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「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2009年8月 : 第34回目
こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。
さて、暦の二十四節気で暑さが後退し始める頃と言われる
「処暑」(今年は8月23日)を過ぎ、
朝夕は秋の気配も感じられ、過ごしやすくなってきましたが、
皆様はもう夏バテなど、解消されましたでしょうか?
さて前回に引き続き今回も、
夏バテ防止やスタミナ補給に最適な食材で、
夏を代表する緑黄色野菜、オクラを取り上げましょう。
ちなみにオクラといえば、
高知県がトップ産地の、夏場の重要な作物の代表選手。
緑黄色野菜であるオクラには、
カロチンやビタミン群はもちろん豊富で、
さらにカルシウムや鉄、カリウムなどのミネラルも含んでいます。
また、独特の粘りの成分は、
ムチン、ガラクタン、ペクチンなどの食物繊維。
ムチンにはタンパク質の吸収を助ける働きがあります。
ガラクタンは、脳への刺激を活性化させてくれます。
ペクチンは、毒素を体外に排出する働きや整腸作用があり、
お腹のトラブルに有効です。
こうして見ると確かにオクラはなかなか栄養豊富で、
夏バテ防止やスタミナ補給にも効果がありそうです。
余談ですが、面白い雑学ネタをひとつ。
お菓子のマシュマロは、
本来はオクラの仲間の植物が使われていたのだとか。
アオイ科のその植物の名前は、マーシュマロウ!
これこそがマシュマロの名前の由来なのだそうです。
なお現在食べられているマシュマロは、
材料が違うようですので、お間違えなく。
ちなみに、オクラのネバネバとハチミツと砂糖を混ぜて冷やしても、
マシュマロができるのだそうです!
オクラのマシュマロ・・・いったいどんな味がするのでしょう???
さて話を戻して・・・
今回のお料理は、「オクラのゴマ和え」にしましょう。
作り方はいたってカンタン。
まずはゴマをすり、そこに隠し味で日本酒を少々、
砂糖を少々と、醤油を加え、
これで早くもソースの出来上がりです。
続いては、オクラを熱湯でサッとゆで、
冷水に取って、水気を切ります。
そしてオクラを適当な大きさに刻んで、
先程作ったゴマソースと和えれば完成です!
これはチョー簡単。失敗しようがありません!
さらにお好みで、削り節をかけてもバッチリ。
ゴマの香りと削り節の風味、
オクラの色鮮やかな緑とネバネバ感が、何ともいえません!
さて、この「オクラのゴマ和え」の美味しさをさらに倍増させるには・・・
そうです、日本酒を合わせること!
特にスッキリタイプで、
アルコール度数も14度くらいの低めの日本酒を選べば最高です。
今回は、超辛口の特別純米酒「司牡丹・はりまや橋」を選んでみました。
高知が舞台になったハリウッド映画、
「The Harimaya Bridge はりまや橋」は、
この夏公開されて、高知ではヒットしてロングラン上映され、
かなり話題になりました。
ストーリーや映像も素晴らしく、
これは来年のアカデミー賞の有力候補といえるでしょう!
そして、その映画の公認酒として誕生したのが、
この酒「司牡丹・はりまや橋」なのです!
映画の中でも重要なポイントとして使われた「はりまや橋」の絵画が、
その化粧箱とラベルに使われています。
味わいは、淡麗にして超辛口。
アルコール分も14~15度とちょっと低めで、
冷やしていただけば、一層清涼感が増し、
残暑の時期にピッタリでしょう。
さて、では早速いただいてみましょう。
まずは「オクラのゴマ和え」を一口。
・・・シャクシャク・・・これは実に美味しいです!
オクラは生よりもサッとゆでた方が、
口あたりも色合いもネバリもよくなって、おいしくなります。
さらにこのゴマの芳ばしさがタマリません!
もう一口いただいてから、「司牡丹・はりまや橋」をクイッ。
まずはゴマの風味が、一層引き立ちます。
そして、口中に残っていた芳ばしいゴマの風味、削り節の旨み、
オクラのシャクッネバッな食感の輪郭やほのかな青臭さなどが、
一瞬見事に融合して膨らみを増したかと思うと、
サァーッと心地良いほど爽やかに流れていって、
スッキリとキレの良い後口になります。
これは交互にやればいくらでも飲めそうで、
食欲も大変湧いてくる、
まことに晩夏にふさわしい組み合わせと言えるでしょう。
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。
■ 「司牡丹・はりまや橋」の詳細はこちら!
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/HarimayaBashi/HarimayaBashi/HarimayaBashi.html
■ プレゼントやご贈答に最適!前代未聞!世界でひとつだけの一点モノ!和紙ラベルに一枚一枚書道家が酒墨で直筆!芸術作品日本酒が誕生!「司牡丹・紅華一点」(純米吟醸酒)の詳細はこちら!
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/kouka-1ten/kouka-1ten/kouka-1ten-2.html
■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」 司牡丹酒造(株)発行
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http://www.tsukasabotan.co.jp
■ 「司牡丹」社員がコッソリ教える、土佐の旬のうまいもの情報のブログはこちら。
http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/
■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan
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