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<なぜそんなカンタンなことで夢が叶うのか、その科学的根拠>

  今、最先端の脳科学の分野では、脳についての研究が大変進んできています。これまでは心理学の領域であった「潜在意識」などについてが、科学的に解明されつつあるのです。 脳には「海馬(かいば)」というタツノオトシゴのような形をした器官があるのはご存じでしょうか?「海馬」の役割は、まずは入ってきた情報を「海馬」自身に「短期記憶」として蓄えることです。そしてそれを、大脳皮質に書き込んで「長期記憶」とするかどうかを検討し、変換を行うという器官です。この「海馬」の研究で有名な脳科学者、池谷裕二氏の研究によりますと、「海馬」という関所の番人に必要であると認められた情報だけが、関門を通過でき、「長期記憶」となることができるのだそうです。その審査期間は約1ヶ月といわれています。「海馬」にとって重要なのは、その情報が「生きていくために不可欠かどうか」ということです。そして、情熱を込めて何度も何度も繰り返して情報を送り続けられると、「生きていくために必要な情報に違いない」と勘違いして、ついに大脳皮質にその情報を送り込み、「長期記憶」とされるのだそうです。そして、「短期記憶」とは「顕在意識」であり、「長期記憶」とは「潜在意識」であるといってもよいようです。つまり、あなたの夢を紙に書いて、それを毎日毎日繰り返し眺めるということは、その夢を「潜在意識」にインプットすることになるのです。「潜在意識」に夢をしっかりと刻み込ませることができれば、「潜在意識」を味方につけることができます。「潜在意識」は、あなたが起きていようが寝ていようが、意識しようが意識しまいが、年中無休24時間働き続け、刻み付けられた目標を達成するために活躍してくれるのです。成功者は皆、この法則を活用しています。成功者の手記や成功哲学の書籍などを見ると、「目標を紙に書いて、壁に貼って毎日眺める」とか、「夢を紙に書いて常に持ち歩き、毎日何度も眺める」というような内容が必ずといっていいほど出てきますが、これらは全て「非科学的な胡散臭い」話しなどではなく、理に叶ったことだったのです。成功者の法則を、最先端の脳科学が証明しつつあるといえるでしょう。





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