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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2021年12月 : 第182回目




皆さん、こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。

さて、冬至もクリスマスも過ぎ、
いよいよ令和3年の年の瀬も押し迫ってまいりました。
今年の年末は全国的に寒波到来で、雪も多いようです。
南国土佐の高知も例外ではなく、気温がマイナスになったり、
雪化粧をほどこす地域も少なくありません。
しかし、高知県は12月丸ごとコロナがゼロのままで、
このまま年を越せそうで、嬉しくて寒さなんか吹き飛ぶというもの!
さらに冬の旬の食で、コロナ気分を吹き飛ばしてくれるものといえば、
土佐の高知の冬の定番、 「ブリぬた」にキマリでしょう。
高知でブリにかける 「ぬた」の原料といえば、 「葉にんにく」
独特の鮮やかな緑色の 「ぬた」が、土佐人は食欲をソソられるのです。
そして、滋養強壮効果の高い旬の緑黄色野菜であり、スタミナ野菜が、
「葉にんにく」なのです。

葉にんにくは、冬場には高知県一円で一般的にどこでも売られていますが、
他県ではまず見かけることのない緑黄色野菜です。
にんにくの成長過程の若い葉を収穫したもので、
春になるとにんにく芋が成長し、養分がそちらに取られるため、
葉はおいしくなくなるそうですから、
やはり葉にんにくの旬は冬場ということになります。

そして何といっても葉にんにく最大の特徴は、
栄養面の効果が大変優れたスタミナ野菜だということ。
カロテン、カリウム、カルシウム、ポリフェノール、
ビタミンC、鉄分などが豊富で、
なかでも特筆すべきはアリシンの薬効なのだそう。
アリシンは、殺菌、抗菌作用に優れた成分で、
その強力さは、10万倍に薄めた液でも、
コレラ菌やチフス菌や赤痢菌などに強い抗菌力を示すのだとか!
さらに疲れやすい体に不足しがちなビタミンB1の吸収を助け、
滋養強壮やエネルギー吸収にも役立つというのですから、
確かにこれはスゴいですね。

続いては、ブリの栄養価や効能などについても、
ご紹介させていただきましょう。
ブリは、青背の魚の中でもトップクラスの栄養を誇り、
良質なタンパク質と脂質を豊富に含んでいます。
また、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)と
EPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれており、
これらの脂肪酸は学習・記憶能力の向上に加え、
動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など
生活習慣病の予防効果があると言われています。
またブリには、糖分やコレステロールの代謝を促進する
ビタミンB1、B2、ナイアシン、
歯や骨のもととなり骨粗鬆症を防ぐカルシウムの吸収を促す、
ビタミンDも豊富です。

さらに、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果を発揮する
タウリンも豊富で、その栄養価は動物のレバーにも匹敵するほど。
中でも血合部分には、通常部分の3倍もの量が含まれているのだとか。
その上、POA(パルミトオレイン酸)も豊富で、
これは脳の血管に栄養を補い、
血管壁を丈夫にする働きがあるとされる成分なのだそうです。

ちなみに市場に周年出回っているものは、ほとんどが養殖物で、
こちらは一般的に 「ハマチ」と呼ばれているようです。
養殖物と天然物では、脂質含有量などの成分に相違があるようで、
養殖物の方が脂質が多く嫌な脂っぽさが残るそうですから、
脂の量だけで判断しない方が良さそうです。

そしてブリと言えば、成長していくにつれて呼び名が変わる、
「出世魚」の代表格。
地域によって呼び名に多少の違いがありますが、一般的には、
ワカシ、イナダ、ワラサ(ハマチ)、ブリ・・・という具合。
高知には昔から、正月に大物を食べると縁起が良いとして、
鯨を食べるという風習が残っていますが、
この時期のブリは15キロを超える大物もあり、
何より 「出世魚」ですから、 「ブリ」と名が付けば、
それは出世を果たした 「大物」と言えるはず。
つまりブリは、おめでたい年末年始に、
ピッタリの縁起が良い魚であるとも言えるでしょう。
この時期は価格が高めなのが玉にキズですが、
それなりの価値はあるかも知れませんね。

では早速、 「ブリぬた」を作ってみましょう。
「葉にんにくのぬた」の作り方は、
まず葉にんにくを刻んでから、
擂り鉢でゴリゴリと、なめらかになるまで擂りつぶします。
これが30分くらいかかりますから、結構疲れるんです。
その後、白味噌とお酢、柚子酢(柚子の搾り果汁)も加え、
さらにゴリゴリ混ぜて、最後に砂糖で甘さを調整し、 「ぬた」の完成です。
あとはお好みの量の 「ぬた」を、ブリの刺身にかければ出来上がり。
高知では、通常これをブリの刺身やドロメ(イワシの稚魚の生)、
または厚揚げやコンニャクなどにも付けていただきます。

そして、この旬のお料理のおいしさを、さらに倍増させるには・・・
旬の日本酒を合わせていただくこと!・・・でしたね!
今回は葉にんにくの強烈な風味に対抗できる、
ガッシリ骨太なインパクトのある酒ということで、
「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)
を選ばせていただきました。

このお酒は、明治新政府のあり方について、
坂本龍馬さんが船中にて考え出した策に由来する、
ロマン漂う逸品 「船中八策」の冬期限定商品の、
「しぼりたて生原酒版」なのです。
フレッシュで華やかな香りを持ち、
味わいは豊かでドッシリとしたリッチ感があり、
ガツンとインパクトのある骨太な超辛口の生原酒は、
まさに土佐の辛口男酒といえるでしょう!

では、早速いただきます!
「ブリぬた」を一口、パクリ。
おお〜〜っ!にんにくの風味が結構強烈にガツンとくる!
さらにそこに爽やかな酸味と柚子の風味、
そして脂の乗ったブリの旨味が加わり、
旨いの何の!!
この独特の味わいは、絶対にご飯ではなく、お酒、
それも日本酒を欲して、喉から手が伸びてくるというもの!

そしてそこに、待ってましたの 「船中しぼりたて」をキュッと。
にんにくの風味に負けない辛口男酒の骨太でリッチな味わいが、
フレッシュなしぼりたて生の風味とともに、
口中いっぱいに膨らんで、
「ぬた」の酸味と共に心地よい交響曲を
奏でてくれているかのようです。
そして後口の余韻は、あたかも曲がフェードアウトしていくかのように、
なめらかに消えていく・・・。
これはおいしいです!
しかもいくらでも食べて飲んでができそうな
ある意味危険な組み合わせと言えるでしょう。
またこの料理はある意味、日本酒がないと成り立たない、
「ザ・酒肴」であると言えるでしょう!
そして、このインパクト抜群の、
「ブリぬた」「船中しぼりたて」のペアリングは、
冬の寒さも、コロナ禍の厭世気分も、
ガツンと吹き飛ばしてくれることでしょう!

春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。

さて、新型コロナウィルスに翻弄されまくりの令和3年も、
まもなく終了となります。
読者の皆様、この1年間、大変お世話になりました。
また新年、令和4年、2022年も、
司牡丹と共にメルマガ<span class="red">「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」を、
何とぞ宜しくお願い申し上げます。
令和4年、2022年こそは、コロナ禍が終息し、
誰しもが良い酔い日常を取り戻すことができますことを、
心からお祈り申し上げます。


「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)は、コチラをクリック!

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