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「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2010年8月 : 第46回目
件名:【日本の旬を10倍楽しむ秘訣!】<46>
こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
さて8月も終わりだというのに、
今年はまだまだ厳しい暑さが続いています。
これほど暑い日が続くと、
さすがの大食漢の私も食欲が減退してしまいます。
そこで今回は、
夏バテで食欲が減退していても思わず食べたくなるような、
おおいに食欲をソソる料理をご紹介いたしましょう。
今回取り上げるメイン食材は、仁淀川山椒(によどがわさんしょう)です。
山椒は、ミカン科さんしょう属の植物で、
なんと意外にも柑橘系なのです。
実を利用するのは「ぶどう山椒」、
木の芽として若葉を利用するのは「朝倉山椒」
という品種なのだそうで、
仁淀川山椒は「ぶどう山椒」なのだそうです。
ぶどうの房のように実がついているからこの名がついたようで、
5月には生山椒として主に京都方面に出荷されているのだそう。
そして7月から8月にかけては乾燥用として収穫され、
いまごろの時季から粉山椒として出荷されているのだそうです。
栽培地は、標高およそ300メートル、
仁淀川に面した朝日が当たる山の東側斜面などを中心に栽培されており、
今では組合員50名が山椒栽培に励んでいるのだとか。
そして、山間の地形や気候風土が山椒に適しているため、
仁淀川山椒の品質は大変優れていると評判なのだそうです。
さて山椒の成分ですが、辛み成分はサンショオールといい、
局所麻酔の作用があり、そのため食べると舌がしびれるのだそう。
あの小粒でもピリリとした辛さは、
実は局所麻酔と同じだったのですね。
山椒の効能としては、身体の中心部分を温めるので、
胃などの消化器官の冷えや痛みを取り、
働きをよくしてくれます。
冷えによる腹痛や下痢、寒気がしたり、
手足が冷えてつらいときなどにも効果があるようです。
そして、大脳を刺激して、内臓を活発にする作用もあるとのこと。
また、抗菌作用や回虫駆除作用があり、
食欲増進、むくみ防止、利尿作用、
ダイエットなどの効果も期待できるのだとか。
さらに生理痛にもよいらしく、
特に冷房が苦手で、
お腹を温めると痛みがやわらぐタイプの女性にいいのだそうです。
また山椒には、医薬品の血管拡張剤と同じくらいの
血管拡張作用があるらしく、
これはなかなかスゴイ効能なのではないでしょうか。
こうしてみると、山椒は、
夏バテや冷房病や食欲不振などにも効果がありそうですから、
まさにこの時季にピッタリの、旬の食材といえそうです。
では、この山椒を活かす料理は、どんなものがあるでしょう?
「豆腐の蒲焼き仁淀川山椒風味」というのはいかがでしょう。
用意するものは、木綿豆腐と小麦粉と味付け海苔と仁淀川粉山椒。
調味料は、砂糖と酒と味醂と醤油と、あとはサラダ油があればOK。
では早速、「豆腐の蒲焼き仁淀川山椒風味」を作ってみましょう!
まずは木綿豆腐を適当な大きさに切り、
キッチンペーパーで包んで水きりをしておきます。
砂糖、酒、味醂、醤油は、1対2対1対2というところでしょうか?
これらを合わせて、調味料を作っておきます。
水きりした木綿豆腐に小麦粉を薄くつけ、
味付け海苔を巻きます。
フライパンにサラダ油を熱し、
その豆腐の両面をこんがりと焼きます。
そして調味料を加えて、軽く煮詰め、
器に盛って仁淀川粉山椒を振りかければ、完成です!
これくらい簡単な料理なら、
誰でも気軽に挑戦できるのではないでしょうか?
そして、この料理のおいしさをさらに倍増させるには、
蒲焼きタレの濃い味付けをサラリと流してくれる、
キレの良い超辛口の純米酒と合わせていただくこと!
ならば、いま龍馬人気で大好評の
「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」
(超辛口・純米酒)を涼冷え(15℃程度)で合わせてみましょう。
では早速このお料理とお酒を合わせて、いただきます!
まずは「豆腐の蒲焼き仁淀川山椒風味」を一口・・・。
かなりウナギの蒲焼きに近いです。
こんがり焼けた蒲焼きタレと海苔の風味と山椒の風味が食欲を刺激して、
まさにウナギの蒲焼きの風味!
山椒の独特の風味とピリッと感が、一層「らしさ」を引き立てています。
そして濃い味付けなのに、脂がない分しつこくなくて、
これはいくらでも食べられそうです。
そこに「龍馬からの伝言・日本を今一度~」をキュッと・・・。
あ、これはかなり美味しいです!
蒲焼きタレの濃い味わいと山椒の風味を、
気持ちいいくらいにサラリと洗い流してくれて、
またこのお料理が欲しくなります!
この組み合わせは、大変食欲をソソりますし、
料理と酒を交互にやれば、箸も杯も本当に止まらなくなります。
仁淀川山椒の五感が目覚めるほどの清冽な風味は、
香辛料でありながらまさにこの料理の主役で、
夏バテなどで食欲がない時にはピッタリの、
見事な酒と肴の誕生といえるのではないでしょうか!
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!
■ 「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)は、こちらをクリック!
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/RyoumaDengon/RyoumaDengon/RyoumaDengon.html
■ 「仁淀川山椒」は、こちらをクリック!
http://www3.ocn.ne.jp/~touge/kirinotou.html
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