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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2009年6月 : 第32回目




こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。


あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて、夏至も過ぎ、
季節は鬱陶しい梅雨真っ只中。
今年は雨が少なめではありますが、
やはりカビのはえやすい時期ですので、
食中毒などには気をつけたいものです。


雨が続くと、気分まで滅入ってしまいそうなこんな時期は、
特に極上のおいしいものを食べて、
気分だけでもパーッと晴れやかにしましょう!
そこで今回は奮発し、
夏の磯の味覚の王者アワビです!


秦の始皇帝が不老不死のために、
日本のアワビを求めて出兵までしたとされるアワビは、
奈良時代から熨斗鮑として献上品や贈り物に添えられていました。
今は色紙に変えられて形ばかりになっていますが、
伊勢神宮では昔ながらの熨斗鮑を神饌として供えています。


アワビは種類によって生息域が異なり、
北方系のエゾアワビは茨城県以北に、
クロアワビは太平洋岸では三陸以南、
日本海側では新潟以南で、
沿岸の水深20m前後の磯根の、
海水が流れ込む岩礁にくっついています。
特に高級品とされるのはクロアワビで、
冬に産卵したあと、春から夏にかけて身が太ってくるため、
6月から8月の夏場が旬とされています。


アワビの成分としては、80%が水分で、
残り20%のうち、約13%がタンパク質で出来ています。
つまり、コラーゲン豊富な低脂肪高タンパクの、
ダイエット効果が高い食材であるといえるでしょう。
また疲労回復効果のあるビタミンB1や、
美肌効果・動脈硬化予防によいとされるビタミンB2、
風邪などのウイルスに抵抗力をつけるビタミンAなども含まれています。
ミネラル成分も、貧血・免疫力改善・毛髪によい銅や、
ガン・糖尿病によいセレニウム、
味覚障害や性機能回復によい亜鉛などが含まれています。


古くから魚介類の中で最もおいしいものとして、
珍重されてきたアワビの味わいは、
グルタミン酸とアデニル酸という構成成分が中心で、
ほのかな甘みはグリシンとベタインなどが作用しているのだそうです。
生食による弾力性はコラーゲンによるものだそうで、
これは加熱するとゼラチンになり、大変やわらかくなります。


刺身でコリコリの弾力を楽しむも良し、
蒸しアワビにしてゼラチンのやわらかさを楽しむも良しの、
サスガは夏の磯の味覚の王者アワビですが、
そのおいしさを、さらに倍増させる方法があるのです!
それは、日本酒の生酒を合わせていただくことなのです!


貝類の旨みをグッと引き立てるには、
あらゆる酒類の中でも日本酒が最適なのですが、
夏が旬のアワビは、
特に夏が旬の生酒と合わせると、
とにかくそれだけでも絶品のおいしさが、
さらにワンランクアップするほどなのです!


今回は、「司牡丹・純米吟醸本生」を合わせてみましょう。
コリッコリのアワビをいただき、
「司牡丹・純米吟醸本生」を味わえば、
まずは品格ある磯の風味と純米吟醸生ならではの華やかな香りが、
見事に格の高さを演出し、
続いてアワビの凝縮された様々なアミノ酸の絶妙な旨みが、
一瞬グッと膨らみを増したかと思うと、
口中で余韻をたなびかせながら、
スゥ~~ッと流れるように消えてゆく。
これぞまさに生命の味わい!
フッとそんな表現が脳裡に浮かんでくるほどの感動的なおいしさに、
ノックアウト間違いなしでしょう!


春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!



■ 「司牡丹・純米吟醸本生」は、こちら!
 http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/teibanGoods/Ginjyou.htm


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