・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2014年1月 : 第87回目




皆さん、大変大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
本年も、何とぞ宜しくお願い申し上げます。


さて、大寒も過ぎ、立春が目の前という1月末ですが、
1年でもっとも寒さの厳しいこの時期、
風邪やインフルエンザやノロウィルスなどが流行りやすく、
体力も落ちてしまいがちです。
そして、そんなときお薦めの滋養強壮効果の大変高い旬のスタミナ野菜が、
高知県には存在しているのです。
それは「葉にんにく」と言う緑黄色野菜です。


葉にんにくは、高知県一円で一般的にどこでも売られていますが、
他県ではまず見かけることのない冬の緑黄色野菜です。
にんにくの成長過程の若い葉を収穫したもので、
春になるとにんにく芋が成長し、養分がそちらに取られるため、
葉は美味しくなくなるそうですから、
やはり葉にんにくの旬は冬場ということになります。


そして何といっても葉にんにく最大の特徴は、
栄養面の効果が大変優れたスタミナ野菜だということ。
カロテン、カリウム、カルシウム、ポリフェノール、
ビタミンC、鉄分などが豊富で、
なかでも特筆すべきはアリシンの薬効なのだそう。
アリシンは、殺菌、抗菌作用に優れた成分で、
その強力さは、10万倍に薄めた液でも、
コレラ菌やチフス菌や赤痢菌などに強い抗菌力を示すのだとか!
さらに疲れやすい体に不足しがちなビタミンB1の吸収を助け、
滋養強壮やエネルギー吸収にも役立つというのですから、
確かにこれはスゴいですね。


そして、この葉にんにくの高知県独特の食べ方が「葉にんにくヌタ」で、
作り方は、まず葉にんにくをなめらかになるまで
擂り鉢でゴリゴリと擂りつぶします。
これが30分くらいかかりますから、結構疲れるんです。
その後、白味噌とお酢、あれば柚子酢も加え、
最後に砂糖で甘さを調整し、完成という訳です。
高知では、通常これをブリの刺身やドロメ(イワシの稚魚の生)、
または厚揚げやコンニャクなどに付けていただきます。


しかし・・・いくら健康に良くておいしくても、
高知県外の方々は入手困難でしょうし、
また、仮に入手できたとしても、ヌタを作るのに
擂り鉢でゴリゴリ30分も擂ってなければならないなんて、
とてもとても・・・という方が少なくないことでしょう。
ところがナント!朗報があるんです!
実は最近、ウチの隣町の須崎市という地域にある
株式会社アースエイド(http://www.earth-aid.jp/)さんという会社から、
そのまま直ぐに使える、おいしい「葉にんにくヌタ」が発売されたのです!


しかも、この「葉にんにくヌタ」、
農薬や化学肥料不使用の自社にんにく園で採れたもののみを使用しており、
使用されている味噌も国産原料100%、
合成保存料や合成着色料は不使用で、
かつおいしいというのです。
さらに今回ご紹介する「土佐にんにく園の葉にんにくヌタ」の葉にんにくは、
収穫後2時間ほどで急速冷凍されるため、
圧倒的な鮮度の良さを誇るのだそうですから、
これは言うことなしでしょう!


もう少し原材料表示を詳しく見てみましょうか。
ちなみに、味わいの違う2種類の商品があります。
まず「さっぱり白味噌」の方は
葉にんにく、米味噌〈米、大豆(遺伝子組み換えでない)、
食塩、水あめ〉、米酢、砂糖、柚子果汁」となっています。
一方「コクの麦味噌」の方は
葉にんにく、麦味噌〈大麦、大豆(遺伝子組み換えでない)、
食塩〉、米酢、砂糖、ゴマ」となっており、
どちらも保存料や着色料などの変な添加物は一切使われていません。
つまり、健康に良く、さらに安心・安全で、
おいしいというのですから、
これは確かに「買い」だと思います。


では早速、今回は「刺身コンニャクの葉にんにくヌタ掛け」を、
作ってみましょう。
まず刺身コンニャクをサッと水洗いし、適当な大きさにスライスし、
2種類の葉にんにくヌタを掛け分ければ、もう完成です。
これは簡単でいいですね。


そして、この旬のお料理のおいしさを、さらに倍増させるには・・・
旬の日本酒を合わせていただくこと!・・・でしたね!
今回は葉にんにくの強烈な風味に対抗できる、
ガッシリ骨太なインパクトのある酒ということで、
船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)
を選ばせていただきました。


このお酒は、明治新政府のあり方について、
坂本龍馬さんが船中にて考え出した策に由来する、
ロマン漂う逸品「船中八策」の冬期限定商品です。
昨年発売25周年を迎え、さらに全国に熱狂的なファンが増え、
一層司牡丹を代表する大人気ブランドとなっている「船中八策」の
しぼりたて生原酒版なのです。
フレッシュでフルーティな香りを持ち、
味わいは豊かでドッシリとしたリッチ感があり、
ガツンとインパクトのある骨太な超辛口の生原酒は、
まさに土佐の辛口男酒といえるでしょう!


では、早速いただきます!
「刺身コンニャクの葉にんにくヌタ掛け」を、
まずは「さっぱり白味噌」の方から。
にんにくの風味が結構強烈ですが、
爽やかな酸味と柚子の風味が後口をサッパリさせてくれます。
続いては「コクの麦味噌」の方を。
「さっぱり白味噌」と比べてそれほど極端な違いはないですが、
ゴマの風味が効いているのが特徴でしょうか。
2種類の味わいにそれほど違いはないものの、
どちらも完成度はかなり高いといえます!
これなら、わざわざ擂り鉢で
葉にんにくをゴリゴリする手間をかけるより、
手軽にハイレベルな「葉にんにくヌタ」がいただけるという訳です。


そして、そこに「船中しぼりたて」をキュッと。
にんにくの風味に負けないフレッシュでリッチな味わいが
口中いっぱいに膨らんで、
ヌタの酸味と共に心地よい交響曲を
奏でてくれているかのよう。
そして後口の余韻は、あたかも曲がフェードアウトしていくかのように、
なめらかに消えていく・・・。
これはおいしいです!
しかもいくらでも食べて飲んでができそうな
ある意味危険な組み合わせと言えるでしょう。
しかもこのお酒と合わせれば、
より「さっぱり白味噌」と「コクの麦味噌」の違いがハッキリします。
「さっぱり白味噌」の酸味は
この酒の酸味との相乗効果でより爽やかに感じ、
「コクの麦味噌」はゴマの香ばしい風味が
この酒のリッチな旨みとの相乗効果でよりコクを感じさせてくれるのです。
そして、どちらも甲乙つけがたいほど、
このお酒との相性は抜群と言え、
またこの料理はある意味、日本酒がないと成り立たない、
ザ・酒肴」であると言えるでしょう!


春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。



■ 「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)は、コチラをクリック!
  http://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=895

■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行
  http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/info/info.shtml

■ 司牡丹の公式ホームページはこちら。
  http://www.tsukasabotan.co.jp

■ 「司牡丹」社員がコッソリ教える、土佐の旬のうまいもの情報のブログはこちら。
  http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/

■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
  http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan

▼メールアドレス変更、配信停止は下記からお願いいたします。
 メールマガジンのアドレス変更・配信停止はこちら。
  merumaga@tsukasabotan.co.jp