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「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2007年7月 : 第3回目
件名:【日本の旬を10倍楽しむ秘訣!】<3>
こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをマズくして食べたいですか?】
そんな人がいるワケない?・・・でも、本当にそうでしょうか?
もしかしたらあなたも、知らず知らずのうちに、
おいしいものをマズくして食べているかもしれないのです!
このメルマガは、せっかくの日本の旬の本当においしいものを、
マズくして食べるようなことのないように、
一層おいしくして楽しむ秘訣を、月2回程度のペースでお届けいたします。
さて、夏至も過ぎ、梅雨どきのうっとうしい季節になりました。
今年の高知はまとまった雨が少なく、水不足気味ですが、
それでもジトッとした気候で湿気が多く、さらに気温も高めなので、
早くも夏バテ気味の方がいらっしゃるのではないでしょうか。
さらに、食中毒なども発生しやすいこの時期の気候は、
体調に悪影響をおよぼしやすく、つらい思いをする人も多いのではないでしょうか。
そんな時期、まさに天からの恵みと言えるのが、旬の青シソ料理なのです!
青シソは大葉とも呼ばれ、高知では「せいそう」とも呼ばれています。
梅雨から夏の暑い時期が旬の青シソは、シソの中でも特に香りが強く、
目にも鮮やかで食欲をそそります。
青シソはこの時期の食卓に欠かせない香味野菜なのです。
ちなみに、日本では古くからシソは魚肉の毒を消す薬でありました。
魚にあたった時はシソの葉を煎じて飲んだといいます。
今、刺身のツマなどに青シソの葉などが付いてくるのはその名残りで、
一緒に食べ合わせるようにとの先人の知恵なのです。
栄養成分的としては、β-カロチンやビタミンC、E、
カルシウム、鉄などのミネラルが豊富。
特にカロチンは野菜の中でもトップの含有量で、
1枚でブロッコリー5房分にも相当するカロチンが含まれています。
また、爽やかな香りの成分(ペリルアルデヒド)には殺菌、防腐作用があり、
さらにシソアルデヒドには胃液の分泌を促す働きがあると言われていますから、
食欲不振にも効果的なのですね。
さらに青シソは、昔から咳止め、食欲増進、貧血予防、解熱作用など、
多くの効能があると考えられ、民間療法などでもよく用いられてきました。
中国医学の栄養学でも、体を温めて気の巡りを良くし、胃腸を活発にし、
発汗作用があるので風邪のひき始めに効果的とも言われています。
また、「1日1枚食べると美人になる」と言われているほど、
青シソには美容と健康に効く成分が入っているとも言われているのです。
あんな刺身のツマのような葉っぱ1枚に、
こんなに素晴らしい効能があったのですね。
そこで、食欲のない時でも青シソをたっぷりいただくには、
「青シソのソーメン」がオススメです。
もちろんダシツユで食しても美味しいですが、今回はひとひねりして、
オリーブオイルで冷製パスタ風に食する食べ方をご紹介いたしましょう。
バリエーションが少ないと思われがちのソーメン料理ですが、
こんな料理法もあるのですね。
シソの葉は刻むことで香り成分が出やすくなり、
また栄養成分のカロチンは油と一緒になると吸収が良くなりますので、
そういう意味からも今回のオリーブオイルを使った「青シソのソーメン」は、
この時期に最適の料理と言えるでしょう。
作り方は、いたって簡単。
まずソーメンをたっぷりのお湯でゆがき、
流水でもみ洗いし、水分をしっかり切ります。
合わせ調味料のレシピは、オリーブオイル1に対して柚子酢(柚子の絞り汁)1、
味醂0.5、薄口醤油0.5の割合で混ぜ合わせます。
青シソの調理法には、少しポイントがあります。
1人前5~10枚程度のタップリの青シソを刻んでから、サッと水にさらすのです。
こうしておくと少し時間が経っても青シソが変色することはありません。
アク抜きの意味もありますが、あまりさらし過ぎても有効成分が流れてしまいますので、
短時間でサッとがポイントでしょう。
ソーメンを盛り付け、刻んだ青シソをかけ、合わせ調味料をかけて完成です。
お好みでゴマを振ったり、スモークサーモンやトマトを付け合せれば、
彩りも鮮やかでさらに食欲をそそります。
ちなみに洋風の味わいと思われるかもしれませんが、
柚子の風味と青シソの風味が口中に爽やかに広がり、
サッパリとした和風の味わいに、食が進むこと請け合いです。
1人で2把くらいのソーメンを、ガッツリいただいてしまいましょう!
さらに!この「青シソのソーメン」を10倍おいしくし、
効用も倍増させる秘訣があるのです!
その秘訣とは、この時季旬の日本酒を合わせていただくこと!
例えば、「司牡丹・土佐宇宙酒・2007」(純米吟醸酒)などはいかがでしょう。
10℃程度にキーンと冷やしていただけば、
フレッシュでフルーティな香りとソフトで爽やかな口当たり、そして軽快なのど越しが、
「青シソのソーメン」の風味をグンと引き立ててくれます。
また、アルコールの成分が青シソの薬効をさらに吸収しやすくしますので、
この組み合わせで食欲増進、夏バテ解消はマチガイなしでしょう!
ちなみに「土佐宇宙酒」とは、ロシアのソユーズロケットに搭載されて
宇宙を旅した日本酒酵母で仕込まれたという、前代未聞のお酒。
昨年世界で初めて発売され、全国で話題沸騰。あっという間に品切れになりました。
そして2年目は、2007年3月21日(3,2,1、発射!)発売解禁となったのです。
宇宙のパワーに導かれ、到底実現不可能と思われる壮大な夢を実現した宇宙酒。
この酒で、その年の恵方(今年の恵方は北北西)の方角を向いて乾杯すれば、
宇宙のパワーが味方して、あなたの夢や願いをかなえてくれるとも言われています。
ちょうど間もなく七夕ですから、短冊に願いを書いて笹に飾り、
流れ星を探しながら天の川を眺め、
「青シソのソーメン」をいただきながら
「司牡丹・土佐宇宙酒」で恵方を向いて乾杯すれば、
夏バテ解消どころか、あなたの夢や願いまで叶えられてしまうかもしれませんね!
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、わざわざマズくして食べることなく、
より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!
■ 七夕に最適の、願いを叶えてくれるお酒、「司牡丹・土佐宇宙酒・2007」(純米吟醸酒)はこちら。
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/uchu_shu2007-03/uchu_shu/uchu_shu.html
■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」 司牡丹酒造(株)発行
■ 司牡丹の公式ホームページはこちら。
http://www.tsukasabotan.co.jp
■ 「司牡丹」社員がコッソリ教える、土佐の旬のうまいもの情報のブログはこちら。
http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/
■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan
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