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<「潜在意識」8つの特性>
以上でほぼ、効果がある理由も作り方も使用法も、ご理解いただけたかと思います。しかしまだ納得できないとおっしゃる方のために、もう少し詳しく「潜在意識」というものについて解説しておきましょう。「潜在意識」は、以下の通り概ね8つの特性を持っているといわれています。
(1)言葉だけより、画像データと併せた場合が一層強く反応する。
これは、パソコンでも文字情報より画像情報の方が圧倒的に情報量が大きいことからも想像がつくと思います。画像情報と組み合わせることにより、一瞬でそのイメージをインプットすることができるのです。
(2)より感情が込められたものに対して強く反応する。
日本では古来より「言霊(ことだま)」と言って、言葉には素晴らしい力が宿っていると言われていますし、キリスト教の聖書でも「まずはじめに言葉ありき」と言われています。感情が強く込められた言葉は、より「潜在意識」に強く働きかけるのです。言葉にしただけでワクワクするようなイメージをインプットしましょう。
(3)何度も何度も繰り返されたものに反応する。
これは前記の通りです。「海馬」が、「これは生きていくために必要な情報だ」と認知するのです。
(4)現実に起こっていることと想像したことを区別できない。
「レモンを想像して下さい」と言われると、食べてもいないのに口の中に唾液が分泌されるでしょう。つまり、成功のイメージを何度も繰り返しインプットすれば、実際に何度も成功したのと同じことと認知されるのです。
(5)否定形を理解できない。
前記とは逆に「レモンのことは想像しないで下さい。あの酸っぱさを想像しないで下さい。」と言われても、あなたの口の中にはやっぱり唾液が分泌されるでしょう。「潜在意識」は否定形を肯定形として理解してしまうのです。「失敗しないぞ」と強く意識すればするほど、失敗のイメージをインプットしてしまうことになるのです。
(6)緊張している時よりリラックスしている時に働きやすい。
緊張している時よりもリラックスしている時の方が、「潜在意識」には働きかけやすくなります。朝起きたばかりや夜眠る前など、意識がボーッとしている時などが絶好のタイミングなのです。
(7)全てを一人称として理解する。
他人の成功をイメージすれば、影響を受けるのは自分(一人称)となり、自分の成功をインプットしたことと同じになります。他人の失敗をイメージすれば、自分の失敗をインプットしたことと同じになりますので注意しましょう。
(8)深いレベルでは皆とつながっているため、周りにも影響を与えることが可能。
「潜在意識」は深いところで誰とでもつながり合っていると言われています。つまり、イメージを強烈に描くと、周りの人にも影響をおよぼすことが可能となるのです。思いもよらないところから答えがやってきたり、助け舟が出されたりすることがありますが、これはそういうことなのです。
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