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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2019年3月 : 第149回目




皆さん、こんにちわ。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて、今年の高知の桜は、
当初は全国に先駆けて3月18日には開花するとの予想でしたが、
暖かくなったり、寒くなったりと気温が不安定で、
結局平年並みの3月22日の開花でした。
桜の名所として名高い我が佐川町は、高知市内よりやや開花が遅いため、
満開は4月上旬頃になるでしょうか。

そして、そんな暖かかったり寒かったりする日が続く季節の変わり目には、
結構体調を崩してしまいがち。
そんな時期には、春の生命力にあふれる、
栄養価たっぷりの旬の食材をいただいて、
心身ともに元気いっぱいで花見の宴に備えたいものです。
そこで今回は、アサリ、ハマグリ、長太郎貝といった、
生命力あふれる春の貝類をふんだんに使った、
絶品の「春の貝寄せ汁」をご紹介いたしましょう。

まずは2月から4月頃にかけてが旬と言われているアサリですが、
鉄やビタミンB12が多く含まれており、
貧血気味の方や妊娠中・授乳中の方、高齢者などに最適です。
ほかにもビタミンA、B2、タンパク質、カルシウム、マグネシウム、
タウリンなども含まれています。
ビタミンB群やタウリンは水溶性ですから、
汁ごと食べられる料理がオススメ。
旨み成分も溶け出すので、その方が美味しく、
一石二鳥です。
効用としては、貧血予防、肝機能の促進、骨粗しょう症予防、
高血圧予防、動脈硬化予防、疲労回復、血行促進、美肌効果など、
なかなか素晴らしい栄養価です。

次にハマグリですが、旬は、冬から早春にかけてと言われています。
そして3月は、最もハマグリが成長しておいしくなる時期。
栄養や効用も一層高まるというものです。
まず、ハマグリに含まれる栄養素の筆頭はタウリンでしょう。
ハマグリ中のタウリンは、二枚貝の中でも最も多く、
アサリの含有量の約2倍もあるのだとか。
タウリンには血液中のコレステロール値を下げ、
肝機能を強化する働きがあり、
疲労回復に効果があると言われています。
また、高脂血症や動脈硬化の予防にも効果的だと言われています。
そして、タウリンは水に溶けやすいので、
汁物として食べると理想的なのです。
またハマグリは、低カロリーで、
カルシウム、グリコーゲン、必須アミノ酸などが豊富に含まれている上、
脂肪が少ないのが特徴です。
さらに、粘膜を保護するビタミンB2 、
貧血を予防するビタミンB12や鉄分も豊富で、
味覚障害などを予防する亜鉛も多く含まれているのです。
やはりハマグリも、栄養価満点といえますね!

続いて長太郎貝ですが、この名前は高知での通称で、
一般には緋扇貝(ヒオウギガイ)といわれます。
房総半島以南の水深20mくらいまでの岩礁あたりに生息しています。
ホタテ貝と同じイタヤガイ科の二枚貝で、
ホタテが寒い海域に生息しているのに対して、
長太郎貝は暖かい海域を好むのだそうです。
旬は3~5月頃の春から夏にかけて。
この貝を見つけた土佐の漁師の名前が長太郎だったということで、
土佐では長太郎貝と呼ばれるようになったといわれています。
そして、この長太郎貝がユニークなのは、
何といってもその貝殻の色のカラフルさ。
まるでカラースプレーで色を塗ったかのようなのです。
近海の天然物は赤褐色が多いようですが、
他にも黄、橙、紫や、
中にはマーブル色をしたものまであるのだそうです。
この鮮やかな色彩は、
付近にある珊瑚礁にまぎれて
敵から身を守るためだといわれているそうですが、
確かなことはハッキリとは分からないようです。
そんな長太郎貝の栄養価は、
やはり何といってもタウリンの豊富さがウリ!
タウリンは、脳の働きや目の働きを活発にする効果や、
疲労回復や免疫力向上、
さらに肥満改善などにも効果があるそうです。
しかも、良質なタンパク質やカルシウム、ビタミンAやE、
ミネラルにも恵まれており、
特に注目は亜鉛とビタミンB12。
亜鉛は、タンパク質の代謝を促進させる働きを持ち、
さらに味覚を正常に保つことにも関係しているのだそう。
たとえばダイエット中などには亜鉛が不足しがちになって
味覚障害に陥りやすいそうなのですが、
それを避けるのに最適なのが、貝類なのだそうです。
そしてビタミンB12は、
不足すると悪性貧血になったり体がだるくなったりするのだとか。
またビタミンB12は、
一般的には高カロリーの動物性食品に含まれているのですが、
貝類だけは別で、低脂肪・低カロリー!
つまり食卓に長太郎貝などの貝類を上手に取り入れれば、
栄養のバランスも良くなり、
カロリーコントロールもできるということなのです!
さらに貝類全般にいえますが、いずれも生命力にあふれていますから、
春の海の生命力を体内に取り入れることになります。
冬の間に鈍っていた身体を活性化させ、
シャッキリと目覚めさせてくれるといえるでしょう。

そんな栄養価満点の貝類を3種類も使った「春の貝寄せ汁」は、
それぞれの貝の違った旨味も堪能でき、
しかも汁物ですから、栄養価を逃さず取り入れることができます。
まさに季節の変わり目の今の時期、最高の料理であるといえるでしょう。
作り方も簡単。
砂をはかせた貝類を、お湯に入れて汁物を作るだけ。
3種類の貝の出汁が出ますから、味つけは塩胡椒のみで充分。
お好みで、少量の醤油を加えてもよいでしょう。
他の具材は、春菊くらいでよいでしょう。
コツは、あまり茹で過ぎると貝の肉質が硬くなり、栄養価も減りますから、
貝の茹で時間を短くすること。
1分~2分くらいが目安でしょうか。
また、長太郎貝は貝殻が結構大きいため、大ぶりの器を使い、
たっぷりの貝汁をいただきましょう。

さて、そんな旬の「春の貝寄せ汁」のおいしさをさらに倍増させるには、
やはりこの時期旬の日本酒を合わせていただくこと!
今回は、この3月21日(3、2、1、発射!)に解禁になったばかりの新酒、
「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」
を合わせてみました。
ちなみに「土佐宇宙酒」とは、
宇宙を旅した高知県産の酵母と高知県産の酒米を使って醸された、
前代未聞世界初の日本酒!
宇宙に酵母や米を打ち上げるなど、
到底不可能と思われていた壮大な夢を3年がかりで実現し、
高知県酒造組合の各蔵元から新発売されて以来14年目の解禁となります。
また、このお酒を飲めば宇宙のパワーが味方して、
夢を叶えてくれるとも言われていますので、
司牡丹の宇宙純米酒は
「宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」と名づけられました。

では早速、「春の貝寄せ汁」と、涼冷え(15℃程度)に冷やしたこのお酒を
合わせていただいてみましょう!
まずは汁を一口、くぴり・・・。
・・・う、うんま~いっ!!
3種類の貝の旨味が見事に溶け出したその汁は、まさに海の旨味と生命力そのもの!
この汁だけで、お酒がナンボでも飲めてしまいそうです。
それぞれの身も、いただいてみましょう。
アサリの身は、やわらかな上品な旨味。
ハマグリの身は、プリップリでジューシーな旨味。
長太郎貝の身は、濃厚な甘味と肝のホロ苦さが絶妙!
そしていよいよ、「宇宙純米酒」をキュッと・・・。
あぁ・・・幸せ!
3種類の貝それぞれの旨味が、
この酒の爽やかなコクとなめらかな旨みによって見事に融合、調和して、
口中で心地よいほど膨らんで、後口はサラリとキレていく・・・。
それはまるで、春の海の生命のパワーをいただき、
それがさらに宇宙大にまで膨らんでいったかと思うと、
一瞬にして体内に凝縮されて全身に沁みわたっていくかのようです!
やはり貝類、特に鮮度が際立つシンプルな調理法の貝類は、
日本酒以外合わせるお酒はないと言えるでしょう!
しかも「宇宙純米酒」なら、本当にどんな夢でも叶えられてしまいそう!



春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。

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