皆さん、大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
令和2年最初のメルマガ、本年も何とぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
暖冬の影響か、土佐の高知では例年よりかなり暖かい冬となっていますが、
皆様の地域はいかがでしょうか?
しかし、暖かいかと思っていたら急に冷え込んだりして、
寒暖差が激しいため、体調を崩さないよう気をつけたいものです。
そして今頃の時期、暦の上での「大寒」から「立春」にかけてが、
毎年最も冷え込みますから、一層気をつけておきましょう。
さて、そんな時期に取り上げる土佐の高知の旬の食材は・・・
入河内大根(にゅうがうちだいこん)です!
この大根は、安芸市入河内(にゅうがうち)地区にしかない、伝統野菜です。
その特徴はというと、まずは外観を見てビックリ!
普通の大根の3倍はあろうかという巨大さで、
さらに首の部分が、美しい紫色をしています。
大きいものは1本で10kgにもなるようで、
地上に出た首の部分がきれいな紫色になるんだそうですが、
中は白いんだそうです。
他の大根と比べ、とてもキメが細かく、
甘みがあって辛みが少なく、
煮崩れしにくいため煮物に適しているとのこと。
なお、この大根の栽培地は、入河内地区のわずかな地域のみで、
しかもわずか14軒の農家が「入河内大根のこそう会」を結成し
栽培しているのみだそうで、
収穫量はナント年間たったの2000本ほど!
しかもそのうち400本程度は不良品として廃棄されるのだそうで、
高知県内でも滅多にお目にかかれない希少な伝統野菜となっています。
さらに最近では全国の食通などからも注目されつつあるようで、
今後ますます入手困難な
幻の野菜になるのではとも言われているのだそうです。
●「入河内大根のこそう会 事務局」(東川公民館) TEL:0887-32-3031
では次に、大根一般についての栄養や効能などについて、
少し以下にご紹介しておきましょう。
まず大根には、
ナトリウムの排出を促進するカリウムが豊富に含まれていますので、
高血圧や動脈硬化、脳梗塞などの予防に効果が期待できるのだそう。
さらに、胃腸の働きを活性化する
酵素もいくつか含まれているのだそうです。
「アミラーゼ(ジアスターゼ)」は、デンプンを分解する働きがあり、
胃もたれや胸焼けに効果があるといわれています。
同じく消化を助ける「オキシターゼ」という酵素は、
発ガン物質を解毒する作用があるといわれ、
ガン予防が期待できるのだとか。
さらに、辛味成分である「イソチオシアネート」は、
血液をサラサラにする作用があるといわれています。
大根と聞くと、あまりに一般的過ぎて、
それほど効能があるような気がしませんが、
なかなかどうして、実はスゴイ効能のある野菜なのです!
さてでは、いよいよ入河内大根を使った旬の料理を、
次にご紹介いたしましょう。それは・・・
「ヨコのワラ焼きタタキ入河内大根おろしポン酢キュウリ巻き」です!
ヨコ(黒マグロの子)の刺身を、表面だけをサッとワラ焼きしてタタキにし、
それをこんもりと盛りつけた回りを、
縦に薄くスライスしたキュウリでクルリと巻きます。
その上に、入河内大根をおろした大根おろしをタップリと乗せ、
柚子ポン酢とネギをかけたらもう完成です!
一口いただけば、入河内大根おろしのきめ細かな食感と、
ほのかな辛味を含んだ甘味が、
柚子ポン酢の風味、ヨコの旨味、ワラ焼きの芳ばしさ、
キュウリの爽やか等と口中で見事に融合し、
一体となって膨らんでいきます。
これは土佐弁で言うと、「こりゃタマラン!」と声が漏れてしまうほど、
絶品のおいしさです!
そして、この料理のおいしさを、さらに倍増させる秘訣は、
この時期旬の日本酒を合わせていただくこと!
今回は、司牡丹を代表する大人気銘柄の冬限定バージョン、
「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)を合わせてみましょう。
フレッシュでフルーティな香りを持ち、
味わいは豊かでドッシリとしたリッチ感があり、
ガツンとインパクトのある骨太な超辛口のしぼりたて生原酒は、
まさに土佐の辛口男酒の代表と言え、
冬が旬の食材を使った料理と共に楽しめば、
箸も杯も止まらなくなること請け合いです!
「ヨコのワラ焼きタタキ入河内大根おろしポン酢キュウリ巻き」をいただき、
さらにその味わいがまだ消えぬうちに、「船中しぼりたて」をクイッと。
入河内大根おろしの甘味、柚子ポン酢の風味、ヨコの旨味、
ワラ焼きの芳ばしさ、キュウリの爽やか等が、
このお酒のフレッシュ&リッチな旨味でグッと引き立ち、
この料理のおいしさがさらに倍増して感じられ、
天にも昇る昇り竜のようなおいしさという表現が、
まさにピッタリでしょう!
食べて飲んで、食べて飲んで・・・
これは、本当に杯も箸も、止まらなくなってしまいます!
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。
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■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」 司牡丹酒造(株)発行
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