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「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2007年12月 : 第12回目
件名: 【日本の旬を10倍楽しむ秘訣!】<12>
こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをマズくして食べたいですか?】
そんな人がいるワケない?・・・でも、本当にそうでしょうか?
もしかしたらあなたも、知らず知らずのうちに、
おいしいものをマズくして食べているかもしれないのです!
このメルマガは、せっかくの日本の旬の本当においしいものを、
マズくして食べるようなことのないように、
一層おいしくして楽しむ秘訣を、月2回程度のペースでお届けいたします。
さて、いよいよ寒さも本格的になり、
街にはクリスマスソングが流れ、忘年会シーズン真っ只中!
忘年会の定番といえば、これはもう鍋料理でキマリでしょう。
そして、私にとって鍋といえば、
何といっても土佐の山間名物「山鯨」の「牡丹鍋」です!
土佐の高知の山間部では古くから、
「猪肉」を「山鯨」と呼んできました。
特に今年の干支は亥(猪)年ですから、
まさに今年の忘年会には最適という訳です!
猪は、東北地方以北を除いて、日本全国に生息しているようですが、
独特の地形と豊かな山の幸に恵まれている土佐の高知の山間部の猪は、
昔から大変滋養に富んだ良質の肉質を持っていることで知られていました。
野生の猪肉はコレステロールが少なく、高タンパク、低カロリー、低脂肪で、
脂身には必須アミノ酸や、お肌スベスベのコラーゲンも多く含まれています。
さらに、DHA・ビタミンB1・カルシウム等も豊富で、
生活習慣病の予防につながるとされるタウリンや、
疲労を和らげるアンセリンの含有量などの旨味成分が、
豚肉や牛肉を上回るというのですから、スゴイですよね。
しかも、「シシ」は百獣の王、牡丹は百花の王。
猪肉を皿に盛った様が牡丹の花に似ていることから、
「猪鍋」は「牡丹鍋」とも言われ、鍋の王者と言われるゆえんです。
これはもう、今年の忘年会には、
鍋の王者「牡丹鍋」と百花の王・酒王「司牡丹」で、
一杯やるしかないでしょう!
滋味に富んで旨みたっぷりの猪肉には、味噌味がピッタリ。
そしてそんな味噌味の「牡丹鍋」の美味しさを倍増させるお酒は、
もはや日本酒しかあり得ないでしょう。
中でも、冬の旬の酒「しぼりたて」や「あらばしり」等の、
フレッシュぴちぴちの生原酒タイプ(アルコール度数が高いタイプ)を、
「常温」か「涼冷え」(15℃程度)で合わせるか、
「山廃仕込み」等の昔造りの純米酒を、
「ぬる燗」(40℃程度)や「上燗」(45℃程度)で合わせるかという、
お好みに応じて2通りの楽しみ方が堪能できるというのですから、
これはもう堪えられないです!
司牡丹でいえば、
前者は「司牡丹・生鮮酒<冬>あらばしり」(本醸造生原酒)。
酒搾りの際に一番最初にほとばしり出るお酒を「あらばしり」と言い、
昔からツウの間では酒造期間中の酒蔵を訪ねない限り、
口にすることは不可能と言われてきた、冬の幻の酒です。
その弾けるようなフレッシュな新酒の香りと、
生命力あふれるリッチで豊かな旨みは、
他の追随をゆるさない程の強烈なインパクトを与えてくれます。
この「あらばしり」の「常温」か「涼冷え」と、
「牡丹鍋」を合わせていただけば、
猪肉と味噌の濃厚な風味を、一瞬口中で膨らませ、
後口はサラリと流れて、また次の一口が食べたくなるでしょう。
ガッツリ食べたい方にオススメです。
また後者は、司牡丹でいえば「山廃純米かまわぬ」でしょう。
現在も高知県ではこのお酒が唯一という、
昔造りの「山廃仕込み」で醸されたお酒です。
ナチュラルな味わいと幅のあるコク、
最上級のヨーグルトを思わせる上品な酸味を持ちながら、
土佐の淡麗辛口の特徴であるキレも併せ持っています。
ぬる燗や上燗にするとその上品な酸味が膨らみに変わり、
濃い目の味付けのお料理や煮物や鍋物等には特に好相性を示します。
この「かまわぬ」と「牡丹鍋」を合わせていただけば、
猪肉と味噌の濃厚な風味と、お酒がまろやかに相交わり、
互いの旨みを倍増させながら、
滋味がじんわりと身体の芯まで沁み込んでいくような感覚です。
じっくりと味わいたい方にオススメでしょう。
ああ・・・ヨダレが出そう・・・。
ちなみに私は、12月22日「冬至」の日に、
この「牡丹鍋」と「司牡丹」をいただく会を開催します。
ああ、待ち遠しい!
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、わざわざマズくして食べることなく、
より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!
■ 牡丹鍋に最適な「司牡丹・生鮮酒<冬>あらばしり」(本醸造生原酒)はこちら。
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/maborosi/arabashiri/arabasiri/arabashiri.htm
■ 牡丹鍋に最適な「山廃純米かまわぬ」(山廃仕込純米酒)はこちら。
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/teibanGoods/Junmai.htm
■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」 司牡丹酒造(株)発行
■ 司牡丹の公式ホームページはこちら。
http://www.tsukasabotan.co.jp
■ 「司牡丹」社員がコッソリ教える、土佐の旬のうまいもの情報のブログはこちら。
http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/
■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan
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