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「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2012年8月 : 第70回目
皆さん、こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
今年の高知の8月は異常なくらい雷が多く、
ゴロゴロという不気味な音を連日のように聞いていますが、
皆さんの地域はいかがでしたでしょうか?
雷は気持ちのいいものではないですが、
古来、雷光が稲を実らせるとも言われていましたので、
(だから雷のことを稲妻と言うんですね。)
そういう意味では、今年の高知の酒米はしっかり実るのではと、
大いに期待しております。
さて、日ごとに秋の気配が感じられるようになってはきましたが、
まだまだ暑い日が続いています。
夏バテで体力を落としたり、食欲をなくしたりされている方も、
少なくないのではないでしょうか?
そんな時、体力増進、食欲増進に役立つ旬の食材を、
今回はご紹介させていただきましょう。
その食材とは、夏野菜のピクルスです。
そして特にオススメしたいのが、高知県土佐町の
『ピクルス屋いく農園』(http://ikufarm.com/)
さんのオクラのピクルスなのです。
こちらの農園では、不耕起・無肥料栽培で野菜を育て、
それぞれの季節の旬の野菜を手作りで漬け込み、
ピクルスにして販売しています。
その野菜本来の味わいを封じ込めたかのような味わいのピクルスは、
あの様々な分野の目利きとして有名な人気スタイリスト、
ソニア・パークさんが「カーサ・ブルータス」(2012年7月号)
の「ソニア食堂」という記事で取り上げたほどの逸品なのです。
そして今の時季なら、旬としても栄養的にも、
オクラのピクルスが最高でしょう。
ではまず、オクラ自体の栄養などについて、
少しご紹介しておきましょう。
ちなみにオクラは、高知県がトップ産地の夏野菜です。
大変栄養豊富な緑黄色野菜で、
夏バテ防止やスタミナ補給などに最適と言われています。
カロチンやビタミン群はもちろん豊富で、
さらにカルシウムや鉄、カリウムなどのミネラルも豊富です。
また独特の粘り成分は、ムチン、ガラクタン、ペクチンなどの食物繊維。
ムチンにはタンパク質の吸収を助ける働きが、
ガラクタンは脳への刺激を活性化させる働きが、
ペクチンは毒素を体外に排出する働きや整腸作用があります。
このように、オクラ自体で既にかなり栄養豊富なのですが、
これがピクルスになるとさらに栄養価が増すのです。
ちなみにピクルスとは、
一度塩漬けした野菜を塩抜きしてから
お酢やワインなどの液体に漬け込んだもので、
野菜に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素を
破壊せずに保存できるというスグレモノなのです。
漬け込みに使われるお酢には、疲労回復効果がありますから、
当然ピクルスも疲労回復に役立つことになります。
さらに血圧の正常化、動脈硬化の予防、食欲の増進などの効果があります。
さらにさらに、嬉しいダイエット効果も期待できるというのですから、
ピクルスってスゴイと思いませんか?
単なる洋風漬け物ではないんですね!
さらに「いく農園」さんのオクラのピクルスの漬け込み液の原材料は、
「ワインビネガー、りんご酢、本みりん、塩、梅酢、
にんにく、ローリエ、香辛料」となっており、
それはそれは体に良さそうで、まるで滋養強壮ドリンクのようなのです!
そして、このオクラのピクルスのおいしさを、さらに倍増させるには・・・
・・・そうです!この時季旬の日本酒を合わせていただくこと!
ちなみに「いく農園」さんも日本酒がお好きらしく、
お酒に合うようにピクルスを作られていらっしゃるとのことでした。
そして今回選ばせていただいたお酒は、
つい最近リニュアル新発売された
「美薫(びくん)司牡丹」(純米吟醸酒)です。
これまで20年以上、司牡丹の吟醸酒の定番として
皆様に親しまれておりました、
「秀麗(しゅうれい)司牡丹」(純米吟醸原酒)、
「美薫司牡丹」(純米吟醸酒)、
「司牡丹まちす」(吟醸酒)の3アイテムが、
この8月より酒質・デザイン・瓶形などを一新し、
完全リニュアル版として新発売されています。
ちなみに「司牡丹まちす」につきましては酒名も変更となり、
新たに「麗香(れいか)司牡丹」に生まれ変わりました。
3アイテムとも基本デザインは統一され、
石版印刷時代の手書き図案をイメージした、
レトロ感あふれる素敵なデザインです。
ローラ・アシュレイを彷彿とさせるような
愛らしい小さな牡丹の花のプリントが散りばめられており、
眺めているだけでもハッピーな気分になりそうです。
では、早速オクラのピクルスと「美薫司牡丹」を
合わせていただいてみましょう!
まず、このオクラのピクルスと「美薫司牡丹」のカラーが、
グリーン系で統一感があって、
とても鮮やかで美しい点が食欲をそそります。
ではオクラのピクルスを一口。
シャクシャク・・・うん、これはおいしい!
シャキッとした食感と後から追いかけるように現れるネバネバ感が
独特の風味を演出しています。
まるでオクラ本来の生命力と旨味をお酢の酸味で封じ込めたかのようで、
ジンワリと生命力と旨味があふれ出してきます。
ここで「美薫司牡丹」をキュッと・・・。
あぁ・・・心地のいい音楽が聞こえてくるよう。
フルーティで優雅な吟醸香、なめらかに流れるソフトな味わいが、
酸味の中に封じ込められていた
オクラ本来の生命力と旨味をさらに引き出し、
口中いっぱいに膨らんで、全身に沁みわたっていくようです。
あたかもそれはクラシックのピアノの音楽・・・
生命力を感じさせる力強さを内に秘めながら、
流れるようになめらかに調和しながら奏でられ、
やわらかにフェードアウトしていく・・・。
あぁもう一本食べたい!
食べたらまた飲みたい!
これは、交互にやると止まらなくなること請け合いです!
「いく農園」の野菜のピクルス、恐るべし!
この時季夏バテなどで食欲がなくなっていたり、
体力が落ちていたりする方々に、
まさにピッタリのお酒とお料理の組み合わせと言えるでしょう。
この組み合わせで、厳しい残暑も
きっと爽やかに過ごすこともできるはずです。
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。
■「美薫司牡丹」(純米吟醸酒)は、こちらをクリック!
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/teibanGoods/Ginjyou.htm
■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」 司牡丹酒造(株)発行
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http://www.tsukasabotan.co.jp
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http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/
■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
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