宅の消火器を点検せにゃあ。案外、期限切れでもう使えんなっちゅう場合が少のうないがやき。

 ほんでその後は、友達らあを集めて「のど自慢大会」ぜよ!カラオケボックスもえいけんど、酒と料理が美味しゅうないき、誰かに家庭用カラオケ機器を借りてきて、自宅でやってもうぜや。周りから苦情が出んような、誰かの家を選ばにゃあイカンぜよ。採点用の鐘も用意できりゃあ一層盛り上がるがやき。

 ほんで食べもんは、「のど自慢」やき喉肉にしてもうや。豚や牛の喉肉も悪うはないけんど、ここはマグロのカマを買(こ)うてきて、マグロの喉肉でやるがをオススメするがやき。たっぷりのネギとマグロのカマを鍋に入れて、カマのネギマ鍋ぜよ。とろけるマグロの喉肉は、絶品ながやき!ほいたら酒は日本酒、山廃純米酒を常温でやるががピッタリながぜよ。



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 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月20日〉「二十日正月」「大寒」

 1月20日は、正月最後の日として納めの行事を行う「二十日正月」ながぜよ。正月に食べた魚の骨や頭までも食べ尽すことから、骨正月・頭正月っちゅうて呼ぶ地方もあるがやと。
ほいたらこの日は、魚のアラやカマを使(つこ)うた料理を作って、正月の最後を祝うて飲もうぜや。正月にふさわしい酒は当然日本酒、それも「しぼりたて新酒」の原酒あたりがピッタリながやき。

 さらに今年、2006年(平成18年)の1月20日は「大寒」でもあるがぜよ。「大寒」は、暦の二十四節気のひとつで、小寒から節分までの「寒の内」の真ん中あたり、1年で最も寒さが厳しゅうなる時期ながよ。

 ほんならこの日は、やっぱり魚のアラやカマを使(つこ)うた料理で、一番寒い時期やき体があったまる鍋料理にせにゃあ。お酒ももうひとつ、山廃純米酒のぬる燗も用意しちょきゃあ、こじゃんと体も心もあったまるがぜよ。



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〈1月21日〉「ライバルが手を結ぶ日」「料理番組の日」

 1866年(慶応2年)のこの日、土佐の坂本龍馬らあの仲介で、犬猿の仲やった薩摩の西郷隆盛と長州の木戸孝允らあが京都で会見し、倒幕のために薩長同盟を結んだがやと。ほんじゃきこの日は、「ライバルが手を結ぶ日」になっちゅうがぜよ。

 また1937年(昭和12年)のこの日、イギリスのBBCテレビで、料理番組の元祖と言われる番組「夕べの料理」の放送が開始されたき、この日は「料理番組の日」ながやと。第1回目は「オムレツの作り方」やったらしいがぜよ。

 ほいたらこの日は、普段一緒に飲まんようなライバル関係にあるような相手を誘うて、一緒に飲もうぜや。龍馬さんの薩長同盟の苦労を考えりゃあ、ちっとも難しいことやないがぜよ。お互いに心を開いて、飲みもってホンネで語り合やあ、案外親友になれたりするもんながやき。

 ほんで、あらかじめ料理番組をチェックしちょいて、その日のツマミらあを準備せにゃあ。第1回放送の「オムレツの作り方」に敬意を表して、ツマミはオムレツとかの卵料理にしようぜや。やさしゅうにフワッと包みこむ風味が持ち味の卵料理にゃあ、やさしいなめらさを持つ「しぼりたて生酒」(原酒やのうて、アルコール分15度ばあのもん)あたりがバッチリながやき。



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〈1月22日〉「ジャズの日」「カレーの日」

 東京都内の老舗ジャズクラブ「バードランド」「サテンドール」「オールオブミークラブ」のオーナーらあによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001年(平成13年)から実施して、この日は「ジャズの日」になったがやと。JAZZの「JA」が「January」(1月)の先頭2文字で、「ZZ」が「22」に似いちゅうことからながぜよ。この日は、ジャズのファン層の裾野を広げるために、ライブコンサート等様々なPR活動が行われゆうがやき。

 またこの日は、全国学校栄養士協議会で決定した、給食メニューに初めてカレーが出された日ながよ。1982年(昭和57年)1月22日、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたがやと。

 ほいたらこの日は、まずはジャズを聴かなあイカンぜよ。持ってない人は、ジャズのCDを借りて来にゃあ。毎月22日は「ふう(2)ふ(2)」の語呂合わせで「夫婦の日」らしいきに、夫婦2人っきりで、未婚の人は彼女彼氏と2人で、ジャズを聴きもって飲もうぜや。

 食事はカレーと言いたいとこやけんど、カレーライスじゃあなかなか酒のサカナにならんきに、カレー味のツマミをいろいろ作ってみるがぜよ。ほんなら酒は、日本酒の「しぼりたて原酒」のカクテルがオススメながよ。ロックグラスのフチにライムを塗って、ソルティドックの要領で塩を付け、グラスの中にゃあ氷を入れて、「しぼりたて原酒」を注ぐがやき。これがカレー味のツマミに、なかなかよう合うがぜよ。 



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〈1月23日〉「電子メールの日」「ワンツースリーの日」

「1(いい)23(ふみ)」(いい文・E文)の語呂合わせで、この日は「電子メールの日」ながぜよ。1994年(平成6年)に電子メッセージング協議会(現在のEジャパン協議会)が制定したがやと。
さらにこの日は、「123」の語呂合わせで、「ワンツースリーの日」でもあるがやき。人生に対してジャンプする気持ちを持とうっちゅう日ながやと。
ほいたらこの日は、まずはEメールで友達を集めろうぜや。ほんで、人生に対して「ワンツースリー」ゆうてジャンプする気持ちを持っちゅう、元気なヤツらあを集めにゃあイカンぜよ。集うたら、みんなあで元気が出る話しをしもって飲もうぜや。
毎月23日は「天ぷらの日」らしいきに、「ワンツースリー!元気が出る天ぷらパーティ」にキマリぜよ。ほいたら酒は日本酒が1番よ。いろんなタイプの純米酒を集めて、それぞれがお好みで、冷やいたり、燗したり、常温やったりと、楽しみもって飲もうぜや。カラッと揚がった天ぷらと日本酒の相性は、最高ながやき。
天ぷらみたいに気持ちもカラッと晴れて、盛り上がる(揚がる)こと請け合いぜよ!



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〈1月24日〉「郵便制度施行記念日」「ゴールドラッシュデー」

 1871年(明治4年)のこの日、東京・京都・大阪間で、郵便業務が初めて開始されたき、この日は「郵便制度施行記念日」ながやと。ちなみに、それまでは飛脚便に頼っちょったがぜよ。

 また、1848年のこの日、アメリカ・カリフォルニアの製材所で働くジェームズ・マーシャルが川底に金の粒を発見したがやと。この噂は瞬く間に全米に広まり、その川の周辺は一獲千金を夢見る人々であふれかえり、「ゴールドラッシュ」となったき、この日は「ゴールドラッシュデー」となったがやき。

 ほいたらこの日は、まずは郵便制度に感謝しもって、年賀状の整理でもしようぜや。お年玉付き年賀ハガキの当たりのチェックも忘れがちやき、それもやっちょこうや。

 ほんで晩は、縁起のえい「ゴールドラッシュ」にあやかって、ゴールドな魚、キンメダイ料理で飲まにゃあ。丁度この頃が旬のキンメダイは、こじゃんと脂が乗っちょって、煮付けらあが最高ながよ。ほんなら酒は日本酒しかないろう。山廃純米酒のぬる燗あたりがバッチリながよ。

 これで今後の仕事も「ゴールドラッシュ」、バッチリ稼げること請け合いぜよ!



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〈1月25日〉「日本最低気温の日」「中華まんの日」

1902年(明治35年)のこの日、 北海道旭川市で、日本の気象観測史上最低気温の公式記録マイナス41.0℃を記録したき、この日は「日本最低気温の日」ながやと。ちなみに1978年(昭和53年)2月17日に、幌加内町でマイナス41.2℃を記録したがやけんど、気象庁の公式記録の対象から外れちょったき、旭川の記録が公式の日本最低気温になっちゅうがぜよ。

 さらにこの「日本最低気温の日」にちなんで、ホカホカ温かい中華まんを食べるがに最適な日やっちゅうことで、この日は「中華まんの日」にも制定されちゅうがやき。この日に中華まんを食べりゃあ風邪をひかんとか、受験に合格するっちゅう話しもあるがやと。

 ほいたらこの日は、とにかく体を温める食べ物三昧といこうぜや。「中華まんの日」じゃき、まずは中華まん。あとは、体を温める旬の根菜類、カブ・ゴボウ・ダイコン・ネギらあをタップリ入れた豚汁鍋はどうぜよ。体を温めるゆうたら、ショウガを忘れちゃあイカンぜよ。この日の豚汁鍋はショウガをタップリ効かせにゃあ。

 ほんなら酒も、体を一番温める酒ににせにゃあイカンがやき。それは何かゆうたら、日本酒の古酒、長期熟成酒のぬる燗ながよ。中華まんやショウガを効かいた豚汁鍋らあにもバッチリ合うき、こりゃ寒い日にゃあ超オススメながぜよ。



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〈1月26日〉「文化財防火デー」

 1949年(昭和24年)のこの日、日本最古の壁画が描かれちょった奈良の法隆寺金堂が、火災により焼損したがよ。これをきっかけに、文化財を火災や震災から守るとともに、文化財愛護思想の普及高揚を図る目的で、1955年(昭和30年)に文化庁と消防庁が、この日を「文化財防火デー」に制定したがぜよ。ほんでこの日は、各地で文化財の防火訓練らあが行われるがやと。

 ほいたらこの日は、まずは地元の文化財や、文化財的な建物らあを見学して回ってもうぜや。自分の住んじゅう地域の文化財らあて、案外見過ごしちゅうもんやき、この機会にチェックしちょかにゃあ。

 ほんで夜は、日本の文化財的アルコール飲料、日本酒を飲まなあイカンがよ。防火意識も高めにゃあイカンき、この日のツマミは、一切火を使わんと作れるもんにせにゃあ。ほいたら刺身に決まりやろう。この時期が旬のもんゆうたら、マグロ、ブリ、ヒラメ、ホッキ貝、トリ貝らあながよ。ほんなら酒は、純米酒の常温あたりがバッチリながぜよ。 



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〈1月27日〉「国旗制定記念日」

 1870年(明治3年)のこの日、太政官布告第57号の 「商船規則」で、国旗のデザインや規格が定められたき、この日は「国旗制定記念日」ながよ。それまでは、船によってまちまちのデザインの旗を使いよったがを、国旗協会が統一、制定したがやと。ちなみに当時の規格は、縦横の比率は7:10で、日の丸が旗の中心から旗ざお側に横の長さの100分の1ずれた位置とされちょったがやけんど、現在は、1999年8月13日に公布・施行された「国旗国歌法」により、縦横の比率は2:3、日の丸の直径は縦の長さの5分3、日の丸は旗の中心の位置となっちゅうがぜよ。

 ほいたらこの日は、国旗日の丸と言やあ梅干しやき、梅干し料理をツマミに飲まにゃあイカンがよ。そのまんまの梅干しの他、梅キュウ、豚肉の梅シソはさみ揚げ、梅干しサラダ、チリメンジャコの梅シソ和え等、案外いろいろ作れるがやき。ほんなら酒は日本酒しかないろう。梅干しの酸味にゃあ、酸のしっかりした「しぼりたて原酒」あたりがバッチリながぜよ。



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〈1月28日〉「コピーライターの日」

 1956年(昭和31年)のこの日、「万国著作権条約」が公布され、この条約で、著作物にCopyright(著作権)の頭文字Cを丸で囲んだ記号を付記することが定められたき、それに因んでこの日は「コピーライターの日」になったがぜよ。ちなみに日本での「万国著作権条約」発効は、この年の4月28日やったがやと。

 ほいたらこの日は気の合う仲間で集まって、お互いの会社や仕事の「キャッチコピー」を考え合(お)うてみんかよ。異業種やら他人のビジネスやったりした方が、意外と素晴らしいキャッチコピーを考え出せたりするもんながやき。

 ある程度アイデアや案が出尽くしたら、パアッと飲もうぜや。毎月28日は「二十八」で「米」の字になるき「米の日」、また「ニワ(28)トリ」の語呂合わせで「ニワトリの日」でもあるきに、この日は「米の酒」日本酒を飲んで、鶏料理を食べにゃあイカンがよ。寒い時期やき鶏の水炊き鍋らあが最適やろう。ほんなら酒は、米だけで出来ちゅう純米酒のぬる燗あたりがバッチリながやき。

 気の合う仲間らあとバカ話しをしもって、鍋をつついて酒を酌み交わしゃあ、そんな中からこそ凄いキャッチコピーが生まれるっちゅうもんながぜよ。



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〈1月29日〉「タウン情報の日」「昭和基地開設記念日」

 日本初の地域情報誌「ながの情報」が発行されたがが1973年(昭和48年)のこの日やき、この日は「タウン情報の日」ながやと。タウン情報全国ネットワークが制定したがぜよ。

 また1957年(昭和32年)のこの日は、日本の南極観測隊が南極・オングル島への上陸に成功し、昭和基地を開設した日じゃき、この日は「昭和基地開設記念日」でもあるがやき。

 ほいたらこの日は、まずはタウン情報誌を買(こ)うてきて、晩に飲みに行くえい店を探そうや。ちなみに毎月29日は「に(2)く(9)」の語呂合わせで「肉の日」やき、肉の美味い店にしようぜや。

 美味い肉ゆうたら和牛のステーキにつきるろう!和牛ステーキの店を選りすぐろうぜや。ほんで選んだ店に行ったら、南極昭和基地開設の日を祝うて、南極の氷のイメージで、氷を浮かべた日本酒のロックを飲まにゃあイカンがよ。ほいたら酒は、「しぼりたて」や「あらばしり」の生原酒タイプがオススメながやき。こうゆう酒やったら、和牛ステーキの芳醇な旨味にじゃち負けりゃあせんがぜよ。 



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〈1月30日〉「3分間電話の日」

電話といやあ、まだ公衆電話が主流やった1970年(昭和45年)のこの日から、東京都心部を皮切りに、公衆電話からの市内通話3分打ち切りが順次開始されたき、この日は「3分間電話の日」ながやと。つまり市内通話料金がこの日から3分10円になった訳やけんど、これは公衆電話での長電話を防止するために始められたものやったがよ。まあ3分ありゃあ、大事な用件は充分伝えられるろうっちゅうことながぜよ。
ほいたらこの日は、電話で友達らあを集めて、飲もうぜや。そん時に長電話はイカンぜよ。1人3分以内で切り上げにゃあ。仲間が集まったら、1人1人「電話ネタ」で3分間話してもらうがよ。誰じゃち1つばあは、電話がからんだ面白いエピソードを持っちゅうもんながやき。
ほんで、電話の存在に感謝しもって飲まにゃあ。毎月30日は語呂合わせで「味噌の日」らしいきに、味噌料理をツマミに飲もうぜや。魚の味噌漬け、肉の味噌焼き、野菜の味噌ダレ等々、いろいろ試してもうや。ほいたら酒は山廃純米酒のぬる燗がオススメながよ。味噌料理の旨みと、山廃純米酒の酸を伴うた幅のある旨みが、バッチリ合うがぜよ。



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〈1月31日〉「生命保険の日」「晦日正月」

 1881年(明治14年)7月に日本初の生命保険会社が設立され、翌1882年(明治15年)のこの日、受取人第1号が現れたき、この日は「生命保険の日」ながぜよ。この年の1月20日に心臓病で亡くなった警部長で、当人が支払った保険料はわずか30円、遺族に支払われた保険金は1000円やったがやと。

 さらにこの日は、正月最後の日、「晦日正月」でもあるがやき。松の内に年始回りをせんかった家をこの日に訪ねる地方があったり、大晦日にゃあソバを食べんとこの日に食べる地方があったり、この日に晦日団子ゆうて団子を作る地方も多いがやと。

 ほいたらこの日は、まずは自分や家族の生命保険の見直しをしてみんかよ。案外ムダに高い保険料を払いゆう場合が多いきに、この機会に見直ししてもうぜや。ファイナンシャルプランナーの、無料の生命保険見直し相談らあもあるきに、相談してみるがも一案ぜよ。

 ほんで夜は、「晦日正月」を祝うて飲もうぜや。ほんなら当然ツマミはソバながよ。酒は樽酒のぬる燗あたりが、ソバにゃあピッタリぜよ。





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