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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2007年9月 : 第8回目



件名:【日本の旬を10倍楽しむ秘訣!】<8>



こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。

あなたは【おいしいものをマズくして食べたいですか?】
そんな人がいるワケない?・・・でも、本当にそうでしょうか?
もしかしたらあなたも、知らず知らずのうちに、
おいしいものをマズくして食べているかもしれないのです!

このメルマガは、せっかくの日本の旬の本当においしいものを、
マズくして食べるようなことのないように、
一層おいしくして楽しむ秘訣を、月2回程度のペースでお届けいたします。

さて、秋分も中秋も過ぎて、季節はいよいよ食欲の秋全開です!
これまで当メルマガでは、旬の食材ばかりを紹介してきましたが、
1年中食べられる保存食や発酵食品にも、おいしいものは沢山あります。
日本は、旬の食材プラス、発酵食品も大変豊富な国なのです。
例えば塩辛などの酒肴、いわゆる珍味といわれる類。
こういう塩分の強い珍味類は、お燗酒でチビチビやるのが最高!
・・・ということで今回は、お燗酒が恋しくなるこれからの季節、
おいしい珍味とお燗酒をご紹介いたしましょう。

土佐の高知で珍味といえば、
それは何といってもカツオの塩辛「酒盗」(しゅとう)でしょう!
「酒盗」とは、新鮮なカツオの内臓を塩辛にしたもの。
赤ちゃんが産まれるのには十月十日かかりますが、
本当においしい「酒盗」も、熟成して商品になるのに、
同様に十月十日はかかるのだとか。
この長期熟成の間に、
専門的には幽門垂(ゆうもんすい)という内臓の一部が溶けて
旨味成分に変わるのだそうです。

そして、「酒盗」という名の名付け親は、
土佐藩第12代藩主・山内豊資(とよすけ)公というのが通説です。
カツオの塩辛のあまりのおいしさにお酒が止まらなくなり、
「こりゃ酒を盗みおったワイ!今より『酒盗』と名付けよ!」
と言ったのだとか。

さて、そんな土佐の「酒盗」の中でも、
特にオススメのおいしい「酒盗」を2つご紹介いたしましょう。
しかも2つとも、高知県出身の2人の直木賞作家に縁が深いという、
文化的にも歴史的にも価値の高い「酒盗」なのです!

ひとつは山本一力さんの著作、
司牡丹を題材にした時代小説「牡丹酒」にも登場する「福辰の酒盗」。
司牡丹と「福辰の酒盗」を江戸で売り出し、
評判になるというストーリーです。
ちなみに、JALさんの機内誌「SKYWARD」9月号にも、
「司牡丹・土佐牡丹酒」と「福辰の酒盗」と小説「牡丹酒」が掲載され、
羽田空港の売店でも好評販売中です。
その「福辰の酒盗」についての詳しくは、下記をご覧ください。

http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/TosaBotansyu/fukushin/fukushin..html

もうひとつは宮尾登美子さんの著作、「陽暉楼」(ようきろう)の「酒盗」。
映画化もされた有名な小説ですが、その「陽暉楼」とは、
現在も続く土佐随一の老舗料亭「得月楼」(とくげつろう)の、
明治3年創業当時の名前です。
そしてその「得月楼」の絶品名物が、この「酒盗」なのです。
「得月楼の酒盗」についての詳しくは、下記をご覧ください。

http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/TosaBotansyu/tokugetsuRou/tokugetsuRou.html

そして、これらの「酒盗」をいただくなら、日本酒しかあり得ません!
まずは「酒盗」を一口。
魚の変な生臭さはなく、カツオ本来の持つ旨みと、
漬け込まれた豊かな風味が、口中いっぱいに広がり、
トロリとした口当たりとコリコリッとした歯ごたえ、
そして優しい塩分が、何とも堪えられません。

ここで「司牡丹・土佐牡丹酒」(純米酒)のぬる燗(40℃程度)を、
一口クピリ・・・
くぅ〜〜〜〜ああ幸せっ!
カツオの旨みと豊かな風味が、この酒の旨みと絶妙に溶け合い、
口中いっぱいに膨れあがって、
次の瞬間、サ〜ッと爽やかに流れて消えていく・・・。
するとまた「酒盗」が欲しくなる。
「酒盗」を食すとまた「土佐牡丹酒」が欲しくなる。
・・・ヤバイです。ホントに止まらなくなります。
まさに「酒を盗みおったワイ」です!
この至高の組み合わせの妙を、是非是非、
たくさんの皆さんにご体験いただきたいものです!

ところで、ご紹介しました2つの「酒盗」は、
塩分も控え目で、大変食べやすくおいしいのですが、
「酒盗」に限りませんが、いわゆる塩辛には、
昔ながらの製造方法で、大変塩分が高いものも少なくありません。
考えてみると、本来は保存食ですから塩分が高いのは当たり前。
しかし、これをこのままいただくと、あまりの塩辛さで、
現代人にとっては強烈すぎますし、
あまりにも塩辛いと、日本酒の微妙な味わいも、
全てぶち壊してしまいかねないのです。

そういう「酒盗」に出会ってしまった場合はどうするか?
塩分が強烈に高い「塩辛」でもおいしくいただけるという裏ワザを、
コッソリご紹介しておきましょう。
まず「塩辛」をザルに取り、サッと流水で水洗いして塩分を抜きます。
そのままでは水っぽくなりますので、これに少量の日本酒をかけます。
それを小皿に盛って、お好みで針生姜などをのせ、
食べる時に、大きめの醤油皿などに入れた酢で、
ササッとシャブシャブみたいな感じで、洗っていただくのです。
これはとにかく、最高の酒の肴になります!
塩分の高い「塩辛」が、高級珍味に早変わりするという裏ワザですので、
是非とも一度はお試しください。

また、ごく少量の「塩辛」を、
クリームチーズの上にかけるという方法でも、
塩分をやわらげて、おいしい酒肴になりますよ。

春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
また日本は、大変おいしい発酵食品が豊富な国でもあります。
それら旬の食材や発酵食品を、わざわざマズくして食べることなく、
より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!


■ 「酒盗」などの珍味類に最適な日本酒、「司牡丹・土佐牡丹酒」(純米酒)はこちら。  
  http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/TosaBotansyu/TosaBotansyu.html

■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行       

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  http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/

■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
  http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan


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