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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2009年12月 : 第38回目



こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。

さて、冬至も過ぎ、いよいよ平成21年が暮れようとしています。
そして来年、平成22年といえば、
何といってもNHK大河ドラマ「龍馬伝」ですね!
既に一部で龍馬ブームの兆しも現れており、
高知県人としては嬉しいかぎりです。

そして、坂本龍馬と最も縁が深い蔵元といえば司牡丹であり、
そんな関係から何と「龍馬伝」の助監督さんが来社され、
NHKさんから取材も受けました!
タイトル及び放送時間は下記の通りです。
是非ご覧いただけましたら幸いです。

「カウントダウン龍馬伝 ~龍馬の魂 食 にあり~」
12月26日(土)22時30分~ NHK総合
1月1日(金)23時~ NHK総合  
1月2日(土)AM11時25分~ NHK総合
1月3日(日)AM7時30分~ NHK・BSハイビジョン
1月3日(日)AM10時~ NHK・BS2

NHKさんですから、番組内にて社名や銘柄等は告知されませんが、
ご覧いただければ司牡丹であることは明らかであると期待しています。
そしてこの番組の放送により、
「龍馬と最も縁が深い蔵元は司牡丹」であることがますます認知され、
年末年始にかけて全国から問い合わせや引き合いが殺到するのでは・・・
とも期待しています(笑)。

少し話が逸れてしまいました。すみません。
日本の旬の食材話に戻します。
龍馬話が出ましたので、今回ご紹介する旬の食材は、
龍馬の好物にいたしましょう!
この度放送されるカウントダウン番組も、
龍馬の「食」についてがテーマで、
司牡丹以外にも
軍鶏(シャモ)や長崎のカステラなどが取り上げられるようですが、
実は他にも龍馬の好物があります。

山田一郎著「海援隊遺文」の中には、
「龍馬はサバの刺身にダイダイの酢をかけたのが大の好物」
と書かれているのです。
龍馬の誕生地のすぐ東には、
当時、藩から魚類の小売りを許された魚屋が集まった場所
「魚の棚」がありました。
これほど近所に「魚の棚」があったということは、
坂本家の食卓には、
新鮮な魚料理がふんだんに上がったのではないかと想像されます。
サバは足がはやい魚ですから、
これの刺身が好物だったというのは、
「魚の棚」が目と鼻の先にあったお陰であると言えるでしょう。

サバの旬は秋から冬。
春の産卵を終えて餌をタップリ食べ、
秋から冬にかけては脂がのり、
リジンやグルタミン酸、イノシン酸などの旨み成分が増え、
抜群においしくなるのです。

しかしその分、「サバの生き腐れ」といわれるほど
分解がはやいのが玉にキズ。
刺身でいただく場合には、明らかに鮮度の良いものを選ぶなど、
細心の注意が必要です。

また、龍馬は「ダイダイの酢」をかけて食べるのが好物と書きましたが、
柑橘類の酢は雑菌の繁殖を抑える効果がありますので、
龍馬の食べ方は、まさに理に叶っているのです。
ちなみに土佐の高知には、
酢ミカンといって、搾り汁を使う柑橘類が豊富にあります。
柚子(ゆず)、直七(なおしち)、ぶしゅかん等々。
ダイダイは近年は酢ミカンに使うことは減り、
お正月の鏡餅の飾りくらいにしか見られなくなりましたが、
ちょうど今頃の時期なら手に入りやすいでしょうから、
もし入手可能なら、
是非龍馬と同じ食べ方に挑戦してみるのも一興かと。

そして・・・
そんなサバの刺身のおいしさを、
さらに倍増させる方法があるのです!
それはモチロン、日本酒と合わせていただくこと。
当然、龍馬も愛飲したと言われる、司牡丹でキマリ!
ならば、司牡丹の龍馬関連の新商品、
「坂竜飛騰」(ばんりゅうひとう)をお薦めします。

「坂竜飛騰」・・・この言葉を残したのは
土佐勤王党幡多地方の首領、樋口真吉です。
龍馬より20歳上の真吉を龍馬は師と慕い、
その関係は龍馬最期の時まで続いたといいます。
そして、「坂竜飛騰」の言葉は、
文久元年(1862年)10月11日の真吉の日記に記されています。
まるで後の龍馬の活躍を見抜いていたかのように、
歴史の波の中に飛び立っていく龍馬の姿を、
この言葉で表わしたのです。

本来は、「蟠竜飛騰」(ばんりゅうひとう)という言葉があり、
これは天に昇る前、
地上にうずくまって力を蓄えていた竜(蟠竜)が、
天に向かって飛び立っていくという意味。
「蟠」の音を坂本の「坂」にかけた修辞の見事さは、
さすがは龍馬を見抜いていた男、真吉の面目躍如といえるでしょう。

そんな、龍馬を見事に表現した言葉「坂竜飛騰」を冠したこの酒は、
爽やかで心地好い旨みが口中で力強く膨らみ、
後口は清々しく切れる淡麗辛口。
まさに土佐の地から全国に飛騰し、
「竜」となった坂本龍馬を彷彿とさせます。

そしてこの酒と、
龍馬の好物であるサバの刺身を合わせていただけば、
その絶妙の相性のおいしさで、
きっとあなたの新年の「飛騰」を応援してくれることでしょう。

春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!

では、素晴らしい新年をお迎えください!



■ 「司牡丹・坂竜飛騰」はこちら。
  http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/banRyuuHitou/banRyuuHitou/banRyuuHitou.htm

■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行       

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■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
  http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan

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