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「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2010年10月 : 第48回目




件名:【日本の旬を10倍楽しむ秘訣!】<48>


こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。


あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて10月も終盤となり、
土佐の高知はやっと今ごろ秋らしく涼しくなってきました。
涼しい食欲の秋になると、なぜか私は干物が食べたくなるのです。
そこで今回は、「メヒカリの一日干し」を取り上げましょう!


メヒカリという魚は深海魚で、
目が大きくてエメラルドグリーンに光ることから、
「目光」(メヒカリ)と呼ばれるようになったのだとか。
正式にはアオメエソと呼ばれ、福島県以南の海に分布し、
水深200メートルから400メートルの深海底に生息しています。


高知での旬は、
今ごろ10月くらいから2月くらいまでの秋冬。
頭や内蔵を取って一日干し(土佐では「ひいといぼし」と読みます。)
にしたものが主流で、
炭火などで焼くと
メヒカリに火がついてしまうこともあるほど脂がのっています!
しかし白身ですから脂がのっていてもアッサリしており、
身がホロリホロリと口の中でほどけてゆき、
それはそれは絶妙な味わいなのです!


ところでメヒカリは、
一昔前には深海底引きにかかる大衆魚だったようですが、
近年は全国各地で人気になってきているようで、
最近では高級魚の仲間入りをしているようなのです。
栄養素としては、目や肌に良いとされるビタミンAが特に豊富で、
一日干しで骨もそのままいただきますから、
カルシウムもたくさん摂取することができます。
また、魚の脂質特有の栄養素と言われるDHA(ドコサヘキサエン酸)や、
オレイン酸も豊富なようですから、
血液や脳にもいいと言えるでしょう。


と、いうことで、
早速「メヒカリの一日干し」を買ってきました。
ちなみに今回入手したメヒカリの一日干しは、
高知市御畳瀬(みませ)漁港のもの。
御畳瀬は古くから漁港として栄え、
干物の老舗が軒を連ねる由緒ある地域です。
御畳瀬産の天日干しは、
メヒカリの他にもニロギ、冲ウルメなどがあり、
これらは特に新鮮で絶品だと言われ、
高知では大変な人気ブランドとなっているのです。


では早速、焼いてみましょう!
・・・あぁ、干物の焼けるいい匂い!
ジュージューと焼ける音と沁み出す脂も、また食欲をソソります!
さあ、「メヒカリの一日干し」焼きの完成です!


そして、このお料理のおいしさをさらに倍増させるには、
秋が旬の旨みののった日本酒を合わせていただくこと!
秋限定の旬のお酒
「司牡丹・生鮮酒〈秋〉ひやおろし」(純米生詰酒)
がオススメです!


春先に搾られた純米生酒を、一度だけ加熱して直ぐに低温貯蔵。
暑い夏を越し、ゆっくり熟成されたそのお酒は、
そのまま(冷やのまま)瓶詰めされて出荷されるので、
「ひやおろし」と言うのです。
江戸時代にはツウの間では、
日本酒で最も美味しいのは「ひやおろし」だと言われていたほどで、
旨みタップリに熟成した味わいは、
まさに秋の旨みがのった食材との相性が、抜群なのです!


では、まずはメヒカリをパク・・・。
あぁ、おいしいっ!
芳ばしい干物の焼けた風味が広がって、
外側のチョコッと焦げ目がついた感じと、
脂の沁み出し具合、
中の身のホロホロ感が、絶妙!
しかもサスガは御畳瀬の一日干し!
干し加減も塩分も絶妙です!
メヒカリの淡白な白身の旨みと上品な脂の旨み、
さらに干物ならではの太陽の旨みと太平洋の塩っぱさが見事に調和して、
もはや「うまい!」の一言しかありません!


そこに「ひやおろし」の旨みタップリの味わいが加われば、
もはや無敵の最強タッグ!
お互いの旨みと風味が相乗効果で、
おいしさをお互いが高め合い、
まさに1+1が3にも4にもなる最強タッグとは、
こういう組み合わせを言うのでしょう。
交互にやると本当に止まらなくなり、
全身で、そして心から、
日本の秋を満喫できる組み合わせなのです!


春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!



■「司牡丹・生鮮酒〈秋〉ひやおろし」(純米生詰酒)は、こちらをクリック!
  http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/maborosi/hiyaorosi/hiyaorosi.htm

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