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「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2007年7月 : 第4回目
件名:【日本の旬を10倍楽しむ秘訣!】<4>
こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをマズくして食べたいですか?】
そんな人がいるワケない?・・・でも、本当にそうでしょうか?
もしかしたらあなたも、知らず知らずのうちに、
おいしいものをマズくして食べているかもしれないのです!
このメルマガは、せっかくの日本の旬の本当においしいものを、
マズくして食べるようなことのないように、
一層おいしくして楽しむ秘訣を、月2回程度のペースでお届けいたします。
さて、大型台風4号一過、
早朝のセミの声とラジオ体操の音楽で目覚める盛夏になりました。
この時期になると、私がどうしても食べたくなるのが、鮎の塩焼きです。
それも、清流「仁淀川(によどがわ)」の天然鮎なのです。
鮎といえば清流のイメージですから、特に県外の方は、
土佐の清流といえば「日本最後の清流」として有名な四万十川を
思い浮かべる方も多いことでしょう。
ところが、地元の者に言わせると、
「四万十川よりか仁淀川の方が、ズッと水がキレイぜよ!」なのです。
仁淀川は水の透明度の数値で、
一級河川で全国1位になったこともあるのだとか。
そして、何より私たち司牡丹の社員にとっては、
仁淀川は大変重要な、社宝にしてもいいくらいの川なのです!
仁淀川は、古来「神河(みわがわ)」と呼ばれ、
「風土記」の中にも「神々に捧げるための酒造りにこの清水を用いた」
と記載されている川。
そして、司牡丹を仕込むために使われる大切な仕込水は、
この清流仁淀川水系の湧き水なのです。
日本酒の成分の80%は水ですから、
仕込水の水質が酒質に与える影響は極めて大きいのです。
私たち司牡丹の人間にとっては、
まさに仁淀川は「神の川」と呼ぶべき存在だという訳です。
ちなみに、いろいろなお酒の会などで、
「司牡丹の仕込水」(非売品)を飲用に出品することも多いのですが、
必ずといっていいほど参加者の方々から
「どこの蔵元の仕込水よりも一番おいしかった!」と絶賛の声をいただく、
大変おいしい水(軟水)でもあります。
さて、そんな日本一の清流仁淀川、「神の川」の天然鮎ですから、
そのおいしさはもはや保証付き!
司牡丹の社員の中にも、鮎釣り名人(自称)は多く、
社内の宴会なんかにもよく出されたりします。
太陽が燦々と降り注ぐ清流仁淀川の、
川底の石に生えたコケをタップリ食べた天然鮎は、
本当に仁淀川の味がするのです!
ちなみに鮎の効能としては、まずカルシウムが豊富ですから、
骨や歯の強化や、精神安定にも効果があります。
また、ビタミンCやビタミンAも豊富です。
特にハラワタにはレチノール(ビタミンA)が豊富で、
視力回復や皮膚や粘膜の強化にも効果があるのだとか。
ビタミン類は、夏場には汗と共に失われやすいですから、
この時期に鮎をハラワタと共に食べるというのは、
とても理に叶っているという訳です。
さて、そんな仁淀川の天然鮎は、やはり炭火でじっくり焼いた塩焼きが最高!
天日塩を振り、1時間ほどかけてゆっくり焼いた鮎は、
丸ごとかぶりつくに限ります!
内臓から骨から頭から、全部丸ごと食べ尽くさなければ、
「神の川」に申し訳ないというものです。
炭火で焼けた皮の芳ばしい風味とほんのり塩味、
取れたてのウリ系の野菜のような爽やかな身の香りと
ほろ苦いハラワタの旨みが口中で合わさって、見事に膨らんでいきます!
こんな絶品の鮎の塩焼きには、もはや日本酒しかあり得ません!
鮎は何と言ってもハラワタのおいしさが命!
ビールやワインや焼酎などの他のお酒では、
このハラワタのおいしさを激減させてしまうのです。
ところが日本酒と合わせると、このハラワタの苦みが旨みに変わり、
鮎のおいしさをグンと倍増させてくれるのです!
ハラワタが苦手な女性の方でも、日本酒と合わせていただけば、
そのあまりのおいしさに、
これまでのハラワタを捨ててきた人生を、きっと後悔されることでしょう。
やはり鮎には、夏が旬の日本酒、生酒が最適です。
例えば「司牡丹・純米吟醸本生」(純米吟醸生酒)などがオススメでしょう。
鮎の味わいがまだ口中に残っている間に、
冷蔵庫で10℃程度に冷やしたこのお酒を口に含む・・・。
まずはフルーティでフレッシュな吟醸生酒ならではの香りと、
「香魚」と呼ばれる鮎の爽やかな香りが見事に調和し合い、
鼻腔からスーッと抜けてゆきます。
そして鮎の様々な味わいの輪郭が、サーッと舌に蘇って、
ハラワタのほろ苦さを絶妙な旨みに変化させながら、
澄んだ清流のように流れていき、
さらに辛口のお酒の味わいが、
後口をスパッと潔く切ってくれる・・・。
もはや「こりゃあウマイ!」の一言です!
さて、こんな「神の川」の天然鮎。
私たちは鮎釣り名人の社員の方からいただけますが、
県外の方には、下記のネット通販で手に入れることが可能です。
川漁師が釣った天然鮎を、
朝獲れ鮎は昼便で、午後獲れ鮎は夕方便で直送してくれるとか。
便利な世の中になったものです。
「仁淀川com」http://www.tosa-niyodogawa.com/ayu/index.html
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、わざわざマズくして食べることなく、
より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!
■ 鮎の塩焼きに最適な、夏が旬の日本酒、「司牡丹・純米吟醸本生」(純米吟醸生酒)はこちら。
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/maborosi/natsu/natsu/JyunmaiHonnamaSet.html
■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」 司牡丹酒造(株)発行
■ 司牡丹の公式ホームページはこちら。
http://www.tsukasabotan.co.jp
■ 「司牡丹」社員がコッソリ教える、土佐の旬のうまいもの情報のブログはこちら。
http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/
■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan
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