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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2019年12月 : 第158回目




皆さん、こんにちわ。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて、冬至もクリスマスも過ぎ、
いよいよ令和元年の年の瀬も押し迫ってまいりました。
今年の12月は、昼間は暖かく、朝夕は冷え込むという日が多く、
昼夜の温度差が激しかったため、
風邪をひいてしまった方も少なくなかったのではないでしょうか?
やっと年末になって、寒さも本格的になってきました。
今回は、そんな寒い日にピッタリで心も身体も暖まり、
しかも驚くほど絶品で、かつ栄養価も満点な、
そんな旬の料理をご紹介させていただきたいと思います。
そんな料理とは・・・「松原ミート」さんの「猪のパテ・ド・カンパーニュ」です!

高知市追手筋にお店をかまえる「松原ミート」さんの代表松原浩二さんは、
かつてフランスのバスク地方に住まれており、
キントア豚を復活させてミシュランガイドの表紙を飾ったこともある
オテイザさんの下で働かれていた、
実は世界レベルの技術を持つシャルキュティエ(食肉加工職人)なのです!
松原さんは、2016年5月に高知に移住し、「松原ミート」さんをオープン。
2019年より食肉加工免許を取得し、
手作りの無添加シャルキュトリー(食肉加工品)の
加工から販売、飲食店までの全てを手がけられています。
そんな「松原ミート」さんは、実は私の大好きなお店の1つなのですが、
食肉加工販売だけで生計を立てたいという思いが強い松原さんは、
飲食店である「松原ミート」さんを近々閉店されるらしいのです。
実際は、現在の店舗を売り出し中で、売れるまでは営業されるようですが、
いつ閉店するかは分からないとのこと。
これは何としても、この年末にいただいておかねば!
と、いうことで、「松原ミート」さんの「猪のパテ・ド・カンパーニュ」
を取り上げさせていただくことになりました。

ちなみに、猪肉の栄養価としては、牛肉や豚肉に比べカロリーは低く、
脂肪の質も良く、良質なタンパク質が豊富です。
さらに牛肉や豚肉より鉄分も豊富で、
貧血や冷え症の予防・改善に効果があります。
そして、血液をサラサラにして若さを保つ
多価不飽和脂肪酸(ドコサヘキサエン酸、イコサペンタエン酸)
を牛肉の2倍以上含んでいます。
中性脂肪や悪玉コレステロールを増やし
動脈硬化や肥満などにつながる飽和脂肪酸は、
牛肉の半分以下しか含んでいません。
その上、新陳代謝を促進するビタミンB1やB2も豊富に含まれているため、
疲労回復にも役立ちます。
また、血圧を下げる働きのあるペプチドや、
動脈硬化・糖尿病を予防するカルノシンも含まれています。
つまり猪肉は、「低カロリー・高タンパクで栄養満点」
の食材であると言えるでしょう。
そんな猪肉を、今回は世界レベルの技術で、
松原さんが「パテ・ド・カンパーニュ」に仕上げてくださったのです!
瓶詰めの「猪のパテ・ド・カンパーニュ」を、
バケットに塗っていただけば、それはまさに驚きのおいしさです!

ちなみに「パテ・ド・カンパーニュ」とは、
「田舎風パテ」という意味で、
本来は豚ミンチの中にレバーペーストを混ぜ込んで焼く、
代表的なクラシック料理です。
それを、猪の肉と脂とレバーを使って、野趣に富むコクと旨味を実現しています!
脂身もしつこさがなく、トロけるような甘味すら感じられます。
思ったよりもあっさりしていて食べやすいため、
これはいくらでも食べられそうです。

そして、こんな「猪のパテ・ド・カンパーニュ」には、
何といっても、フレッシュピチピチで、
かつアルコール度が高くリッチな旨味が強い、
今が旬の日本酒「しぼりたて生原酒」タイプが最適です!
こんな日本酒を合わせると、猪のおいしさが倍増するばかりか、
アルコールの効果でその素晴らしい効能も、
体内に吸収しやすくなるのですから、
これはもう、日本酒の「生原酒」でキマリでしょう!
そこで今回は、昨年まで「本醸造」だった造りを
今年から「純米」に変えてリニューアルした、
「司牡丹・生鮮酒<冬>あらばしり」(純米生原酒)を合わせてみました。
酒搾りの際に一番最初にほとばしり出るお酒を「あらばしり」と言い、
昔からツウの間では酒造期間中の酒蔵を訪ねない限り、
口にすることは不可能と言われてきた、冬の幻の酒です。
その弾けるようなフレッシュな新酒の香りと、
生命力あふれるリッチで豊かな旨みは、
他の追随をゆるさない程の強烈なインパクトを与えてくれます。
この「あらばしり」「涼冷え」(15℃程度)と、
「猪のパテ・ド・カンパーニュ」を合わせていただけば、
猪肉と脂とレバーのそれぞれの旨味を、
さらに一体感のある濃厚な風味として、一瞬口中で膨らませ、
生命力あふれるように拡がり、後口は心地よいほどサラリと流れ、
また次の一口が食べたくなります。
食べるとまたこのお酒が飲みたくなる。
「パテ」「あらばしり」「パテ」「あらばしり」・・・
この組み合わせは、箸も杯も止まらなくなること、請け合いです!



春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。

さて、令和元年も明日の大晦日で終了となります。
読者の皆様、この1年間、大変お世話になりました。
また新年、令和2年、2020年も、
司牡丹と私のメルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」を、
何とぞ宜しくお願い申し上げます。
では、皆様が良い酔いお年を迎えられますことを、
心からお祈り申し上げます!

「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(純米生原酒)は、コチラをクリック!

■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行

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