・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2015年6月 : 第104回目




皆さん、こんにちわ。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて、夏至も過ぎ、いよいよこれからが夏本番というこの時期は、
連日連夜暑い日が続き、
夏バテ気味で食欲が減退している方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな夏バテや食欲不振も吹き飛ばしてくれる食として、
ちょっとこれまでとは違った料理をご紹介させていただきましょう。
その料理とは・・・麻婆豆腐です!


これまでこのメルマガでは、日本の旬の食材と、
そのおいしさをさらに倍増させてくれる
旬の日本酒を合わせてご紹介してきましたが、
主に和食、たまに洋食が中心で、
私の記憶では、本格的な中華料理をご紹介したことは、
なかったのではないかと思います。
それは、本格的中華料理は、日本酒と合わせていただいて、
おいしさが倍増するといえるような組み合わせが、
なかなか難しかったからなのです。
しかし、今回はあえて中華料理を、
しかも四川料理の代表である麻婆豆腐を、
取り上げさせていただきました。
いったいどんな日本酒を合わせれば、この強烈な辛みのある料理、
麻婆豆腐のおいしさを倍増させることができるのか?
それは、後ほどお伝えいたしましょう!


さて、まずは麻婆豆腐ですが、
この料理の最大のポイントとなる食材は、山椒です。
山椒につきましては、以前このメルマガにて、
「2010年8月」「第46回」には「仁淀川山椒」の粉山椒を使った、
「豆腐の蒲焼き仁淀川山椒風味」を取り上げさせていただき、
「2013年5月」「第79回」では「仁淀川山椒」の実山椒を使った、
「ちりめん山椒」を取り上げさせていただき、
2回ほど取り上げさせていただいていますので、
山椒の栄養価や効能などについての詳しくは、
ここでは省かせていただきます。
詳しくはこの2回の過去のメルマガをご参照いただけましたら幸いです。
特に「2013年5月」「第79回」では、
NHK「ためしてガッテン」(http://www9.nhk.or.jp/gatten/)
にて、山椒が 「世界が驚く万能調味料」として取り上げられ、
山椒に含まれる辛み成分のサンショオールには、
驚きの「味覚増強効果」があるという内容が紹介されておりますので、
是非ともご覧ください!
ちなみに「仁淀川山椒」につきましては、
越知町の仁淀川山椒企業組合のホームページ
(http://www.niyodogawa.co.jp/)
をご参照ください。



さて、そんな山椒をふんだんに使った麻婆豆腐ですが、
実はワタクシの大好物なのです。
そして特に、夏バテしたり食欲が減退したりする暑い夏場の時期に、
汗をかきかき、ガッツリいただくと、
強烈な山椒の辛みや挽き肉の旨み、
豆腐のやわらかな食感などが、
絶妙なバランスのおいしさで、
本当にパワーがみなぎってくるというか、
元気が湧いてくるのです。
是非皆さんもお試しください。


さあ、そして!お待たせしました!そんな麻婆豆腐のおいしさを、
さらに倍増させていただくには・・・!
いったいどんな日本酒を合わせればいいのでしょうか?
それは・・・日本酒の古酒です!
日本酒の古酒というと、まだまだあまり一般的ではないかもしれませんが、
実は料理との相性という点では、
他の日本酒では太刀打ちできないような味わいの強い料理や、
味わいの濃いソースの肉料理などにも負けない力強さと、
それらのおいしさを引き立てる強烈な個性を有しているのです!


ちなみに司牡丹では超高級品である
「源十(げんじゅう)」(十年以上秘蔵熟成・純米大吟醸原酒・大古酒)と、
廉価品である「司牡丹・本醸古酒」(本醸造古酒)の、
2アイテムが市販されています。
前者の酒は、司牡丹中興の祖といわれる私の曾祖父、
竹村源十郎が命名の由来となっています。
最高ランクの純米大吟醸原酒を、
十年以上の長い長い年月、
15℃程度の温度でタンクで秘蔵し長期熟成させたものです。
あまり冷やさず、20℃程度の常温でお楽しみいただくのがお薦めです。
その馥郁たるナッティーな香りは、
今まさに土に還らんとする幾秋もの葉のぬくもりを想わせ、
香ばしく、トロリと丸く、旨みタップリの熟成感あふれる味わいは、
最高級のポートワインや、極上の紹興酒を凌駕するほどのおいしさで、
長い余韻と共に、口中でゆったりとたなびいていきます。


この酒を麻婆豆腐と合わせていただけば、
麻婆豆腐の強烈な辛みの中に、
忽然と絶妙な旨みが出現し、
この酒の中には、忽然と丸い甘みが出現し、
料理だけでも、酒だけでも、決して味わうことが不可能であった、
第三の風味が、料理にも酒にも現れ、
見事なフルオーケストラの交響曲の如きマリアージュを、
心行くまで堪能することができることでしょう!
その極上のマリアージュは、高級感にあふれていますから、
特別な日の組み合わせとして、ご活用いただければ、
至高の気分をご体感いただけることでしょう!


続いて後者の酒、「司牡丹・本醸古酒」は、
日本酒の古酒の入門酒として最適な、廉価品です。
司牡丹の本醸造酒をタンクに詰め、
15℃程度の温度で約2年程度熟成させ、
熟成感のある練れた旨みを付加したものです。
そのドライフルーツのような香りと、ナッツのような香ばしさは、
通常の日本酒では合わせづらい、味つけの濃い肉料理や、
風味の強い中華料理などと合わせても、
力負けすることなくピッタリと寄り添いながら、
後口はスーッと消えてゆきます。


そしてこの酒を麻婆豆腐と合わせていただけば、
麻婆豆腐の辛みや旨みにバッチリ寄り添い、
そのおいしさをさらに引き立て、ついつい食を進ませてくれます。
後口に残る麻婆豆腐の辛みを、柔らかく包み込むようにして、
ゆっくりとたゆたうように、スーッと消してくれるのです。
すると、また麻婆豆腐が食べたくなる。
食べると、またこの酒が飲みたくなる。
そうして交互にやると、食も酒も止まらなくなること請け合いでしょう!
このように、麻婆豆腐と古酒という、
未体験のマリアージュを是非ご体験いただき、
今年の暑い夏を、元気に乗り越えましょう!

春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。


「源十」(10年以上秘蔵長期熟成・純米大吟醸原酒・大古酒)コチラをクリック!


「司牡丹・本醸古酒」(本醸造古酒)コチラをクリック!


■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行

■ 司牡丹の公式ホームページはこちら。
  http://www.tsukasabotan.co.jp

■ 「司牡丹」社員がコッソリ教える、土佐の旬のうまいもの情報のブログはこちら。
  http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/

■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
  http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan

▼メールアドレス変更、配信停止は下記からお願いいたします。
 メールマガジンのアドレス変更・配信停止はこちら。
  merumaga@tsukasabotan.co.jp