皆さん、こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
さて、わずかながら雪が降りはじめる頃という意味の
二十四節気の 「小雪(しょうせつ)」も過ぎ、
いよいよ季節は晩秋から初冬に向かいはじめました。
南国土佐の高知でも山間部の佐川町では、
ついに昨日の11月29日の朝8時前には、マイナス2度の寒さでした。
そんな晩秋から初冬にかけての寒さが厳しくなる時期には、
原木椎茸がいよいよおいしくなってきます。
そこで今回は、簡単に作れて絶品の、
「原木椎茸のバター醤油焼き柚子搾り」をご紹介いたしましょう。
さて、まずは椎茸の効能ですが、
「キノコ好きの病知らず」という言葉があるほど、
キノコ類には優れた効能があると言われています。
そしてその中でも椎茸は、
味わいも効能も群を抜くと言われているのです。
まず椎茸には、
エリタデニンというコレステロールを低下させ血液をサラサラにし、
動脈硬化や高血圧を予防する成分が豊富に含まれているのです。
さらに、カルシウムの吸収率を高め骨を丈夫にする
ビタミンDも豊富なのだそう。
さらにさらに、免疫力を高め抗ガン作用のあるβ-グルカンも豊富で、
その上便秘解消に有効な食物繊維も豊富だというのですから、
確かにこれは凄い効能のオンパレードと言えるでしょう!
次に、土佐の 「酢ミカン」の代表選手である、
柚子をご紹介させていただきましょう。
ちなみに 「酢ミカン」とは、土佐の高知独特の表現で、
一般的には香酸柑橘(こうさんかんきつ)と言い、
生食にはむかない、搾りかけて使う柑橘類のことを言います。
そして土佐の高知は、
この香酸柑橘類、つまり 「酢ミカン」の種類が大変豊富で、
まず6月から8月頃に青柚子が出て、
8月から10月頃にブシュカンが出て、
9月から11月頃に直七が出て、
11月から12月頃に熟した黄柚子が出て、
12月から1月頃にダイダイが出るというような、
ざっくりとした流れになります。
それぞれの 「酢ミカン」は見た目は似ていますが、
香りや味わいにそれぞれの個性があって、
搾りかければすぐに分かるほどの違いがあるのです。
そして柚子の特徴はやはり何といっても、
その高貴な香りの高さですし、
ブシュカンは酸味が強く爽やかさが特徴で、
直七は一番酸味が柔らかく
まろやかな酸っぱさが特徴という感じでしょうか。
この 「酢ミカン」3種の中で、
一番生産量も多く全国的に有名なのは柚子で、
国産の柚子生産量の45%ほどを高知県が占めていますので、
土佐の高知は日本一の柚子の産地ということなのです。
ちなみに柚子の花言葉は 「健康美」ですが、
その言葉通り、柚子にはビタミンCやカリウムなどの栄養素が、
大変豊富に詰まっているのです。
では早速、そんな効能の素晴らしい椎茸と柚子を使って、
「椎茸のバター醤油焼き柚子搾り」を作ってみましょう。
まず、椎茸の石づきを取り、包丁を入れて適当に切り分けます。
次にフライパンにバターを熱し、椎茸をバターで焼きます。
少し焼けてきたところで、軽く 「樽酒」を振りかけ、
さらに醤油も振りかけて、表面に焦げ目ができる程度に焼き上げます。
焼き上がった椎茸を皿に盛り、カットした柚子を添えて、
いただく直前に柚子を搾りかければ、もう完成です!
誰でも作れるほど簡単で、しかも絶品ときていますから、
これは超お薦めです。
そして、この 「椎茸のバター醤油焼き柚子搾り」のおいしさを
さらに倍増させていただくには・・・
そうです!旬の日本酒を合わせていただくこと、です!
さらにキノコ料理に合わせる酒といえば、
もはやコノ酒にキマリというほどの酒があるのです!
それは、今回料理中にも振りかけた、 「司牡丹・本醸造樽酒」!
キノコは 「木の子」ですから木の風味を持ち、
樽酒ももちろん日本酒を杉の木樽に浸けたものですから
木の風味があるということで、
「似たもの同士は相性がよい」
というお酒と料理のマッチングのセオリー通り、
バッチリ合うという訳なのです。
また、樽酒にも椎茸や柚子に負けないほどの凄い効能があります。
樽酒には、癒し、鎮静、自律神経調節などの効能がうたわれている
セスキテルペン類が含まれているため、
癒し効果、鎮静効果、睡眠改善効果があるのです。
と、いうことは、樽酒を飲むだけで、
森林浴やアロマテラピーなどと同じような効果があるということなのです!
つまり、椎茸料理と樽酒の組み合わせは、
お互いのおいしさを倍増させるだけでなく、
美容健康の効果も倍増させる、
まさに旬の奇跡の出逢いモノと言えるということでしょう!
では早速、 「原木椎茸のバター醤油焼き柚子搾り」と 「司牡丹・樽酒」を、
合わせていただいてみましょう!
まずは、柚子をギュギュッと椎茸に搾りかけます。
この時、柚子の皮を下にして搾りかけるのが鉄則。
その方が、より香り高い皮の成分も搾りかけられるからです。
ではいよいよ、一切れパクリ・・・
お!これはウマイ!
しかも、何となく肉っぽいです。
やはり原木椎茸は肉厚ですし、さらにバターと醤油で焼き上げることで、
芳ばしくなり肉っぽさが増すのです。
しかも、樽酒まで振りかけてますから、
木の風味の芳香がハンパないほど口中に広がります!
さらにさらに、柚子の高貴な香りと酸味が加わり、
噛み締めるうちに口中いっぱいに、木の風味と柚子の風味が、
バター醤油の芳ばしさをまといながら膨らみまくります。
そこに、 「司牡丹・本醸造樽酒」を、
常温(20℃程度)でグラスに注いで、キュッと・・・。
おお!まるで口の中が森林浴をしているかの如く、
心地よい木の風味が膨らみまくります!
椎茸の木の風味と樽酒の木の風味が渾然一体となって、
森林浴を想わせるような心地よい風味を生む・・・。
さらにそこに柚子の高貴な香りと酸味、
バター醤油の芳ばしさも加わっていますから、
1+1が2どころか、4にも5にもなる、
まさにこれぞ日本の晩秋~初冬を代表するマリアージュといえるでしょう!
しかも、料理は簡単で、おいしくて、
健康にも美容にもダイエットにもよくて、
さらに、同様の効果がある 「樽酒」と合わせて
一層おいしさが倍増するというわけですから、
これは、特にお酒好きの女性の皆さんには、
晩秋~初冬にかけての、酒と肴の最強タッグということになることでしょう。
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。
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