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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2016年10月 : 第120回目




皆さん、こんにちわ。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて、今年は本当に夏が長く、

今頃になってやっと秋が来たかなという感じでしょうか。

さっきも、蚊が飛んでいるのを見かけてしまったくらいですから。

そんな今年の10月は、

せめて食材だけでも、より秋らしい旬のモノをいただきたいものです。

そこで今回は、土佐・佐賀のブナシメジとヒラタケを取り上げましょう。

やはり秋らしいといえば、キノコ料理にかぎりますから。

 

 

早速、ブナシメジとヒラタケについて、少し調べてみました。

まず、天然物のブナシメジは、

秋にブナなどの倒木や切り株、

枯れ木などに群がるように生えるキノコなのだそうです。

しかし、天然物も今やかなり希少となり、一般に手に入るブナシメジは、

菌床で栽培された栽培物が大半なのだとか。

そして、今でこそシメジといえばブナシメジがポピュラーですが、

一昔前はシメジと言えば「ヒラタケシメジ」のことを指していたのだそう。

どちらも今回は栽培物ですが、

土佐・佐賀地区ではキノコ類の生産に力を入れており、

その価格のリーズナブルさと味の美味しさから、

人気の名産品となっているのだとか。

 

 

栄養価などについては、ブナシメジもヒラタケも、

ほとんど同じようなもののようですから、

以下については両方の栄養価と効能などを、

合わせてご紹介させていただきます。

まず、ブナシメジもヒラタケも、

オルニチンという栄養素が豊富なのだそうです。

オルニチンは、肝臓で働くアミノ酸の1つで、細胞分裂を活性化させ、

肌の新陳代謝を促進する働きがあるのだとか。

また、ビタミンB2も豊富で、

こちらにも肌や粘膜の再生を助ける作用があり、美肌効果もあるのだそう。

さらに、ビタミンB1も豊富で、

こちらにも髪や肌を正常な状態に保つ働きがあるようです。

さらにさらに、カルシウムの体内吸収を高め骨に沈着するのを助け、

骨粗鬆症の予防にも効果的なビタミンDも豊富ですし、

食物繊維も豊富ですから整腸作用もありますし、

前記のビタミンB2には動脈硬化予防効果もありますし、

免疫力を高め、疲労回復効果やガン予防にも効果がある

βグルカンも豊富ですし、

さらにさらにさらに、ダイエット効果、アンチエイジング効果、

デトックス効果まであるというのですから、どこまでスゴイんでしょう!

「キノコ好きの病知らず」という言葉があるのも、頷けるというものです。

 

 

では早速、調理してみましょう!

ちなみに今回は、シンプルにキノコそのものの旨みを味わいたいので、

「ブナシメジとヒラタケのバター醤油炒め」にさせていただきました。

まず、ブナシメジとヒラタケの石づきを切り、軽くほぐします。

お次はフライパンにバターを入れて溶かし、

ブナシメジとヒラタケを入れて炒めます。

キノコ料理は、最初はこんなに作ってどうすんのという量に見えても、

炒めているうちにアッという間にカサが減ってきますから、

たいてい大丈夫なものなのです。

ちなみに今回は、炒めている途中で、

隠し味に「司牡丹・本醸造・樽酒」も少し投入させていただきました。

これで一層、お酒と料理の相性がアップするってもんです。

よく火が通ったら、醤油を回し入れて、よくかき混ぜ、

醤油の焼けるいい匂いがしてきたら火を止めます。

器に盛り付け、青ネギの小口切りを散らして、もう完成です!

これは本当にシンプルで、簡単な料理といえるでしょう。

 

 

そして、この「ブナシメジとヒラタケのバター醤油炒め」のおいしさを、

さらに倍増させるには・・・

この時期旬の日本酒を合わせて楽しむこと・・・です!

今回はキノコ料理ですから、もはやコレに決まり!

「司牡丹・本醸造・樽酒」です。

キノコは「木の子」ですから、木の風味を持っていますし、

樽酒も日本酒を杉樽に浸けたものですから、

もちろん木の風味を持っています。

つまり、「似たもの同士は相性が良い」という

お酒とお料理のマッチングのセオリー通り、バッチリというわけです。

ちなみに樽酒にも、ブナシメジやヒラタケに負けないくらい、

なかなかの効能があるのです。

樽酒には、癒し、鎮静、自律神経調節などの効能がうたわれている、

セスキテルペン類が含まれていますので、

それらの効果が期待できるというわけです。

つまり、樽酒を飲むだけで、森林浴やアロマテラピーなどと

同じような効果が期待できるということなのです。

と、いうことは、キノコ料理と樽酒の組み合わせは、

お互いの美味しさを引き立て合うだけではなくて、

美容や健康の効果も倍増させる、

素晴らしい組み合わせだということになるわけです!

 

 

ではでは早速、「ブナシメジとヒラタケのバター醤油炒め」を、

いただいてみましょう!

う~ん、キノコの香りとバター醤油の香りが、

とってもいい匂いで、食欲をそそります!

パクリ・・・ムシャムシャ・・・

うん、おいしいです!

まずこの料理の、バターの油脂分と乳製品のやさしい甘みと

醤油の風味と塩分が、ブナシメジとヒラタケのキノコの風味と

相性がバッチリという点が最大のポイントでしょう。

さらに、共に炒めることによって、それらが見事に融合し、

木の子の風味に、より複雑な深みと広がりを与えてくれています。

ブナシメジとヒラタケの微妙な食感と味わいの違いも、

深みと広がりにバッチリ貢献しています。

ブナシメジはプリプリ、ヒラタケはモチモチという感じでしょうか?

 

 

そこに「司牡丹・樽酒」の常温(20℃程度)を、キュッと・・・。

うん。うまい!

やはり、樽酒とキノコ料理の組み合わせは、間違いないですね!

この料理に、さらに樽酒が加われば、ナチュラルな木の風味が倍増し、

まるで森林浴をしているかのように心地良い木の風味が膨らみまくり、

口中いっぱいに、全身に、心の奥まで沁み渡っていくように、

見事にたなびいていきます。

これは、交互にやれば、箸も杯も止まらなくなってしまう、

秋ならではのおいしさのフルオーケストラと言えるでしょう!




春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。


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