皆さん、こんにちわ。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
10月も後半となり、土佐の高知も朝夕はめっきり涼しくなり、
いよいよ秋らしくなってきました。
これから美味しい秋の味覚が出揃う食欲の秋、
また体重が増えてしまいそうなのが、ちょっと心配ですが。
さて、今回の土佐の秋の旬の食材は、
椎茸を取り上げさせていただきますが、
実は先日、テレビ番組で放送されていた椎茸レシピが、
カンタンでなかなかおいしそうでしたので、
今回はそのレシピの椎茸料理を、
是非樽酒と合わせてやってみたいと思います。
ちなみにそのテレビ番組とは、10月8日(木)の19時から、
日本テレビ系で放送された「あのニュースで得する人損する人」
(http://www.ntv.co.jp/tokuson/oa/)という番組で、
「生産者に聞いた、無駄なくおいしく椎茸が食べられる方法」
というものです。
番組では、まずおいしい椎茸の見分け方として、
椎茸は傘が開いている方が、旨み成分であるグアニル酸が多くなり、
おいしいとのこと。
また、傘の裏面が白ければ白いほど新鮮で香りが良いとのことでした。
そして、「達人の絶品レシピ」として、
「椎茸の味噌マヨネーズ焼き」と「椎茸の石づき貝柱風炒め」
が挙げられており、
今回はこの2品をご紹介したいと思います。
ところで椎茸料理と樽酒の組み合わせは、
これまでにも2007年10月の【第10回】と、
2013年11月の【第85回】のメルマガにて、
2回ほど取り上げさせていただいておりますので、
詳しくは是非そちらも、アーカイブにてご覧ください。
ではここでは、椎茸の効能について、少し簡単にご紹介しておきましょう。
まず椎茸には、エリタデニンという
コレステロールを低下させ血液をサラサラにし、
動脈硬化や高血圧を予防する成分が豊富に含まれているのだそうです。
さらに、カルシウムの吸収率を高め、
骨を丈夫にするビタミンDも豊富なのだそうです。
さらにさらに、免疫力を高め抗ガン作用のあるβ-グルカンも豊富で、
その上便秘解消に有効な食物繊維も豊富だというのですから、
これは凄い効能のオンパレードといえるでしょう!
「キノコ好きの病知らず」という言葉があり、
その中でも椎茸は、
味わいも効能も群を抜くと言われているのも納得でしょう。
・・・と、いうことで早速、高知県産の椎茸を用意いたしました。
今回は2つの料理を作りますので、
まずは椎茸を、傘の部分と石づきの部分に切り分けます。
で、1品目の、傘の部分を使った料理、
「椎茸の味噌マヨネーズ焼き」から。
マヨネーズと味噌を8:2くらいの割合で、混ぜ合わせます。
次にそれを傘の裏面の部分に塗って焼くのですが、
テレビ番組ではオーブントースターを使っていましたが、
ウチの会社にはガスコンロのグリルしかないので、
塗る前に少し椎茸を焼いてから、味噌マヨを塗りました。
芳ばしく焼き上がったら、もう「椎茸の味噌マヨネーズ焼き」の完成です!
次は2つ目の料理、「椎茸の石づき貝柱風炒め」です。
まず、椎茸の石づきを輪切りにします。
続いてこれを、油をひいたフライパンで、中火で炒めます。
きつね色になったら、和風ダシを加えます。
テレビでは顆粒の和風ダシを使っていましたが、
ウチでは液体の和風ダシを使いました。
最後の仕上げに香りづけのゴマ油を入れて、
「椎茸の石づき貝柱風炒め」の完成です!
どちらもホント、簡単です。
さて、今回この2品の椎茸料理に合わせるお酒は、
最初に申し上げました通り樽酒、「司牡丹・本醸造樽酒」です。
なぜ椎茸料理には樽酒なのかの理由は、ハッキリしています。
キノコは「木の子」ですから、木の風味を持っていますし、
樽酒ももちろん日本酒を杉の木樽に浸けたものですから、
木の風味を持っています。
つまり、「似たもの同士は相性が良い」という
お酒とお料理のマッチングのセオリー通りで、バッチリというわけです。
また、樽酒にも、椎茸に負けないくらい、なかなかの効能があります。
樽酒には、癒し、鎮静、自律神経調節などの効能がうたわれている、
セスキテルペン類が含まれていますので、
それらの効果が期待できるというわけです。
つまり、樽酒を飲むだけで、
森林浴やアロマテラピーなどと同じような効果が
期待できるということなのです。
と、いうことは、椎茸料理と樽酒の組み合わせは、
お互いの美味しさを引き立て合うだけでなく、
美容や健康の効果も倍増させる、
素晴らしい組み合わせだということになるわけです!
では早速、2つの椎茸料理と樽酒を、合わせていただいてみましょう!
まずは「椎茸の味噌マヨネーズ焼き」から・・・。
パクリ・・・ムシャムシャ・・・
うん、おいしい!
味噌マヨの焼けた芳ばしい風味と焼き椎茸の旨みが、本当においしいです!
では、続いて「司牡丹・樽酒」をキュッと・・・。
ちなみに「司牡丹・本醸造・樽酒」は、
スローフードジャパン「燗酒コンテスト2015」にて、
見事金賞に入賞していますが、
今回は常温で、ワイングラスに注いで合わせてみました。
しかし、この組み合わせは間違いないですね!
樽酒の木の風味と椎茸の木の風味が、相乗効果で引き立て合って、
確かによりおいしく感じます。
まず、樽酒を常温で、ワイングラスに注ぐことによって、
杉樽の香りがよりハッキリと感じられるようになります。
またこの料理は、椎茸を焼いていますから、
こちらも椎茸の木の風味がより強調され、
さらに味噌マヨが焼かれることによって、
少し焦げたような芳ばしい風味が、これまた木の風味に似てくるのです。
つまり、樽酒、焼き椎茸、焦がし味噌マヨの3つの似た風味が、
見事な三つ巴の相乗効果となって、
まるで森林浴をしているかのように、
口中いっぱいに心地良い木の風味が膨らんで、
長い余韻と共にたなびいていくのです。
ではお次の「椎茸の石づき貝柱風炒め」を・・・パクリ・・・
ん?!これは?!貝柱みたいな味がします!
確かに食感も貝柱にソックリですが、
まさか味わいまで似ているとは思いませんでした。
石づきに和風ダシとゴマ油が、ポイントなんでしょう。
「貝柱のキノコ風味炒め」と言って出されたら、
間違いなくダマされると思います。
では、ここに樽酒をキュッと・・・。
旨い!これまた間違いなし!
この料理は、まず食感、歯ごたえが重要といえるでしょう。
さらにそこに和風ダシとゴマ油で炒めた風味が加わり、
ますます味わいまで貝柱に似てくるのでしょう。
さらにそこに椎茸の木の風味と旨みが加われば、
もはや酒の肴としては最強の部類に入る逸品と化します!
しかも樽酒と合わせれば、
樽の風味が椎茸の木の風味と同調し、風味は倍増!
その上、樽酒の酒自体の旨みが椎茸の旨みや貝柱風の旨みと同調し、
旨みも倍増となります!
そこに噛みごたえのある食感とくれば、
もはやこの料理とお酒を交互にやれば、
止まらなくなること間違いなしといえるでしょう!
これからはキノコ類の石づきは、
絶対に棄てないようにしないといけませんね。
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。
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