・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2010年7月 : 第45回目




件名:【日本の旬を10倍楽しむ秘訣!】<45>



こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。


あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて7月も後半になって、
猛暑日が続いたり大雨が降ったりと天候の変化が激しいですが、
皆さん夏バテとかされてませんか?
私は、扇風機つけっぱなしで寝て、
風邪気味で喉が痛くなってしまいました。
体調管理にはくれぐれも気をつけましょう。


さて今回は、これからの季節にピッタリの、
イチジクを取り上げます!
まずイチジクは、漢字では「無花果」と書きますが、
実際は花がないわけではないのだそうです。
イチジクは実の中に小さな花をつけるので、
外からは花が確認できないため、
「無花果」と呼ばれるようになったのだとか。
果実を半分に切ると赤いツブツブがいっぱい詰まっていますが、
ナントあれが花なのだそう!
花と実を一緒に食べるので、
あの独特の食感が生み出されるというワケなのです。


またイチジクは現在、
小麦よりも古い人類最古の栽培食物ではないか
と言われているとか!
2006年6月にハーバード大学などの研究チームが
米科学誌「サイエンス」に発表した論文によると、
ヨルダン渓谷にある約1万1400年前の遺跡から
野生種でない人の手が加えられたイチジクの実が発掘された
のだそうです。


古代エジプトの壁画にも描かれ、
旧約聖書にも何度も登場する歴史ある果物イチジク。
そういえば、アダムとイブが裸を隠すのに使ったのも
イチジクの葉っぱ。
イチジクは、まるで人類の歴史とともにあるような、
スゴイ果物だったんですね!


ちなみにイチジク誕生の地はアラビア半島らしく、
その後はヨーロッパからペルシャ、中国へ渡り、
日本には江戸時代に
中国から長崎へ伝わったのが始まりなのだとか。
当初は薬用として栽培され、
生産量が増えるにつれ
食用として親しまれるようになったようです。


当初は薬用だったということで、なかなか栄養も豊富。
イチジクはカリウムを多く含んでいますが、
カリウムは血圧を下げる効果がありますから、
高血圧や動脈硬化などの防止に役立つようです。
また、ペクチンをはじめとした食物繊維も多く含まれていますから、
便秘改善も期待できるよう。
さらにイチジクには、
フィチンというタンパク質分解酵素も含まれています。
ですから、食後のデザートとしていただくことは、
消化を促進してくれるので、
利にかなっているという訳です。
そして、夏場の食欲増進にもまさにピッタリです!


ところでイチジクの主産地は、
愛知県、和歌山県、兵庫県、福岡県などで、
この4県で国内生産量の50%以上を占めているのだとか。
高知県は主産地として出てきませんが、
それは生産量が少ないため、
大半が県内消費で終わってしまうから。
しかし太陽光発電効率日本一の高知県のイチジクは、
太陽の光をたっぷり浴びて、
糖度がグンと高くなり、それはトロケルほど甘く、美味なのです!
とにかくこれからの時期、
7月後半くらいから完熟モノが出回りはじめますので、
これは必食の果物です!


・・・と、いうことで、
早速高知県産のイチジクを買ってきました。
まずは半分に切ってみます。
赤いツブツブのこれが花だったなんて、
なんだか愛らしくなってるから不思議です。


そしてイチジクは意外にも、
生ハムやモッツァレラチーズやバジルなどとも相性が良く、
実は酒の肴としても最高なのです!


今回は、イチジクの生ハム巻きをご紹介いたしましょう。
切り分けたイチジクを生ハムで巻いて・・・
早くも完成!
一口頬張れば、イチジクのシャクッとした独特の食感と豊かな甘みが、
生ハムの旨みと塩分でグッと引き立ちます。
はっきり言ってそのおいしさは、
生ハムメロンより数段上でしょう!


そして、この料理のおいしさをさらに倍増させるには、
夏が旬のスッキリ系の日本酒を合わせていただくこと!
最近のメルマガで夏の生酒関係はだいたい出し尽くしましたので、
今回は味わいスッキリでボトルもブルーで爽やかな、
『司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒』
(http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/ucyuu-Ryuu/utyuusyu/order-ucyuu-Ryuu.html)
を使った簡単夏向け日本酒カクテルを合わせてみましょう。


キーンと冷やしたこのお酒を注いだグラスのフチに
柑橘類をチョコッと塗るだけ。
これだけで、飲み口も後口もグンと爽やかになって、
暑い夏にキュッと飲みたくなる日本酒カクテルになるのです!
ちなみに塗る柑橘類は、
レモン、ライム、柚子、スダチ、なんでもお好みでどうぞ。


では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。
・・・う~ん、おいしい!
一言で言えば、至高の爽やかさ!
この純米酒の旨みと柑橘類の酸味が、
イチジクの甘みと生ハムの塩分に見事にバランス良く調和して、
他じゃあ味わえないような独特の風味を
口中に膨らましてくれます。
美味しくて消化も良い、まさに暑い夏に最適な、
相思相愛のお酒と食の組み合わせと言えるでしょう!
あらためて、旬の日本酒と旬の食材の組み合わせの底力を実感です。


春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。

そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!


■ 「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」は、こちらをクリック!
 http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/ucyuu-Ryuu/utyuusyu/order-ucyuu-Ryuu.html


■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行       


■ 司牡丹の公式ホームページはこちら。
  http://www.tsukasabotan.co.jp


■ 「司牡丹」社員がコッソリ教える、土佐の旬のうまいもの情報のブログはこちら。
  http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/


■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
  http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan


▼メールアドレス変更、配信停止は下記からお願いいたします。
  メールマガジンのアドレス変更・配信停止はこちら。
  akihiko@tsukasabotan.co.jp