皆さん、こんにちわ。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
さて、季節はいよいよ、旨み豊富な食材がズラリと出揃う、
食欲の秋の到来です。
今年も、昨年同様夏場の天候があまりよくなく、
秋の食材が遅れぎみではありますが、
ぼちぼち市場にも出回りはじめました。
そこで今回は、豊富な旨みと高い栄養価を兼ね備えた、
秋の味覚の代表選手ともいえる、里芋をご紹介させていただきます。
芋類は、炭水化物を多く含んでいるため、
世界には芋を主食にしている民族も少なくありません。
さらに芋類は、一方で食物繊維もたくさん含んでいるため、
血糖値を急激に上げすぎることなく、脳や身体のエネルギー源になります。
また、ビタミンやミネラル、
抗酸化作用のあるポリフェノールなども豊富ですから、
栄養的に優れた食品であると言えるでしょう。
そして里芋は、芋類の中でも特に食物繊維が多く、
便秘の予防・改善、コレステロール値の低下、
大腸ガンの予防などの効果が期待されます。
また食物繊維には肥満防止効果もあり、
薩摩芋などと比べて里芋はエネルギーが少なく、
糖分をエネルギーに変えるビタミンB1も豊富ですから、
太るのを気にせず食せる食材であると言えるでしょう。
さらに、里芋特有のぬめりは、
ガラクタンという多糖類とタンパク質が結合したものに、
マンナンという水溶性の食物繊維が加わった糖タンパクの一種。
このぬめりは、強い胃酸から胃壁を守り、
コレステロールを取り除く働きがあります。
さらにさらに、里芋にはカリウムも多く含まれており、
ナトリウムを排出し、高血圧予防にも役立ちます。
そんな里芋を使った今回ご紹介させていただくお料理は、
「里芋の柚子味噌煮」です!
作り方は、まず里芋をタワシなどでこすり洗いし、
天地を少し切り落とします。
そして、下から上に皮を亀甲にむき、水に浸けてよく洗います。
次に水から茹でて、沸騰したら茹で湯を捨てます。
そして軽く洗い、もう一度同様に茹でて、茹でこぼし、
水で洗ってザルに上げます。
続いて、鍋に里芋(約200g)と日本酒(大さじ2)、
出汁(カップ1+1/2)と砂糖(大さじ1)を入れて中火で2~3分煮ます。
薄口醤油(小さじ1)を加え、紙の落し蓋をしてさらに煮ます。
煮汁が1/3ほどになったら、
出汁(大さじ2)でゆるめた白味噌(大さじ1)をからめていきます。
すりおろした柚子皮を散らして火を止め、
飾りに千切りにした柚子皮をあしらえば、
「里芋の柚子味噌煮」の完成です。
では、早速いただいてみましょう。
まずは柚子の香りが爽やかで、食欲をそそります!
一口いただけば、口中いっぱいにこれまた爽やかに柚子の酸味が膨らみ、
続いて白味噌のやらわかな甘味と辛味が広がり、
里芋のホッコリした旨味と共に口中いっぱいにたなびいていき、
身体の底から秋を感じさせてくれます。
そして、この料理のおいしさをさらに倍増させるには、
今が旬の日本酒を合わせていただくこと!
今回は、「司牡丹・土佐の超辛口本醸造・ひやおろし」
(超辛口・本醸造酒)を合わせてみました。
「里芋の柚子味噌煮」を一口いただき、
続いて涼冷え(15℃程度)に冷やした「土佐超ひやおろし」をキュッと・・・
この酒のほのかな柑橘類を想わせる含み香が、
柚子の風味との見事な相乗効果で、一層爽やかさが増し、
さらにこの酒の輪郭のハッキリしたクリアな旨味が、
白味噌のやらわかな甘味と辛味、里芋のホッコリした旨味を、
見事に融合させながら、下から支えるようにして引き立てます!
そして、秋らしい旨みが口中いっぱいに広がり、
全身にまで沁みるように膨らみ、
後口は心地良いほど爽やかにキレていきます。
すると、また「里芋の柚子味噌煮」が食べたくなる。
食べると今度は、「土佐超ひやおろし」が飲みたくなる。
「里芋」「ひやおろし」「里芋」「ひやおろし」・・・
交互にやると、箸も杯も止まらなくなってしまいます!
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。
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