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「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2013年7月 : 第81回目
皆さん、こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
さて、最も暑い時期と言われる「大暑」を過ぎ、
本当に毎日全国的に、暑い日が続いています。
皆さん、あらためまして暑中お見舞い申し上げます。
さて、こんな暑い時は食欲も減退気味になってしまいがちですが、
今回は、そんな時でも思わず食欲がソソられる、
「鮎の新茶干し」をご紹介いたしましょう。
鮎は、以前にもご紹介したことがありましたが、
その料理法は塩焼きでした。
今回はちょっと珍しい、「新茶干し」という一夜干しです。
干物ですから、作るには時間がかかってしまいますが、
ご家庭でも比較的簡単に作れるようですので、
よろしかったら是非チャレンジしてみてください。
では以下に簡単に作り方をご紹介しておきましょう。
まず下準備として、鮎を背開きにします。
首の付近に庖丁を入れ、背骨に刃を当て、尾に向けて引きます。
次に鮎を立て、頭も開きます。
続いて内臓を取り出します。
水を流しながら血合いと共に、丁寧にやさしく取り除いてください。
古い歯ブラシなどを使うと便利でしょう。
内臓がキレイに取り除かれたら、ザルなどで水気を切ります。
続いて漬け汁ですが、ボールなどに鮎が浸る量の水を入れ、
塩分が3%くらいになるように塩を加えます。
そこに適量の日本酒を加えれば、漬け汁の出来上がり。
その中に開いた鮎を入れ、1~2時間くらい漬け込みます。
塩分控え目がお好みなら、30分くらいでもOKでしょう。
漬け込み終わったら、サッと水洗いして、水気をしっかり取りましょう。
そして鮎の両面に新茶葉を細かいみじん切りにして、振り掛けます。
これをネットに並べ、風通しの良い場所で、4~5時間ほど乾燥させます。
直射日光が当たる場所では鮎の色が黒くなりますので、
直射日光の当たらない風通しの良い場所が理想的。
しっかり乾燥した方がお好みなら、6~8時間程度乾燥させましょう。
途中で裏表をひっくり返しましょう。
以上で鮎の新茶干しの完成です!
あとはこれを焼くだけで、
料理屋並みのおいしさの鮎の新茶干し焼きがいただけます!
2日くらいで食べきれるなら冷蔵庫で保管、
もっと日保ちさせたいなら、冷凍庫に保管しましょう。
ちなみに、鮎を三枚におろして中骨を取り除いて身と別に干せば、
骨煎餅として楽しめます。
その場合、中骨は身よりもしっかり塩分を強めにし、
パリパリの方がおいしいですから、干す時間も長めがいいでしょう。
ところで土佐の高知では、
周りに鮎釣りを趣味にしている人がたくさんいますので、
鮎をたくさんいただく機会が少なくありません。
釣りたての鮎の塩焼きも絶品ですが、
この新茶干しを知っていれば、違うおいしさも楽しめ、
とても重宝すること請け合いでしょう。
ちなみに今回私は、日本一の清流として最近全国的に話題になっている、
高知県の仁淀川(によどがわ)の鮎を、
茶所として名高い仁淀川町産の茶葉で
新茶干しにしたものをいただきました。
日本一の清流・仁淀川の結晶の一夜干しという訳です。
では、早速いただいてみましょう。
尚、少し柑橘類の酸味が加わると一層おいしくいただけますので、
焼き上がった新茶干しの上に、今回はレモンを搾りかけてみました。
さあ、パリっと焼けた鮎の新茶干しを、ガブリ。
鮎らしい清らかなおいしさと、
塩焼きにはない一夜干しならではの芳ばしい旨み、
さらにそこに新茶の風味とレモンの酸味も加わり、
まさに口中に絶妙のハーモニーが奏でられるかのよう!
これはかなりおいしいです!
暑さで食欲が減退している時でもソソられる、
絶品の味わいといえるでしょう。
そして、この「鮎の新茶干し」のおいしさを、
さらに倍増させていただくには・・・
この時期旬の日本酒を合わせていただくこと!
今回は季節商品ではなく年間定番ですが、仁淀川つながりということで、
仁淀川のイメージで醸された新商品、
「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)を合わせてみました。
仁淀川がこれほど全国区になったのは、
昨年3月に放送されたNHK「仁淀川~青の神秘~」という番組からでしたが、
その番組の撮影も手伝われ、
「仁淀ブルー」という言葉の名付け親でもある写真家の高橋宣之さんが
撮影された美しい仁淀川の写真が、
この商品のラベルと化粧箱には使われています。
中身のお酒も司牡丹ですから、
もちろん仁淀川水系の伏流水を使用して仕込まれています。
艶やかでナチュラルな香りと、
爽やかな柑橘類を彷彿とさせる
ほのかな酸をしのばせた淡麗辛口の味わいは、
抜群の爽やかさを感じさせながら、
後口はどこまでも心地よくサラリと切れていきます。
仁淀川の鮎の新茶干しを一口いただいた後、
15℃程度の涼冷えに冷やしたこの酒をキュッとやれば、
この酒の艶やかでナチュラルな風味が鮎と新茶の風味を一層膨らませ、
さらにこの酒の後口に感じるほのかな酸味が、
搾りかけたレモンの酸味と引き立て合い、
それはまるで見事な味わいのオーケストラが奏でられるかのよう!
交互にやれば止まらなくなること請け合いです。
そして食べて飲んでの間じゅう、
日本一きれいな川・仁淀川の神秘的な風景が、
心の中にきっと浮かんでくることでしょう。
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。
■ 「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)は、コチラをクリック!
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/niyodo-blue/niyodo-blue/niyodo-blue.htm
■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」 司牡丹酒造(株)発行
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