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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2019年5月 : 第151回目




皆さん、こんにちわ。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて、先日の5月21日は暦の二十四節気の「小満」でしたが、
これは、陽気が良くなって万物が次第に成長して天地に満ち始める、
という意味があります。
今回は、そんな「小満」の時期に最もふさわしい、
そら豆を取り上げたいと思います。
ちなみにそら豆は、以前にも取り上げたことがありますが、
2014年5月の「第91回」ですから、もう5年も前になりますので、
再度取り上げさせていただきました。

さてまず、そら豆の旬ですが、地域によって若干異なりますが、
だいたい4月から6月頃の初夏で、
その名の通り、実が空に向かって実る様は、
まさに「小満」のイメージそのものです。
そして、そら豆はマメ科ソラマメ属で、
ダイズ、ラッカセイ、エンドウマメ、インゲンマメ、ヒヨコマメと共に、
6大食用豆と呼ばれているようです。
チグリスユーフラテスの流域からエジプトで、
4000年以上も前から食用として栽培されていたのだとか。
日本には奈良時代に伝えられたそうです。

そして、そら豆の栄養ですが、ナント!
若返りの野菜と言われるほどの美容効果や健康効果が期待できるんだとか!
まず、そら豆に多く含まれるビタミンB2は、
「成長のビタミン」とも言われ、皮膚や毛髪、爪などの成長を促進し、
さらに老化の原因となる体内の過酸化物質をスムーズに分解することで、
肌のシミやシワ、白髪などを予防してくれるのだそう!
また、亜鉛が不足すると、
湿疹やニキビなど、肌荒れの原因になるようなのですが、
そら豆は豆類の中でも特に亜鉛が多く含まれているのだとか!
100g(約20粒)中に2.4mg含まれるそうで、
これだけで1日の摂取適正量の約3分の1が摂れるのだそうです。
そら豆料理で、肌荒れは改善、皮膚のトラブルも解消し、
いつまでも美しいお肌を保つことができるという訳です!

さらにそら豆は、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1、
脂質の代謝に関わるビタミンB2が豊富ですが、
これらビタミンB群は、炭水化物や脂肪分を効率よく代謝し、
体内に蓄積された体脂肪を分解する働きがあるそうで、
つまりダイエット効果が期待できるということ!
さらにさらに!そら豆には利尿効果があり、
体内の滞った水分をスッキリ排出してくれ、
また胃腸の働きを整える、
お酒を分解する、などの効果もあるようですので、
飲みすぎによるムクミや二日酔いの改善にも効果があるというのですから、
ますます嬉しいですよねっ!
そして、まだまだそら豆には、食物繊維、カリウム、鉄分などの
体を健康に保つ栄養素がたくさん含まれており、
便秘解消、コレステロール低下、血糖値上昇の抑制、高血圧予防、
疲労回復、夏バテ予防・・・等々の効果も期待できるのだそう!
これって、モノスゴくないですか!?
特に女性の方には、これからの初夏の時期は、
連日のようにそら豆料理をいただくことをお薦めします!

さて、今回のそら豆料理ですが、
前回はシンプルに「そら豆の丸焼き」をご紹介いたしましたので、
今回は少し手を加え、
「そら豆のチーズ生姜乗せ」をご紹介させていただきます。
ちなみに生姜は、高知県が日本一の産地ですし、しかも大変栄養豊富!
生姜について詳しく知りたい方は、
このメルマガのバックナンバー「2018年5月・第139回」をご参照ください。

http://www.tsukasabotan.co.jp/old_magazine/BackNumber/2018-mailmaga/2018-139.html

では早速、「そら豆のチーズ生姜乗せ」を作ってみましょう。
用意する材料は、そら豆、とろけるチーズ、生姜、塩、以上です。
まず、そら豆を皮のまま茹でます。
その際、茹でるお湯の中に少し塩を加えておくことと、
後でトースターで焼きますので、少し固めに茹でることがコツです。
沸騰したお湯に入れて2分ほど茹で、
火を止めてそのまま2分ほどお湯の中に置く程度でしょうか。
茹で上がったそら豆をザルにあげ、流水でサッと熱を取って冷ましてから、
皮から中身を取り出します。
その中身のそら豆を、アルミホイルに並べ、
その上に「とろけるチーズ」を乗せ、
さらに千切りに刻んだ生姜を乗せます。
これをトースターで3~4分ほど焼けば、もう完成!
後はお好みで、塩を少し振りかける程度です。

では早速、いただきます!パクリ・・・もぐもぐ・・・
うん!おいしい!
そら豆の青々しい豆の風味と、
チーズの発酵乳製品の旨味と、生姜のピリッとした辛味が、
三位一体となって見事に融合し、
これはお酒が欲しくなる、立派な居酒屋メニューとなっています。

さらに、この旬の「そら豆のチーズ生姜乗せ」のおいしさを、
倍増させていただくには・・・
この時期旬の日本酒を合わせていただくこと!・・・ですよね。
今回は、夏しか飲めない旬のお酒、
「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)
を選ばせていただきました。
春先に搾られた純米酒の生酒を、加熱殺菌など一切行わず、
搾りたての鮮度をそのまま封じ込めるため、
マイナス5度以下で零下貯蔵したものです。
フレッシュで爽やか、かつ軽快でなめらかな生酒ならではの風味が、
10℃程度にキーンと冷やしていただくと一層心地よく、
夏の旬の食材のおいしさを倍増させてくれます。

では早速、「そら豆のチーズ生姜乗せ」をいただいた後に、
一口キュッと・・・う~ん!お・い・し~いっっ!
そら豆や枝豆などは、一般的には塩ゆでにして
ビールと合わせるイメージしかないという方が多いかもしれませんが、
この「そら豆のチーズ生姜乗せ」は、
絶対ビールより日本酒、それも生酒ですっ!
そら豆の青々しい風味と生酒独特のなめらかな風味が、
チーズの発酵乳製品の旨味と純米酒ならではの米麹のコクが、
生姜のピリッとした辛味と辛口のキリッとした飲み口と後口のキレが、
三位一体のおいしさを倍増どころか三倍増にまで膨らませてくれます!
初夏の「そら豆のチーズ生姜乗せ」とキーンと冷やした純米生酒・・・
嬉しい美容効果や健康効果もあって、
何よりおいしい・・・
是非皆さんも、初夏の定番にしてみてください!



春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。

「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)は、コチラをクリック!

■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行

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