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「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2007年5月 : 第1回目


件名:【日本の旬を10倍楽しむ秘訣!】<1>


こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。

さて突然ですが、あなたは【おいしいものをマズくして食べたいですか?】
そんな人がいるワケない?・・・でも、本当にそうでしょうか?
もしかしたらあなたも、知らず知らずのうちに、
おいしいものをマズくして食べているかもしれないのです!

このメルマガは、せっかくの日本の旬の本当においしいものを、
マズくして食べるようなことのないように、
一層おいしくして楽しむ秘訣を、月2回程度のペースでお届けいたします。

さて、世はまさに爽やかな新緑の季節、真っ只中。
「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」の言葉の通り、
土佐の高知では、いま初ガツオが旬の真盛りをむかえています。

カツオの旬は年に2度。
新緑の頃の初ガツオと、秋の戻りガツオがあります。
初ガツオは香りと鮮度の良さ、そして爽やかな味わいを楽しみ、
戻りガツオは脂ののったコクのある旨みを楽しみます。

ではここで、この時季ゼッタイに食べなきゃ損の、初ガツオのおいしさを
10倍楽しむ秘訣をお伝えいたしましょう!
土佐の高知といえば、「カツオのタタキ」を想像されるでしょうが、
今回ご紹介するのは、「カツオの焼き切り」です!

それもナント!温かいままで塩で食する「初ガツオの焼き切り」!
別名「カツオの塩タタキ」とも言いますが、
香りと鮮度の良さと爽やかな味わいを楽しむ初ガツオにはピッタリの調理法です。

まずカツオは鮮度の良いものを選びましょう。
カツオ選びの秘訣としては、
皮と身の間に青い筋のないものが鮮度が良いとされています。
また赤身のツヤが良いものも鮮度が良いとされています。

本当は、ワラ焼きにしたいところですが、
ここでは、ご家庭でも簡単にできる方法として、
フライパンを使った料理法をご紹介します。

新鮮な初ガツオ1切れ(1人前約150g)に塩(天日塩などが良い)を振り、
フライパンで焼くのですが、美味しく焼くための秘訣があります。
まず油をほんの少々使い、最初に皮の部分から、次に血合いの部分、
最後に身の部分という順序で焼きます。
焼き加減は、中身は生のままで、周りの部分がほのかに焼けた程度が理想的。
焼けたら温かいうちにスグに、1cm程度に分厚く切り分け、そして再び塩を振り、
柚子や仏手柑(ぶしゅかん:高知の名産の柑橘類)などの柑橘類の汁を
ギュギュッとタップリ搾りかけ、完成です。
お好みで、タマネギやシソなどの野菜を付け合せてもおいしいですよ。

あとは、とにかく冷めないうちに、大急ぎでいただくだけ。
初ガツオならではの香りと爽やかな甘みが、口中いっぱいに広がって、
まさに新緑の季節ならではの絶品の味わいです!

さらに!この「初ガツオの焼き切り」を、
10倍おいしくする秘訣があるのです!
その秘訣とは、この時季旬の日本酒、生酒を合わせていただくこと!
ビールを合わせてはダメですよ。
せっかくの初ガツオのおいしさが台無しになってしまいます。
ゼッタイに日本酒、それも生酒が最適なんです。
例えば「司牡丹・生鮮酒<夏>零下貯蔵生酒・純米酒」などがバッチリでしょう。

お酒は、あまり冷やし過ぎない14℃前後が理想的。
口中で膨らむ純米酒ならではの豊かなコクと旨味、
そして生酒ならではの爽やかな香りと後口が、
初ガツオの香りと鮮度の良さを一層引き立ててくれ、
口いっぱいにおいしさを膨らませて、後口をサラリと切ってくれます。

くれぐれもご注意ください。
初ガツオとこのお酒を交互にやると、あまりのおいしさに
止まらなくなってしまう危険がありますから。
他の飲み物では、これほどの相性を示すことはまず不可能です。
まさに新緑の季節ならではの至福のひと時と言えるでしょう!

春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、わざわざマズくして食べることなく、
より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!


■ 夏しか飲めない幻の酒!「司牡丹・生鮮酒<夏>零下貯蔵生酒・純米酒」はこちら。
  http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/maborosi/natsu/natsu/natsu.htm


■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行       

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