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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2020年7月 : 第165回目




皆さん、こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。

さて、今年の梅雨はとにかく長かったように感じますが、
その一番の理由は、あまりに雨天が多く、
さらに豪雨が長期間続いたからでしょう。
あらためまして、豪雨災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、
心からお祈り申し上げ、
豪雨被害に遭われた地域の皆様には、
心からお見舞い申し上げます。

そして、これから本格的な盛夏を迎えるという時期、
今回取り上げさせていただく土佐の旬の食材は・・・夏野菜とタコです!
料理としては「夏野菜とタコのチャンプルー」をご紹介いたしましょう。

まずタコについてですが、海洋性の軟体動物で、
タコ目に分類される生物の総称だそうです。
そして、日本で食材としてタコという場合には、
主にマダコのことを指すのだとか。
ブランドタコとして有名な明石のタコも、マダコなのだそうです。
ちなみに、全世界のタコ漁獲量の約3分の2を、
日本が消費していると言われるほど、日本人はタコ好きなのだとか。
もっとも海外は、イギリスなどの西ヨーロッパでは「悪魔の魚」と呼ばれ、
タコを食べない国や地域も少なくないのだそうです。
日本では、特に関西地方で、
夏至から11日経った半夏生(はんげしょう・7月2日頃)に
タコを食べる習慣があり、
7月2日は日本記念日協会によって、
「タコの日」に認定されているのだとか。
半夏生にタコを食べる風習の始まりは、
「タコの吸盤のように農作物がしっかりと根付きますように」
という願掛けとされていますが、
6月〜7月に獲れる身の柔らかな「麦わらダコ」(この時期のマダコのこと)
がおいしかったこともあると考えられているようです。
つまりタコの旬は、夏ということになるわけです。
また、日本では弥生時代から食べられていたと言われるタコですが、
武士の時代にはタコという音が「多幸」に通じることや、
足の数が末広がりの「八」本であることなどから、
大変縁起の良い食べ物として重宝されていたのだそうです。

次に、そんなタコの栄養についてですが、
まず、高タンパク・低脂質・低糖質の食材で、
カロリーも100gあたり76kcalと、魚介類の中では低い部類であり、
そのためダイエット食としても注目されているのだとか。
さらに貝類に匹敵するほど、
魚介類の中ではトップクラスにタウリンを多く含むため、
疲労回復や肝機能サポート、
さらに生活習慣病予防にも効果があると言われているのだそうです。
つまり、夏バテ予防効果があり、
二日酔い予防や回復にも効果があるということになりますから、
暑い夏の時期に酒の肴としてタコをいただくというのは、
理に叶っているという訳です。
さらにビタミンB群やミネラル類も広く含んでおり、
特にビタミンB2には脂質をエネルギーに変える効果があり、
ダイエットには必須の栄養素なのだとか。
またビタミンB2は、肌荒れや疲れ目などの改善にも効果的なのだそうです。
このようにタコはヘルシーな食材ではありますが、
ただしプリン体も多いので、
尿酸値が気になる方は、食べ過ぎに注意が必要でしょう。

続いては夏野菜で、まずはズッキーニです。
ズッキーニは、その外見からキュウリの一種と思われがちですが、
ウリ科カボチャ属で、実はカボチャの一種なのだそうです。
キュウリのように蔓にぶら下がるように成るのではなく、
太い主軸から突き出すように実が付くようです。
また、普通のカボチャとは違い、
金糸瓜などと同じペポカボチャの一種で、
実が完全に熟すのを待たず、若いうちに収穫するのだそうです。
種類としては、花丸キュウリのような花付きの幼果のほか、
白いものや黄色いものやピンクのものや、
カボチャのように丸いタイプもあるのだそう。
西洋野菜ですから、イタリア料理やフランス料理には、
ごく一般的に使われている野菜で、
特に南仏料理のラタトゥイユ、
イタリア料理のカポナータなどには欠かせない野菜だそうです。
またウリ科ですから、夏に実を付けますが、
カボチャのように熟すまでは置かず、早めに収穫しますから、
旬は6〜8月頃の初夏から夏にかけてになるようです。

次にズッキーニの栄養価や効能ですが、
まず何といってもカリウムを多く含んでいるのが特徴です。
カリウムは、ナトリウム(塩分)を排泄する役割がありますから、
高血圧に効果があるようです。
また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあるようです。
さらにズッキーニには、ベータカロテンやビタミンB類が豊富ですから、
身体の中での代謝を促進し、
アンチエイジングにも貢献してくれるのだそうです。
また、ビタミンCも含んでいますから、
風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどにも効果があるのだとか。
一見たいして栄養価もなさそうに見えますが、
意外にもズッキーニは、栄養豊富な夏野菜だったのです。

もうひとつの夏野菜は、パプリカです。
パプリカはピーマンの一種で、ナス科トウガラシ属の果菜です。

パプリカは、本来はハンガリーから輸入されていた赤く平たいもので、
今一般に出回っているパプリカと言われているものは、
実はヨーロッパで作られたベル型ピーマンと言われるものだそうです。
今では、どちらもパプリカで通っているようですが。
またベル型ピーマンにはいろいろな色があり、
赤や黄色をはじめオレンジや緑色のものもあります。
さらにピーマンとパプリカの中間的なものですと、
黒や紫色、白いものまであるようです。
日本に流通しているパプリカは、
韓国やオランダなどから輸入されているものがほとんどで、
通年安定して流通しているのだとか。
国産のものもハウス栽培が多く、こちらは長く流通していますが、
露地物の収穫時期はピーマンと同じ頃で、
6月〜9月頃にかけてが最も多い旬の時期となるようです。

次にパプリカの栄養価についてですが、
まずは何といってもビタミンCの豊富さでしょう。
普通のピーマンも豊富ですが、
パプリカの方がさらに倍以上も豊富なのだそうです。
特にオレンジのパプリカはたった1/6個、
赤いパプリカなら1/3個で、
1日に必要な量のビタミンCを摂取することができるのだとか!
風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどに効果があるといわれています。
また緑黄色野菜ですから、カロテンも豊富です。
このカロテンもピーマンに豊富ですが、
さらにオレンジのパプリカには、その30倍以上含まれるのだそう!
カロテンは、抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、
その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、
視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、
そして喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあると言われています。

・・・3つも食材を紹介してしまい、前置きが長くなってしまいましたが、
いよいよ「夏野菜とタコのチャンプルー」を作ってみましょう!
作り方は、とにかく簡単すぎるくらい簡単です。
用意するのは、タコ(ゆで)、ズッキーニ、パプリカ、プチトマト、
ニンニク、オリーブオイル、塩、胡椒、以上です。
ちなみに、ズッキーニが緑でプチトマトが赤ですから、
パプリカは黄色の方が映えるでしょう。
栄養価的にはオレンジや赤のパプリカには負けますが・・・。
まずは全ての具材を、適当な大きさに切ります。
ニンニクは、薄切りに。
フライパンにオリーブオイルとスライスニンニクを入れて熱し、
ニンニクの香りが立ってきたら、ズッキーニを入れて、両面を焼きます。
さらにパプリカとタコを加えて炒めます。
全ての具材に火が通ったら、プチトマトを入れてサッと炒め、
塩と胡椒を振って炒め合わせたら、もう完成です!

では早速、いただいてみましょう!
いただきます!ぱくり・・・あ!おいしいっ!
味付けを塩と胡椒だけにしたので、物足りないかと心配でしたが、
タコと夏野菜から、しっかりと出汁が出ていて、
ニンニクの食欲をそそる風味とオリーブオイルのやわらかな風味も加わり、
それぞれの夏野菜の食感とナチュラルな味わい、
タコのコリッとした食感と滋味あふれる旨味が、
口中いっぱいに溢れかえります!
この味付けが本当に塩と胡椒だけとは、
ちょっと信じられないほどおいしいです!

そして、そんな「夏野菜とタコのチャンプルー」のおいしさを、
さらに倍増させていただくには・・・
この時期旬の日本酒を合わせていただくこと!・・・ですよね!
今回は、この7月に発売されたばかりの新商品、
「司牡丹・土佐麗(とさうらら)」(純米吟醸酒)を合わせてみました。
ちなみに「土佐麗」とは、
高知県農業技術センターが平成21年から開発してきた
高知県産酒造好適米の早生の新品種「高育80号」の名称であり、
平成31年1月に開催された「命名式」にて正式に命名され、
同年2月に高知県の奨励品種として採用されました。
これまでも、同様に早生品種の高知県産酒造好適米
「風鳴子」がありましたが、
この米は精米時に割れやすいという欠点がありました。
ところが「土佐麗」は、収穫時期の早い早生品種でありながら、
破砕米率が低く、かつ作りやすく、収量も約1割多くなり、
酒造適性も高く「風鳴子」に匹敵します。
つまり、高品質で比較的安価な、
コストパフォーマンスに優れた純米吟醸酒ができるということになるわけです!
正式命名前の平成31年は1社のみの実験醸造でしたが、
今年度は高知県酒造組合18社中10社ほどが仕込み、
各社から新商品が順次発売されています。
そしてこの度司牡丹からも、
「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)が新発売されることになりました。
使用米は、もちろん「土佐麗」100%。
華やか且つナチュラルで上品な香りと、雑味のない綺麗な味わいを持ち、
後口は流れるように爽やかに切れる、
土佐らしい辛口で流麗な純米吟醸酒です。

では早速、「夏野菜とタコのチャンプルー」を、
少し冷やした(15℃前後)このお酒と合わせていただいてみましょう。

ズッキーニはシャクッ、パプリカはパリッ、トマトはツゥルンという、
3種類の夏野菜の食感の違いとそれぞれのナチュラルな味わいに、
タコのコリッとした食感と滋味あふれる旨味と、
ニンニクの食欲をそそる風味とオリーブオイルのやわらかな風味が加わり、
口中いっぱいに溢れかえるそのおいしさが、
「司牡丹・土佐麗」の華やかで上品な香りと、流麗で美しい味わいにより、
一瞬にして膨らみを増して、より一層引き立ちます。
この辛口のお酒が、この料理の素材そのもののおいしさを、
出汁のように下から支えて押し上げ、
おいしさの格をワンランクアップさせてくれるかのようです!
そして後口は、名残り惜しくなるほど潔く、爽やかに切れていきます。
その流麗な心地良さが、またこの料理を求めさせます。
この料理をいただくと、またこの酒が欲しくなります。
「チャンプルー」「土佐麗」「チャンプルー」「土佐麗」
「チャンプルー」「土佐麗」「チャンプルー」「土佐麗」・・・
交互にやると、箸もグラスも止まらなくなってしまいます!
夏バテなんか一発で吹き飛んでしまいそうな、
本当に爽やかさあふれる、
暑い夏にピッタリの絶品ペアリングといえるでしょう!



春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。


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■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行

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